マグナモン
まぐなもん
レベル | アーマー体 |
---|---|
タイプ | 聖騎士型 |
属性 | フリー(旧デジカではワクチン種) |
必殺技 | プラズマシュート、シャイニングゴールドソーラーストーム、エクストリーム・ジハード |
所属 | ロイヤルナイツ、メタルエンパイア(Dα-259)、ウィルスバスターズ(St-724) |
ブイモンが『奇跡のデジメンタル』で進化したアーマー体であるデジモン。
いかなる困難な状況に陥ろうとも、奇跡の力で切り抜ける事ができると言われ、身に纏ったクロンデジゾイドの鎧による防御力と究極体に匹敵、あるいは上回る攻撃力を併せ持つ。
そのため、一般に成熟期と同程度の力しか持たないアーマー体であるにもかかわらず、究極体レベルの戦闘力を持っている(X抗体を得たアーマー体は成熟期と究極体に分かれるがその究極体側の一体でもある)。
またロイヤルナイツの1人でもあり、防御力もあって、ロイヤルナイツの守りの要とも言われる。
肩の鎧は上に向いていることが多いが下に向けることもできる。
また、指は3本だが02アニメ(TVアニメ及び劇場版)でのみ指が5本になっている。
必殺技の「エクストリーム・ジハード」は、現在はその威力から自らのデータ損傷が速まる為に封印されたと言う設定が一部作品から追加されており、代わりとしてか新たな必殺技として、空間を急速圧縮し一気に膨張爆発させ、黄金のレーザー光で周辺の敵を一掃する『シャイニングゴールドソーラーストーム』を取得している。
実際に初登場の02本編のキメラモン戦でエクストリーム・ジハードを使用したが、たった1回の使用で戦闘続行が不可能になり、2回目はワームモンの力を貰ってパワーアップした状態で放ったが、その後すぐに幼年期に戻っているのでシャイニングゴールドソーラーストームの設定が作られる前から恐ろしく燃費の悪い必殺技だった。
アーマー進化自体がデジメンタルのエネルギーに依存している進化なので、そのエネルギーを極限まで引き出して放っている時点でクロスウォーズで大輔が言っていたようにマグナモンは進化の時間が短いと言うが、この技を使ったせいで進化を維持できる時間が大きく削られたのでは…?
この他、装甲からはプラズマ弾もしくは黄金のミサイル弾「プラズマシュート」を発射、強力なパンチとキック「マグナムパンチ」/「マグナムキック」などの必殺技を持つ。『デジモンワールド デジタルカードアリーナ』では光のバリアーを発生させる「ライトオーラバリア」を使用。
エクストリーム・ジハードが封印された設定が追加された理由は明言されていないが、時期がDIGIMONWORLD Re:Digitize Decodeであり、スカルグレイモンのグラウンド・ゼロ→オブリビオンバードと同時期に追加されたためメタ的には恐らく『グラウンド・ゼロ』、『ジハード』に名付けた当時とは別の意味が生じてしまったことによる都合と思われる。
なお、『テレビマガジングレート百科144 デジモンアドベンチャー02超進化大図鑑』(講談社・2000)では「ミラクルグリッター」表記(P36より)となっている。
ちなみに現在の公式図鑑のプロフィールからエクストリーム・ジハードを自ら封印した設定部分の文章が削られ、最初からシャイニングゴールドソーラーストームの設定があったような書き方がされている(2023年の頃に変更されたと思われる、ゲーム作品などに引用する時に長い文章になるからか?)。
前述の設定とは裏腹に初登場となる02ではTVアニメ、劇場版共に苦戦気味(一応、どちらも相手が特殊な相手であり、またアニメ作品で初登場時から苦戦してることは珍しくはない)かつ登場はその2回だけ、デュークモンの登場で設定されたロイヤルナイツのメンバーとしてもオメガモンやデュークモンに対して活躍が少ない傾向にあり一部ファンからいじられることも多いが、苦戦はしていても敗北(ケルビモンには一時的に戦闘不能にはされたが)はしておらず、一応無敗。
特にケルビモンは初登場の映画で同じ三大天使のセラフィモンと四大竜のホーリードラモンのような究極体の中でも上澄みの(しかも、ヴァンデモンやダークマスターズとの激戦を戦い抜いた歴戦のデジモンが進化した)2体を一撃で倒しているために寧ろマグナモンの進化元がまだ未熟だった時期のブイモンでは苦戦はしても仕方ないだろう。
