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クロックモン

くろっくもん

バンダイの育成バトルゲーム『デジタルモンスター』に登場するデジモンの一種。
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概要編集

公式設定

世代成熟期
タイプマシーン型
属性データ
必殺技クロノブレーカー
得意技イヤーバースティング

アナログ式目覚まし時計型のロボットの上に人間のようなものが合体したような見た目のコンピュータのタイマーを司る「時の守護者」と呼ばれるマシーン型デジモン。


コンピュータやネットワーク全ての“時間”と“空間”を管理しており、1900年~1999年の間であれば、自在に時間を進めたり戻したりすることができる。という非常に危険で恐ろしいが中途半端な能力を持っている(2000年以降はどうなるのかは不明だが、デジモン公式ウェブのTwitterでは「できた」になっているため誤植でなければ既にできないと思われる)。


常に中立の立場を保っており、ワクチン・ウィルス間の争いには関与せず、もしこの均衡がどちらかに傾いたとき、デジタルワールドは崩壊すると言われている。

必殺技は敵の体を流れる“時”を破壊し、再起不能にする『クロノブレーカー』。


認知されるようになったのはデジモンペンデュラム5だが実はデジモンワールドで初登場しており、その時は画面左上に小さく映る時計担当という役割でさらに他のデジモンと違ってCGモデルはなく、雑魚キャラとして登場する事はないのでゲーム中で名前が表記されず、説明書や攻略本でもクロックモンを紹介していないので名前が長らく不明であった(あるいはデジモンと思われなかった)。


アニメ作品では編集

デジモンテイマーズ編集

CV:小栗雄介

光の柱に吹き飛ばされた留姫たちが無数の歯車が動いている空間で出会ったデジモン。

ハグルモンと行動を共にしており、封印されていたメガドラモンの監視を行なっていた。秋山遼とは知り合いのようだ。


デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~編集

CV:丸山優子

この作品に登場する個体は人型部分がなく針の色が異なるデザインで登場。


時計屋のおやじのパートナーデジモン的な役割をし、別次元の英雄達召喚したり、一時的とは言えハンター達のクロスローダーの力を借りて歯車型のバリヤーを発生させてクオーツモンの攻撃を防ぐなど侮れない能力を持っている。


正体は不明だが時計屋のおやじの正体があのデジモンで彼の目的の一つの「弟を探す」とまるで弟のようにじゃれる姿からファンの間ではあのデジモンの生まれ変わりではないかと言われている。


ちなみにクオーツモンの世代はクロスウォーズ登場当初からして究極体という設定である他、クロックモンのデジタルワールドを崩壊させうるという設定があるものの、現時点では最終進化系がクオーツモンなのかは不明。


デジモンゴーストゲーム編集


今 何時?

「今、何時…?」

「俺はなぁ…人間から盗んだ時間を見るのが最高の喜びなんだ…!」


CV:岩田光央

予告PV及び第1話に登場。原型デザイン版は「テイマーズ」以来20年ぶりのカムバック登場となった。

公式イラストや『テイマーズ』のものと比べるとロボット部分が一回り大きくなって、バランスが取れたフォルムになっている。

また、人型部分の目が小さめに描かれており、今作のホラーテイストな作風も相まって顔立ちがより不気味である。


巷で噂の都市伝説口縫い男の正体。

『クロノブレーカー』を応用し、人間やデジモンをハンマーで殴ることで相手の「時間」を盗むという怪奇事件を繰り返し起こしていた。時間を盗まれた対象は強制的に成長を施され、人間が対象の場合急速に老化・衰弱してしまう。


女子学生が被害にあったことで立入禁止になっていた葉櫻学園の講堂に興味本位で入ってしまった天ノ河宙とその友人・野村コタロウの前に現れて襲撃、コタロウの時間を強奪した。

宙だけはすんでの所で助かったが逃がすつもりは無かったようで、執念深く夜を待って宙の部屋に再び襲撃しに現れる。だがその前に宙の元に現れていたガンマモンに迎撃され、公園に場所を移して交戦。


