公式設定
レベル | 究極体 |
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タイプ | 神人型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | ヒーリングセラピー、LOVEYOU、ピースファンタジア |
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
オリンポス十二神族のひとりで、慈愛に満ち愛を司るデジモンである。ウェヌスモンいる所、どのような荒れた土地も美しく花が咲き乱れ、大地は若々しい力を蘇らせる。純粋で美しいウェヌスモンのためにと奉仕するデジモンも多いという。ウェヌスモンは目隠しをすることにより心眼で世界を正しく捉え、どんな嘘やまやかしも通じない。さらに瞳を隠すことで溢れ出る魅力を抑え、卒倒するデジモンを増やさぬ配慮もある。
ウェヌスモンには常に鳥の「オリーブ」と貝の「ホタン」がついており、ウェヌスモンと賑やかに気兼ねなく話せる小さな友達である。
愛を司るデジモンであるため、ひとつひとつの仕草で相手の心をなだめる戦い方をする。『ヒーリングセラピー』は相手の頭をなでただけで戦意を消失させ、投げキッス『LOVEYOU』を受けた敵はドキッとした後に倒れこんでしまう。また鳥のオリーブに頭を突かれると『ピースファンタジア』が掛かり、どんな凶暴な性格も平和志向にさせてしまう。
概要
オリンポス十二神族の一角を担う神人型デジモン。
女性型デジモン屈指のナイスバディを誇るデジモンで、露出もエンジェウーモン以上。
モチーフはギリシャ神話の美の女神アフロディーテ(ローマ神話のヴィーナスに相当)。
鳩と貝が友達という設定は鳩がアフロディーテの聖獣として扱われており、貝はサンドロ・ボッティチェッリの絵画『ヴィーナスの誕生』からの引用と見られる。また、アフロディーテ以外の神の要素も折衷されており、目隠しをして世界を正しく捉えるという設定は正義の女神アストライアのものである。
鳩の名前「オリーブ」の由来は旧約聖書におけるノアの箱船のエピソード、ホタンはウイグル自治区にある都市の名前からであろうか?(ホタンは軟玉の産地とされた)
進化元は『デジタルモンスターカードゲーム』ではエンジェウーモンとなっており、『デジモン新世紀』でもこれに準じている。
ただし、令和版『デジモンカードゲーム』においては収録弾『ブースター クロスエンカウンター【BT-10】』に登場する黄色デジモンを見る限りでは、ダルクモン→サンゾモンといった聖女系デジモンから進化する事が窺える(ちなみに、本格参戦する前にブースター第1弾収録のセイレーンモンの背景に描かれていた)。
また、公式のデジモンプロファイルのイラストではアグモン博士が彼女に見とれている(そしてテリアモン助手に呆れられている)シーンがあったりする。
作品でのご活躍
ゲーム『デジモンクルセイダー』
オリンポス十二神族がピックアップされた本作がデビューとなる。
アイギオテュースモン:ダークに暗黒進化してしまったアイギオモンを元の姿に戻すべく、メルヴァモンと共に登場(尤も、アイギオモンからしてみれば、DW・イリアスを理解する為の必要段階だったわけだが)。
意外にも可愛らしい口調で話す為、メルヴァモンからは煙たがられている。
ゲーム『デジモンコレクターズ』
性格はコレクターとほぼ同じで、同僚の女性型デジモンをちゃん付けする癖はここでも受け継がれた。
愛の女神がモデルなためか、ユノモンの恋路を応援しているとの事。