概要
レベル | 完全体※ |
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タイプ | 大天使型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | ホーリーアロー、ヘブンズチャーム |
所属 | ネイチャースピリッツ、ウィンドガーディアンズ、ウィルスバスターズ、ヘブンズヘル(※) |
(※)携帯機「デジモンクロスローダー」より
美しい女性の姿をした大天使型デジモン。天使族デジモンのヒエラルキーにおいて下級三隊「精霊」第八位に属する。
初登場は『デジタルモンスター Ver.S』。
デジモンの中でも早いうちから完全な女性型デジモンとして登場し、清楚でありながらレオタードっぽい衣装の悩ましいデザインから、多くのファンを抱えるデジモンでもある。
初登場時としては衝撃的なデザインのお色気枠として話題となった。
後に登場する多くの女性型デジモンの草分けの一体(他の候補としてリリモン・レディーデビモン)でもあり、女性型デジモンの路線を決定づけたキャラクターでもある。
レディーデビモンとは、完全体の女性タイプで堕天使型デジモンでウイルス種と、似た要素と真逆の性質を持つことから、双方ともライバルとして起用されやすい傾向にある(『クロスウォーズ』ではエンジェウーモンの闇落ちした姿という扱いである)。
必殺技・得意技
- ホーリーアロー
左腕のグローブが肥大化し、側面の翼が弓を形成。
雷撃の矢を敵に放って貫く必殺技。
『02』ではネフェルティモンのロゼッタストーンに向けて放ち、破片でベリアルヴァンデモンにダメージを与えた。
ただし、この描写はアニメ版が初出であり、公式絵では右手のグローブがない方に装着している弓という扱い。『超デジカ大戦』(D6-39)や『デジモンコレクターズ』など公式絵を踏襲したイラストもチラホラ見られる。
『デジタルモンスターカードゲーム』ではこれを基にしたアイテムカードが登場(St-484)。矢も実体を持っており、能力「くうちゅう」を持つ堕天使型を除いた天使系デジモンが使用できるカードとなっている(例外としてサジタリモン(Bo-569)も使用可能)
- ヘブンズチャーム
相手デジモンが邪悪であるほどに強い効果を発揮する、美しさと優しさのエネルギーによる光線である。
アニメやゲーム作品では十字架に似たエネルギー波を発射している。
『デジモンバトルクロニクル』ではホーリーチャームの名前で登場。周囲に十字架型のビームを拡散する技となっている。
また、指先からはビームを発射できる他、『デジタルモンスターカードゲーム』(St-258)では投げキッスのようなポーズでビームを放っている。
- セイントエアー
虹色の粒子を降らせて味方を癒し、敵の動きを封じる。
『アドベンチャー』第37話では光のリングを作り出し、そこにパートナーデジモンの必殺技を叩き込んでホーリーアローの威力をアップさせるという応用のされ方をした。
『デジモンストーリー超クロスウォーズ』ではヘブンズキュアの名称で登場している。
- 光の矢
『デジモンアドベンチャー』第38話にて使用。弓に矢を番えて八神太一に放つ事でアグモンをウォーグレイモンに進化させた。
- ホーリーキック
サマーソルトキックを放つ。
『デジモンバトルクロニクル』が初出。
- ホーリーチャージキック
エネルギーを込めて前方に直進する蹴りを放つ。
『デジモンバトルクロニクル』が初出。
- ホーリーアタック
急降下蹴りを放つ。
『デジモンバトルクロニクル』が初出。
- ホーリーダッシュ
前方に高速で蹴りを放つ。
『デジモンバトルクロニクル』が初出。
- フライングキック
空中で放たれるキック技。
『デジモンバトルクロニクル』が初出。
- エンジェルウイング
翼を輝かせ、側転から攻撃を放つ技。
『デジモンオールスターランブル』で使用された。
- ホーリースラップ
平手打ちを浴びせる。
『デジモンセイバーズアナザーミッション』が初出。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
美しい女性の姿をした大天使型デジモン。以前は天使型と分類されていたが、その能力の高さから大天使型と判明した。特徴として、成熟期の天使は6枚の羽を持ち、完全体の天使は8枚の羽を持っている。
性格はいたって穏やかだが、まがったことや悪は許しておけず、相手が改心するまで攻撃の手を緩めることはない。その精神とパワーから、デジタルワールドの女神的存在と言われている。
必殺技の強力な雷撃『ホーリーアロー』は別名「天誅」ともいわれ、また、美しさと優しさの詰まった必殺光線『ヘブンズチャーム』は、デジモンの悪しき力が強いほど効果を発揮する。
エンジェウーモンX抗体
レベル | 完全体 |
---|---|
タイプ | 大天使型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | グランドホーリーアロー、ヘブンズチャーム |
公式イラスト | 姫野かげまる |
初登場 | デジタルモンスターX Ver.3 |
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
自身が持つ神聖な力が増幅され、エンジェウーモンが触れた火・地・風・水、それぞれのエレメントに清らかな気を流すことができる。それにより、火は邪を追い払う効果を得て、大地はたちまち芽が出て花を咲かせ、水は清浄され、風は触れたデジモンを穏やかな感情にさせるという。