寧ろラピッドモンとのタッグとは言え上澄みの究極体の2体を一撃で倒すようなデジモンを撃破しているのだから充分誇れる戦績である。
なお、DS版デジモンストーリーシリーズではアーマー体自体が完全体だったが、それ以外のゲームでは概ね究極体、バイタルブレスでも究極体相当となっている。
旧デジカではレベルⅣ(つまり成熟期)。
同じく奇跡のデジメンタルで進化するライノモンやメイルドラモン、ピーコックモンもクロンデジゾイドの鎧に身を包んでいるが、マグナモンがロイヤルナイツの一員である以上、それらとは比較にならない防御力を持っているのだろう(おそらくは相性の良いデジメンタルの組み合わせだからだと推測される)。
マグナモン(X抗体)
X抗体を吸収したマグナモン。究極体扱いであり、カードゲームでもLvが6に設定されていて、ジエスモンGX(BT-10-112)への進化資格を有する。
デジモンアドベンチャー02
CV:野田順子
TVでは、ブイモンが優しさの紋章が変化した奇跡のデジメンタルの力によってマグナモンに進化し、キメラモンと戦う。キメラモンに善戦するもパワーが維持できなくなり苦戦させられるがワームモンの力を得た事でキメラモンに勝利する。
この後デジメンタルは優しさの紋章に戻ったため以降登場していない。
(最終回直前の『最後のアーマー進化』の回で全員の全進化系が出たときもマグナモンだけ省かれていた)
映画の第1作ではホーリードラモンの生みだした奇跡のデジメンタルの力で進化し、ラピッドモンと共に悪のケルビモンと戦う。
ケルビモンに吸収され記憶を失うものの、記憶を取り戻しケルビモンともう1度戦い、最後はラピッドモンとの攻撃によってケルビモンを倒した。
キャッチフレーズは「奇跡の輝き」。
ちなみに大輔のブイモンが客演する場合はこのマグナモンが単体での最強形態として扱われることが多い。(PSP版デジモンアドベンチャー、デジモンクロスウォーズ3期など)
DIGITAL_MONSTER_X-evolution
CV:野田順子
戦うことは無かったものの、イグドラシルの忠誠は最後まで守っていた。
イグドラシルの実験体であるドルモンを捕獲するためにトコモンXを人質に取ったりと『02』のマグナモンとはボイスが同じとは思えない冷酷さを見せた(この時に捕らえたドルグレモンのコピーからデクスドルグレモンが大量生産された)。しかし、ドルグレモン抹殺に手こずるオメガモンに手を貸そうとしたりと義侠心をそれなりに持ってはいる模様。
世界が危機だという状況でイグドラシルの秩序を頑なに守ろうとするスタンスをアルファモンから非難されるが、混沌とした状況だからこそ「秩序は守られねばならない」と考えている。「ロイヤルナイツの守りの要」という異名は精神面にも表れていると言えよう。
デジモンセイバーズ
CV:鈴木達央
ロイヤルナイツの1人として登場。特に活躍は無し。
OPではデュークモン、ロードナイトモンと同様に飛び出していくシーンが見られたが、唯一目立っていたのがこのシーンだけだったと言える。
デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~
02から参戦した大輔のブイモンがマグナモンの姿で登場。
ヴェノムヴァンデモンの「ヴェノムインフューズ」を押し切り吹き飛ばす活躍を見せたが、時間が短い難点があったらしく、その後ブイモンの姿に戻ってしまった。
漫画版クロスウォーズでは、ロイヤルナイツの個体が出番がなかった為に愚痴っていた。
デジモンストーリーサンバースト・ムーンライト
ログインマウンテンのカオスエリアで入手できる奇跡のデジメンタルを手に入れるとブイモンが進化する事が出来、ロイヤルナイツの中では進化条件が一番緩い。
世代は完全体相当だが、ロイヤルナイツというだけあって根気強く育てればそれなりの活躍が期待できる。
ちなみに、前作ではデジアリーナのMCを務めていた。
デジモンストーリーサイバースルゥース
CV:高塚正也
ロイヤルナイツの一員。ドゥフトモン達が提唱する「パラダイスロスト計画」には、人間が本当に悪なのか分からない事もあり、中立派の位置にいる。
性格は非常に生真面目で、次元の穴が開いた際に一緒に飛ばされてしまった、はぐれた幼年期デジモン達を心配しており彼らがどうなったか次第で人間を滅ぼす側にも回る可能性があった。
