概要
レベル | 成長期 |
---|---|
タイプ | 獣型 |
属性 | データ |
必殺技 | メタルキャノン、ダッシュメタル |
携帯機の『デジモンペンデュラムX1.0』に初登場。
ドルモンなどの額にみられる「デジコア・インターフェース」は、デジモンの原型として実験の為に存在したと言われる「プロトタイプデジモン」の特徴であり。このインターフェースを使用すればデジコアの情報の改造が可能であるが、最悪の場合デジコア自体が機能停止する恐れがあり、使用されなくなった。
しかし、このインターフェースを通して「X抗体」を受け入れれば、デジコア最深部のデータを開放することができると言われている(ドルモンの“ドル(DORU)”は、“ドルシリーズ”「Digimon OR Unknown-monsters」と呼ばれる実験時の言葉の名残らしい)。
X-進化(X-Evolution)をするデジモンの代表格であるが、死のX-進化(Death-X-Evolution)する力も有する。これは“死んでもなお存在し続けようとする進化”と呼ばれ、死亡しても他者のデジコアをくらい続け、死に続け、生き続ける。なのでタイプは全てアンデッド型である。
しかし、これもまた、生きようとする本能に由来する進化機構である。
なお、初代『デジモンストーリー』では獣竜型という設定からか種族は『ケモノ』になっていた。
口から鉄球を吐くという成長期にしては珍しい技を持つ。
大きさは約70㎝(「ドルモン等身大ぬいぐるみ」より)
公式設定
デジモンクロニクル
額に旧式なインターフェースをもつ為、デジモンが発見される以前の実験用の“プロトタイプデジモン”ではないかと推測されている獣型デジモン。元々が戦闘種族であるデジモンの性格が強く表れており、闘争本能が高く、何にでもよく噛み付きよく吼えるが、一度噛み付いたものには馴れるらしい。
実験の時、デジコアの最も深い部分に、伝説の生き物“ドラゴン”の強い生命力のデータが隠されたらしく、強大なデジモンに成長する可能性をもつと言われている。
同作品の主人公、堂本コータのパートナーデジモン兼乗り物として登場し、オメガモンXによって敗れたのちに死のX-進化(Death-X-Evolution)によってデクスドルゴラモンに進化したが、分離し、アルファモンに進化してオウリュウモンと共にデクスモンに立ち向かった。
必殺技:鉄球を口から放つ「メタルキャノン」
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
額に旧式なインターフェースをもつ為、デジモンが発見される以前の実験用の“プロトタイプデジモン”ではないかと推測されている獣型デジモン。
元々が戦闘種族であるデジモンの性格が特に強く表れており、闘争本能が高く、何にでもよく噛み付きよく吼えるが、一度噛み付いたものには馴れるらしい。実験の時、デジコア(電脳核)の最も深い部分に隠されたと言われるデータは、伝説の生き物“ドラゴン”の強い生命力のデータであり、強大なデジモンに成長する可能性をもつと言われている。
必殺技は鉄球を口から放つ『メタルキャノン』。得意技:立ち止まって力を溜めてから放つ方が威力はあるが、突進しながらも鉄球を放つことが出来る「ダッシュメタル」。
関連種
ドドモン
世代 | 幼年期Ⅰ |
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種族 | スライム型 |
必殺技 | 小さな鉄粒 |
耳の生えた毛玉のようなデジモンだが、体毛は「ミスリルヘアー」という硬い毛で覆われている。
性質は凶暴で牙が生えていないにもかかわらず、噛み付く仕草で対象を威嚇する。そのせいか返り討ちに遭ってしまい、数が少なくなっている。
必殺技は口から吐く「小さな鉄粒」。
ドリモン
世代 | 幼年期Ⅱ |
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種族 | レッサー型 |
必殺技 | メタルドロップ |
足が生え、直進であれば早く進めるように。スピードが掛かると曲がれない。
耳はツノのように硬くなっていて、近接武器になった。性質は相変わらず凶暴で飼い慣らされる事を嫌がる。
必殺技は敵に突っ込みながら吐き出す「メタルドロップ」。
進化系統
幼年期Ⅰ | 幼年期Ⅱ | 成長期 | 成熟期 | 完全体 | 究極体 | 超究極体 |
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ドドモン | ドリモン | ドルモン | ドルガモン | ドルグレモン | ドルゴラモン | |
デクスドルガモン | デクスドルグレモン | デクスドルゴラモン | デクスモン | |||
ラプタードラモン | グレイドモン | アルファモン | アルファモン王竜剣(オウリュウモンとジョグレス) |
デクス系は謂わば、アニメシリーズでいう所の「暗黒進化」に相当する。ドルガモン系は死のX-進化(Death-X-Evolution)こそしていないが、凶暴性は段違いであり、最終進化のドルゴラモンは破壊の権化あるいは究極の敵の化身とされており、どちらも危険な進化である事に変わりない。
『クロニクル』での正規進化は一番下のラプタードラモンからアルファモンへと至るルートとなっているが、如何せんラプタードラモンとグレイドモンの知名度は低い上に、ドルガモンとドルグレモンの方が正統進化に見えてしまう為か、『X-evolution』のように成熟期と完全体がドルガモンとドルグレモンという例も少なくない。恐らく破壊の権化と聖騎士は表裏一体というメッセージという強める為に『X-evolution』ではあのような進化ルートになったのだろう。
作品での活躍
DIGITAL MONSTER X-evolution
CV:高山みなみ(アグモン役に続き、主役を張った回数はシリーズでも多い方である)
主人公。X抗体を狙いレオモンに追われたり、X抗体の蔓延したNEWデジタルワールドにとって危険な「選ばれなかった者」としてマッシュモン達に迫害されたりなど、過酷な日々を送っているが、その正体はイグドラシルの用意した「実験体」デジモン。
自分とトコモンを庇い倒れたメタルガルルモンXの姿を前に叫びと共に光に包まれ、ドルガモンに進化し、続けてドルグレモン、アルファモンへと進化した。
アルファモン王竜剣の姿でデクスモンと相打ちになり、退化してドルモンの姿に戻った。
最後にオメガモンXにイグドラシルが討たれ、再生したNEWデジタルワールドでトコモンXと共に無事な姿を見せた。
それでも自分の命よりトコモンを優先する優しさを持っており、もしウォーグレイモンXやデュークモンに出会っていなければ、デクスドルゴラモンになっていた危険性すらあった。
デジモンストーリー
テイマーランクを上げると入れるうらそうびショップの門番を務める。
デジモンワールド リ:デジタイズ
『デコード』で追加されたシナリオ、「慟哭のX抗体編」にて登場。
ムゲンマウンテン内では「X-evolution」と同様にアルファモンに進化し、100Fでのイグドラシルとの戦いをアシストしてくれる。
デジモンリアライズ
CV:江口拓也
柊拓己のパートナーデジモンとして登場。なお、パートナーデジモンとして登場するのはこれが初である。
拓己のために尽くそうという思いが強く、本心ではもっとエリスモン達と遊びたいとも思っているが、拓己に合わせようとする余りその本心を隠し通そうとするなど、多少無理している節がある。
シーズン2に突入してからは拓己共々姿を現さなかったが、第5章にて再登場した時には、何故か主人公達と敵対する意思を見せている。
ドルガモン、ドルグレモンに進化するのは上記の作品群と同じだが、究極体へはガイオウモンに進化している。