必殺技は、周囲のエレメントから力を譲り受け雷撃の矢で放つ『グランドホーリーアロー』。
活躍
デジモンアドベンチャーシリーズ
八神ヒカリのパートナーのテイルモンが完全体に進化した姿。
ヒカリの手に光の紋章が渡ったことで進化が可能になった。
ヴァンデモン戦の切り札として登場したり、レディーデビモンと女の戦いを繰り広げるなどの印象的な活躍を見せた。
ドラマCD『ヒカリ、虚弱体質』では光子郎のラブレターの相手は自分宛てと主張するヒカリをミミから庇ったテイルモンが進化し、ミミのトゲモンと対決する羽目に…。
『02』のOPでは序盤から登場しているが、メインでの活躍は後半になってからである。
リブート版である『デジモンアドベンチャー:』では第35話にてマリンデビモンとの戦いで初進化を果たした。
デジモンワールド デジタルカードアリーナ
スカイシティのエクストラアリーナで対戦できる。
デジモンアドベンチャーVテイマー01
ホーリーエンジェル城にて、ナース姿の個体が複数確認できる。
デジモンネクスト
謎の温泉の女将として登場。しかし正体は、メカスーツを着込んだナノモンであった。
その後、本物がNEOとの決戦の際に現れている。
デジモンクルセイダー
主人公をデジタルワールドに呼んだデジモンという設定で登場。いわゆるオファニモン枠。
デジモンワールド リ:デジタイズ
御神楽ミレイのパートナーの1人。
ミレイと同様にクールで冷静な性格だが、時折ミレイを案ずる姿を見せるなど彼女を大切に思っている模様。
なお、他作品でライバルとして起用される事の多いレディーデビモンとは、ここでは同じくミレイのパートナーとして共闘している。
デジモンワールド-next0rder-
CV:徳光由禾
大淵ヒマリのパートナー、プロットモンのリッカが進化した姿。
デジモンストーリー
無印から超クロスウォーズまでに登場した個体は羽衣の色がピンクではなく、青色になっている(ただしデフォルメグラフィックでは原典通りピンク色になっている)。
本作以前に発売された『ディーワンテイマーズ』で羽衣が紫色だったからだろうか…?
デジモンリアライズ
新城ミチのプロットモンが進化した姿として登場し、新たな進化先が追加された。
マスティモンに進化する別個体もイベントクエストに登場しており、レディーデビモンとは犬猿の仲。
三大天使の率いる兵士にも複数体が確認できる。
デジモンクロニクルX
テイルモンXがエンジェウーモンXに進化し、ウィザーモンXと共にヴァンデモンXに立ち向かった。
進化系統
幼年期I:ユキミボタモン →幼年期II:ニャロモン →成長期:プロットモン →成熟期:テイルモン/アーマー体:ネフェルティモン →完全体:エンジェウーモン →究極体:ホーリードラモン/オファニモン(通常/フォールダウンモード)/ラブリーエンジェモン |
よく採用されがちなルート。ただし、ホーリードラモンの進化ルートが先に存在し、オファニモンは後付けの究極体であった。このため、ファンによってどちらがエンジェウーモンの究極体に相応しいかの解釈が分かれる要因となった。
進化元
- 黄属性の完全体デジモンへ超進化できるデジモン(バトルスピリッツ)※なので、ロップモンからも進化できる。
- アクィラモン(デジモンアドベンチャー02 タッグテイマーズ)
- エンジェモン(St-77)
- サングルゥモン/サンダーバーモン(デジモンアクセルエビルゲノム)
- サンフラウモン(デジモンワールド リ:デジタイズ)
- スティングモン(St-258)
- ソーサリモン(デジモンチャンピオンシップ)
- ダルクモン/レッパモン(DM02-070)
- ネフェルティモン(St-445)※デジモンバトルクロニクルではテイルモンからこの姿を経由して進化する。
- プロットモン(デジモンリアライズ)
- メイクーモン/ピッドモン(デジモンワールド-next0rder-)
- ユキダルモン(Dα-319)
- ユニモン(DM-200)
ジョグレス元
進化元(X抗体版)
デジフュージョン
進化後
- ヴァルキリモン(デジモンアドベンチャー02 タッグテイマーズ)
- ウェヌスモン(Re-59)
- クラヴィスエンジェモン(Bx-162)
- シャカモン(デジモンクルセイダー)
- スレイプモン(DM-208)
- セラフィモン(St-243)
- ダークドラモン(デジモンアクセルエビルゲノム)
- デュナスモンX(Dα-553)
- ババモン(Bo-395)
- ベリアルヴァンデモン(デジモンサークル)
- ベルゼブモン/リリスモン(ペンデュラムプログレス2.0)
- ホウオウモン(デジモンチャンピオンシップ)
- マリンエンジェモン(Bo-483)
- ユノモン(Re-63)
- ロードナイトモン(デジモンワールド-next0rder-)
- ロゼモン(DM-204)※Dα-494ではX抗体版にも進化。
ジョグレス進化
- マスティモン※レディーデビモンとジョグレス
- グランドラクモン(デジモンアクセルエビルゲノム)※マタドゥルモンとジョグレス
- クロスモン(Bo-226)※ガルダモンとジョグレス
- バイフーモン(デジモンペンデュラムZ)※データ種かウィルス種とジョグレス。それ以外の組み合わせではホーリードラモンとなる。
進化先(X抗体版)
関連イラスト
関連タグ
エンジェモン テイルモン オファニモン ホーリードラモン レディーデビモン