そして、他の被害者同様にガンマモンから時間を奪おうとするが、その際浮かび上った恐ろしい未来の姿の幻影を見て、自分自身が恐怖に慄いてしまう。

その隙に機転を利かせた宙によって、自身の力場に投げ入れられた栗の木の枝が急成長したものをぶつけられ、ガンマモンを解放される。


そして、ガンマモンの必殺技『ブレイクロー』でダメージを受けた事でこれまで奪ってきた「時間」を口から吐き出してしまい、「お前たちの時間、必ず奪ってやる」と捨て台詞を吐いて逃げていったが…。



「そうだ!リベンジさ! 今度こそ、お前の時間を味わい尽くしてやる…!」


第9話にて再び登場。

宙の時間を奪う事を未だに諦めておらず、前回の復讐がてら時間を操作して執拗に宙の時間を飛ばして時間感覚を狂わせ、苦しめ尽くした末に一人になる瞬間を虎視眈々と狙っていた。


そして狙い通り図書館で一人になり、平衡感覚さえも狂って立てなくなった宙を襲撃するが、駆けつけたバクモンのホーリーリングの力により宙の呪いを解除され、ガンマモン達も駆けつけたことで戦闘になる。

やむなく危険を承知で『クロノブレーカー』をガンマモンに放つが、怒ったガンマモンから再び出現した黒い幻影に吹っ飛ばされ、『クロノブレーカー』のエネルギーも叩き返されてしまう。


「助…けて…助けてくれー!!」


暴走した自身の力に時間を破壊されて体がみるみると朽ちていき、必死に助けを求めるクロックモンに対し、宙は救出を敢行。

ベテルガンマモンが心肺蘇生の要領で放った「ソルブロー」の連続攻撃で物理的に時計の針を逆回しにした事で時計が正常になり沈静化、さらに奇跡的に実体化を果たした(これについてボコモンは、ベテルガンマモンの熱い思いが奇跡を起こしたと推測している)。


その後、助けてくれた宙達に恩義を感じ、時間を奪われる怖さと苦しみを身をもって味わったクロックモンは反省。助けられた以上もう人間を襲えないと改心し、透明化を訓練するためにボコモンの下でしばらく暮らすこととなった。


その後無事に透明化も習得し独立したようで、その後も時折登場している。

第13話では何者かサラマンダモンを殺害した現場を目撃したモニタモンを連れて再来し、宙達に事態を伝えている。

第18話では本人の出演は無かったが、宙の元を訪れたホークモンから名前が上がった。

どうやら「困った事があったら天ノ河宙を頼れ」「宙なら断らない」とデジモン達に触れ回っているらしい。


第23話ではデジモン凶暴化事件の対処に奔走しており、『クロノブレーカー』で凶暴化したデジモンの動きを止め被害拡大を食い止めていた他、人間の研究者の部屋に侵入し原因となっていたデジモンを救出した。


第32話では、街の見回りをしており、新人デジモン(ベツモンに成り代わられて名を失ったガンマモン)に「初対面の挨拶で他人の名前を騙るとは感心しねぇなあ」「厄介ごとを起こすんじゃねぇぞ」というなど、すっかり落ち着いた人格となっている。

入れ替わりの大騒動を起こした大量のベツモンを最終的に引き取って教育を行うことにした。


その後はオウリアモンの今後の人間界での生活の相談やフジツモンの捜索等に協力したが、第63話にてクオーツモンの騒動が終わった後、何者かの呼びかけで逃げるようにデジタルワールドから人間界にやって来る大量のデジモン達を見て危機感を覚え、宙達に知らせに来た。


そしてデジタルワールドで発生した異常を解決する為に「声の主」に会いにいった宙達が不在の間に騒ぎを起こすデジモン達の鎮圧を行い、双方の世界の繋がりが元通りになった後は幼年期デジモン達を教育する為の青空教室を開いている。


ちなみに演じた岩田氏はデジモンアドベンチャー:にもメフィスモン役で出演したが、そちらでは音声加工などのせいで何を言ってるかも聞き取り辛い状態だった。一方本作では流暢に話し、音声も聞き取りやすかったが、喉の調子のせいか妙に掠れたような声になっている。


進化ルートの一例編集

チョロモンカプリモンソーラーモンクロックモンピッコロモンジジモン


関連タグ編集

デジモン 成熟期(デジモン) マシーン 時計 目覚まし時計

エアドラモン・・・とんでもない設定を持つ成熟期仲間。

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