概要
公式設定
世代 | 成熟期 |
---|---|
タイプ | 幻獣型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | スピニングニードル |
得意技 | ゴッドトルネード・ウイングカッター・テイルウィップ |
巨大な翼を持つ竜のようなデジモン。
空中からの攻撃が得意で鳴き声で嵐を呼び、翼を羽ばたかせて竜巻を起こす事ができる。
荒々しい性格だが知能は高く、神に近い存在と言われている。
必殺技は翼から風の刃を発生させては敵を切りつける「スピニングニードル」。
成熟期だが完全体や究極体よりも先に神に近い存在という設定がされたトンデモ設定なデジモン…だが、デジモンの総数が増えて「神」と言っても等しい力を持つデジモンがゴロゴロいる現在となってはほぼ死に設定である。ただ後述する「ゴーストゲーム」にて少し取り上げられた。
アニメ作品での活躍
デジモンアドベンチャー02
デジモンカイザーに操られたデジモンとして度々登場。彼の乗り物としての出番が多い。
なお、第13話ではハンギョモンが信仰する神とは別の神が使わした存在として別個体が登場。しかし、エンジェウーモンのヘブンズチャームでイービルリングが破壊されるどころかまさかの本体ごと爆散という末路を辿った。
敵を殺さずにカイザーの支配から解放するという02の作風に思いっきり反しているのだが、そこら辺に対するフォローはない。そもそも13話の個体がエアドラモンそのものだったかどうかは非常に怪しい所である(ハンギョモン側があからさまにクトゥルフ陣営を意識していることから、敵対者であるハスターの眷属を意識したのであろうか?)。
海外の選ばれし子供であるテータムのパートナーとして別個体が登場。
とまあ扱いにブレのあったデジモンだが、デジモン版ポケモンキッズである「デジモン大集合02」第2弾にてラインナップに加えられたことがある。
デジモンフロンティア
ロイヤルナイツに対抗するために立ち上がったデジモンとして3体登場するが、呆気なく倒されてしまう。
デジモンセイバーズ
聖なる都近辺の森に住むデジモンとして登場。
デジモンゴーストゲーム
「俺は神も同然。この姿を見れば、人間どもはありがたがり、拝む!…である」
CV:置鮎龍太郎
第38話に登場。
ガンマモンのつたない説明で宙が危機に瀕しているらしいことは察したものの、既に夜だったために鎌倉まで移動する手段が無かった瑠璃に、移動手段としてアンゴラモンが引き合わせた。
後から呼び出されたらしい清司郎・ジェリーモンを含めた4人を乗せ、鎌倉に運んだ。
「神に近い存在」という公式設定に合わせてかやたらプライドが高くて態度が大きく、「それ」「そいつ」呼ばわりすると睨みつけて威圧してくる。語尾に「〜である」とつける王様口調で話す。
だが最終的に瑠璃とは打ち解けた様子。
実はエアドラモンが明確に味方サイドで出るのは非常に珍しい。
人間の乗り物役として登場したのは02のオマージュだろうか。
そして早速、次話の第39話でも登場。バクモンやマミーモンと並ぶ協力者ポジションとして準レギュラー入りを果たす。
宙が連れてきたギュウキモン(リュウダモン)が引き起こした事件を止める為に瑠璃&アンゴラモン、バクモンを宙達のいる合宿地の島へと送り届けた。自身もギュウキモンの危険性を理解しているが、覚悟の上で助けに向かう瑠璃の勇敢さに、彼女をますます気に入った様子。
55話では、バステモンの能力で操られた宙達を救うために、瑠璃が助けを求め、マタタビと同じ作用を持つ野菜を撒き散らし、状況を打開する一手を担った。その後は、バステモンに操られたラモールモンとラモールモンを抑え込むので精一杯なカノーヴァイスモンを見てばっかりのところをエスピモンの『モットボム』との同時攻撃で『スピニングニードル』を放つもバステモンに交わされ跳ね返された。
進化ルートの例
進化元
- ベタモン/ツカイモン/ピヨモン(Bo-131)
- ワームモン(St-144)
- ペンモン(St-463)
- アグモン/ゴツモン(St-529)
- プロットモン/フレイモン/ゴブリモン(St-775)
- ホークモン/パタモン/ブイモン(Bo-1102)
- クダモン(DM-074)
- リュウダモン/ファルコモン(DM-210)
- モノドラモン(サンバースト・ムーンライト)
進化後
- メガドラモン※究極体はデジライズではゴッドドラモン、サンバースト・ムーンライトではダークドラモン
- ギガドラモン(Bo-186)
- ガルダモン(Bo-194)
- シルフィーモン(Bo-336)※エアドラモン+ネフェルティモンのジョグレス体
- ピッコロモン(St-474)
- メガシードラモン(St-534)
- フェレスモン(St-803)※エアドラモン+ヤシャモンのジョグレス体
- サンティラモン(St-806)
- エアロブイドラモン(Bo-1113)※エアドラモン+エクスブイモンのジョグレスでも誕生する。
- メタルグレイモン/ウイングドラモン(ハカメモ)
- カラテンモン(ロストエボリューション)※アヌビモンが究極体
- デラモン(Bo-1089)※エアドラモン+モジャモンのジョグレス体
- ライズグレイモン(DM02-063)
- インペリアルドラモンD(デジモンクロスローダーのデジクロス)ブイモン+エアロブイドラモン+エアドラモン+シードラモン
余談
シリーズ初代の『デジタルモンスター Ver.1』に登場した所謂初代組成熟期であるが他のデジモン達はグレイモン、シードラモンのように割と初期から直系の究極体までの進化ルートが存在したり、でなくともティラノモン、デビモン、メラモンのような亜種までいるがこのエアドラモンだけは未だに明確な進化ルートや亜種はいないなど不遇な扱いを受けている。
しかもゲームなどでハブラレる事も多く、メイルドラモンさえ拾っているバトルスピリッツにすら登場できていない。そんな中、同期の不遇デジモンの代表?扱いだったティラノモンは最終進化にダイナモンやティラノモンの名を冠する究極体のラストティラノモンを得て不遇から脱却し、ヌメモンすら究極体への進化ルートがあり、加えて令和ではデビモンもネオデビモンを得たダンデビモンというデビモンの名を冠する究極体を得た中、令和になってもエアドラモンだけが取り残された状態となった…繰り返すが、これで初代組である。
強いてあげれば身体の基本造形、設定のマッチぶりから、メガドラモン/ギガドラモン、ゴッドドラモンが進化先に設定される事が多い。
関連タグ
クロックモン・・・とんでもない設定を持つ成熟期デジモン繋がり。上記のゴーストゲームで共演も果たしている。