渋谷デジタルシフトの最奥部にて、人間を信じるべきか悩んでいたが、はぐれたデジモンたちは以前保護したデジモンであったため主人公を追って現れたノキアが、前述の幼年期デジモン達を保護してくれていた事を知り、人間を信じる事を決意。たとえイグドラシルの意思に反しようとも、彼らを守る為に戦う事を誓う。
以降は味方側ロイヤルナイツとして協力してくれる。
プレイヤーも使用出来るデジモンで、自身の防御力を15%上昇させる光・魔法属性の全体攻撃の『シャイニングゴールドソーラーストーム』に加え、火・物理属性の全体多段攻撃の『プラズマシュート』を併せ持つ。
ステータスは防御力重視で、力・知力とも平均な上に前述の2つの必殺技が物理・魔法と分かれている為にプレイヤーによって、どの型になるかが戦うまで判別出来ないのが最大の強み。
SSの『奇跡』は10%の確率で被ダメージを75%減少するもので、マグナモンを複数並べた場合、(極めて低確率だが)同時に発動しダメージの100%減少=0ダメージにする事も可能。
これまでの作品では一貫してブイモンの最終進化系の一つであるロイヤルナイツの一柱という扱いをされているが、カードゲームなどでの進化先や進化元はバラバラである。
ちなみにマグナモンの指は3本となっているが、前述の通り02のTVアニメ、劇場版でのみ指が進化前と同じ5本になっている。当時の玩具やフィギュア、その他公式イラストでも指は3本になっており、アニメ設定画等でも3本なため理由は不明だがアニメに登場させた際に5本になったらしい。以降の作品ではアニメ作品でも指は3本に戻っており、02版の個体が登場したクロスウォーズでも3本だった。
アニメ設定を基にした『Figure-rise Standard』シリーズでは5本になっており、そのため劇中再現という意味では初立体商品化となった。
名前の由来はラテン語で「偉大」を意味する「magnus」。
マグナム弾は多分関係ない。繋がりも強いて挙げるならば、プラズマシュートがミサイル弾として表現されたり、マグナガルルモンの進化元になる事がある程度。
進化元
デジタルモンスターカードゲーム | アグモン/パタモン/ピコデビモン(St-724) |
---|---|
デジモンワールド_リ:デジタイズ(デコード) | アトラーカブテリモン |
デジモンワールド-next0rder-(インターナショナルエディション) | ラピッドモン(アーマー体) |
バイタルブレス(エンシェントウォーリアーズ) | エアロブイドラモン、ゴールドブイドラモン、サジタリモン、ディノビーモン、デジタマモン、パイルドラモン |
デジモンワールド-next0rder-(インターナショナルエディション) | ラピッドモン(アーマー体) |
(※)X抗体版はそれぞれ、『デジタルモンスターカードゲーム』ではクダモン(Bx-182)、『デジモンペンデュラムエックス3.0』ではタイガーヴェスパモン、キャノンビーモン、『デジタルモンスターX Ver.3』ではヘクセブラウモン、ホーリードラモンX、メタリックドラモン、ラピッドモンXから進化する。
デジフュージョン
(※)なお、マグナモンがパロットモン、シンドゥーラモン、ヤタガラモンと融合するとクロスモン、インペリアルドラモン(ドラゴンモード)と合体でインペリアルドラモン(ファイターモード)となる。
進化先
出典 | 進化先 |
---|---|
デジタルモンスターカードゲーム | ガルダモン(St-734)、ナイトモン(St-855)、パイルドラモン(St-256)、ボルケーモン(St-554) |
デジタルモンスターディープロジェクト | インペリアルドラモン(ファイターモード) |
デジモンストーリーロストエボリューション | ギガシードラモン |
ジョグレス進化
出典 | 進化先 | ジョグレス相手 |
---|---|---|
デジタルモンスターカードゲーム(Bo-1211) | マグナガルルモン | ハイブリッド体デジモン |
デジモンストーリーサンバースト&ムーンライト | アルファモン | ホーリーエンジェモンorドルグレモン |
- | スサノオモン | スーパースターモン |
デジモンワールド-next0rder- | インペリアルドラモン(パラディンモード) | インペリアルドラモン(ドラゴンモード) |
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