CV:浅利遼太
概要
ある日身分証明ともなるEDENアカウントをハッキングされ、身に覚えのない濡れ衣を着せられた上に自身が通う三ノ電高校でも孤立し、陥れた犯人を捜すべくハッカーになった(それどころか退学処分を下された為、事実上の無職)。
“ケイスケ” はデフォルトネームであり、名前の部分はプレイヤーで自由に変更可能。
EDEN内でトラブルに巻き込まれた所を、池袋にあるネットカフェ「フーディエ」を隠れ蓑に活動する「便利屋」のハッカーチーム『フーディエ』(中国の説話『胡蝶の夢』に由来)のリーダー・御島龍司に助けられたのをきっかけに、フーディエに加入して依頼をこなす傍ら、犯人捜索に至った。尚、物語の途中でリーダーに昇格している。
前作主人公とは異なり、コネクトジャンプを持っていない上に暮海探偵事務所所属ではない都合、デジラボの管理や依頼の承諾などはフーディエにあるPCから行う(フーディエのメンバーである特権として、PCは無料で利用出来る)。
デジヴァイスはVRゴーグル型であり、ハッカーらしくアイテムを使用する際にはホログラム画面を操作する様にして行う。
デジモンシリーズでも珍しい、本筋の物語と並行して進行する物語の主人公である(これまでにサイドストーリー的作品は秋山遼シリーズなどがあったが、あくまでもシリーズ間の空白期を繋ぐ作品として位置付けられているため)。
初めてのパートナーデジモンは、テントモン又はベタモン又はゴツモン。
性格
『普通』をコンセプトにした為か、前作の主人公と比べると色々と普通な所が多い(虫歯になってないのが自慢など)。
とはいえ、怯えるデジモンのためにデジモンバイヤーに食ってかかったりと、彼らに負けない正義感の持ち主であるのには違いなく、作中でも「底抜けのお人好し」(意訳)と評されている。
一方でPC画面から幼年期デジモンを購入出来る関係上、デジモンの売買に関してはそこまで抵抗がなく、デジモン達の側にもメリットがあると判断した場合は、彼らの意思を尊重するスタンスを取っている。
容姿
短い黒い髪に極めて四白眼寄りの三白眼の目と、劇中でもしつこいぐらい指摘されるモブ顔が特徴。
実際、表側主人公と違って現実的カラーはしているが……。
又、時々(・3・)な表情をしており、チャットでもアイコンキャラクターとして用いる。
前述のも含め前作の表側主人公と比べ、かなり自我がはっきりしている点が特徴(プロローグも彼のモノローグから始まる)。
余談
- 自身への評価
キャラクター紹介でも「主人公?」と表記され、物語序盤で「自分はヒーローではない脇役」と自虐的なモノローグが入るものの、劇中では第三者から「モブ」呼ばわりされても自分とは全く思わずそれらしき人物を周囲から探し、モブ呼ばわりしたキャラクターから「お前だよ」と突っ込まれてようやく気付き、ショックを受ける……などのシーンが度々見られる点から、意外にも自分の容姿に対し自意識過剰な面があると思われる。
- チャプター5にて
劇中でナンパするシーンでは“山科チカ”なる女の子と知り合い、選択肢に正解するとメル友になって貰える上に、ちゃんとメールも送って貰える様になる。
- 「フーディエ」に置かれている漫画のパロディ元
タイトル | パロディ元 |
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計算稼業 | 事件屋稼業(関川夏央) |
こちら豊島区梟公園前派出所 | こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治) |
SLAM TUNK | SLAMDUNK(井上雄彦) |
祓ゥせぇるすまん | 笑ゥせぇるすまん(藤子不二雄) |
僕物語!! | 俺物語!!(河原和音) |
ホルモンクルス | ホムンクルス(山本英夫) |
ONE PEARS | ONEPIECE(尾田栄一郎) |