概要
レベル | 成長期 |
---|---|
タイプ | 哺乳類型 |
属性 | データ |
必殺技 | ライトニングファー、ケンザンダイブ |
スマホ用アプリゲーム「デジモンリアライズ」(現在は配信終了)で初登場し、主人公であると同時にプレイヤーのパートナーデジモンとして活躍した成長期デジモン。
名前の由来は、フランス語でハリネズミを意味する「エリスン(hérisson)」から。
デジモンカードゲームではドルモンと一緒に電車に乗っているイラストが見られる。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
ハリネズミをモデルとしたデジモン。好奇心旺盛で物事に熱中すると周りが一切目に入らなくなるが、警戒心は強く、怖いと感じると針のように硬い針毛を逆立てて危険が去るまで丸まってやり過ごす。ただし打ち解けた者にはよく懐き、針毛の中に隠したお気に入りの宝物を見せてくれる。過去に何度かいたずらされたことがあり、テイルモンを見ると少し身構えてしまう癖があるようだ。
必殺技は、閃光を纏わせた針毛を撃ち出し相手を攻撃する『ライトニングファー』と、ボールのように身体を丸めて突進する『ケンザンダイブ』。
活躍
デジモンリアライズ
CV:種田梨沙
主人公(プレイヤー)のパートナーデジモンとして登場。一人称は「ボク」(ラセンモン進化時は「俺」)。
プレイヤーが電車内で眠っている時に、デジタルポイントの世界に入り込んでしまい、スパイラルに襲われたプレイヤーを助けたいという想いから、スマートフォンから幼年期のプスリモンとして出てきて進化する。
リアルワールドの世界の事を全く知らず、好奇心旺盛である事は公式設定と変わらない。また公式設定とは違い、新城ミチのテイルモンを見ても怖がる様子はない。これは武之内空のピヨモンと高石タケルのパタモンとの関係とほぼ同じである。ココアとたい焼きが大好物。
スパイラルに過敏に反応してしまう事があり、完全体のスティフィルモンに初めて超進化した際、暴走。さらにスパイラルはエリスモンの身体そのものまでに影響を及ぼし、行動までもが支配されてしまい暗黒進化をしてしまった。
実はリアライズのエリスモンは、スパイラルがリアルワールドとデジタルワールドに対して、己の存在を示すために産み出された個体であり、データ化する際にデジタマ化してしまったものである(よって、デジモンに限りなく近い模倣品といった方が正確)。
しかしスパイラルの悲しみや憎しみを受け入れ共存しラセンモンに究極進化。スパイラルを消滅させるとともにデジタマへ戻ってしまうが、本来のデジモンとしての能力を持つようになり、シーズン2にて復活し究極進化出来るようになった。こちらでもスパイラルの気配や感情を読み取る能力は健在。
スパイラル
デジモンの姿を模した謎の存在で、サイケデリックな多面体がデジモンの形を取ったような姿をしており、常に電子音のような音を発する。
出現するとデジタルポイントと呼ばれる特殊空間が発生し、デジモンの凶暴化やデジモンの進化に干渉して暗黒進化させるという現象を引き起こす。もし、後者を引き起こした場合は該当デジモンは元には戻らず、デジタマに還元して転生させるしか方法はない(例:スカルグレイモンに暗黒進化したティラノモン)。この他にもダークエリアに干渉してルーチェモンへ干渉して復活を誘発したらしい事が示唆されている。
その実態はデジタルワールドとリアルワールドの境界で生まれたデジタル生命体で独立した自我は持っておらず、統合意思によって動く存在である。当初は粒子のような姿をしており、それだけで完結していた存在であったが、やがて彼らは他者に認識してほしいという「寂しさ」の感情を得てしまう。そこでデジモンの存在を真似てみたものの、『デジモン』にもなりきれなかった為、エリスモンを作り出す。
この為にエリスモンは成熟期に進化する際にはスパイラルの粒子を、ラセンモン激昂モードに進化する際には大量のスパイラルを吸収する事が出来たのである。
しかし、エリスモンはスパイラルから生み出されながら、デジモンという『個』を得てしまった『統合されぬもの』として破棄されてしまい、リアルワールドの生活で誰を真似る必要もない姿や自由なあり方などスパイラルには無いものを次々と得てしまう。
そこで彼らはエリスモンを再び器に選び、スティフィルモンに干渉しただけでなく、激昂モードへの暗黒進化を誘発させた。これこそが彼らの言う他者に認識されうる『器』であったのだが、エリスモンという感情の塊を得てしまったので自分を認めない世界への怒りや破壊衝動のままに暴れまわってしまう。最期はエリスモンとしての心がラセンモンに進化した為に自己崩壊を起こして消滅した。
その後、デジタマに還ったエリスモンの夢に現れ、デジタマから生まれ出ようとする彼を送り出した。
シーズン2
シーズン1で倒されたにもかかわらず、シーズン2ではデジタルワールドとリアルワールドの両方で再び出現が確認されてしまう。これにより四聖獣、ロイヤルナイツ、三大天使の間で軋轢が生じ始めるが、協議の末に三組織は協力関係となり、スパイラル討伐に向けて活動を開始する。
双見英司は新海沙羅と柊拓己にスパイラルキャッチャーというアプリでスパイラルを集めさせ、デジモンのデータの一部の強奪や麻痺などの特性を与えて私兵として投入した。
その後、人間やデジモンの上辺だけ真似る能力やスパイラルを破壊すれば、破壊した近接対象に分解プログラムを発するという更なる特性を与えられ、これを効果的に利用して(三大天使には分解プログラムのプロテクトを既に作成しており、対策済みであった)英司は神の領域へアクセスした。
神の領域にアクセスした英司の背後には個としての自我を獲得した『スパイラル・オリジン』(他の個体と違ってエリスモン以外の存在と会話ができる)がおり、エリスモンの干渉は筋違いとして他のスパイラルへの交信を拒否するなどして暗躍していた。その目的は神の領域を掌握し、真にスパイラルの世界を作る事で英司はその為に利用されていたに過ぎなかった。
スパイラルの形状
- ツノモン型
- ツメモン型
- ソーラーモン型
- ハグルモン型
- ケラモン型
- ゴツモン型
- ヌメモン型
- シードラモン型
- ウッドモン型
- バケモン型
- ティラノモン型
- ウィザーモン型
- ガードロモン型
- ユキダルモン型
- クワガーモン型
- クロックモン型
- スカモン型
- ベジーモン型
- ペックモン型
- サンフラウモン型
- スカルグレイモン型
- ピコデビモン型
- タンクモン型
- スターモン型
- デスメラモン型
- ガオモン型
- ピッコロモン型
- トノサマゲコモン型
- ライラモン型
- ホエーモン型
- タイタモン型
- ブレイクドラモン型
- サーベルレオモン型
- プレシオモン型
- インフェルモン型
- ディアボロモン型
デジモンゴーストゲーム
CV:宮原弘和
第29話に登場。デジモンアニメシリーズでは今作が初登場となる。一人称は「俺」。
トロピアモンによって発生した毒の霧のせいでデパートに閉じ込められた清司郎を助けるべく、廃線になった地下鉄の線路を歩く宙達と遭遇。デパートに入れる抜け道を案内した。
またデパートに大量発生したコドクグモンたちによって住処を荒らされてしまったようだ。