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ロードナイトモン

ろーどないともん

バンダイの育成バトルゲーム『デジタルモンスター』に登場するデジモンの一種。
目次 [非表示]

概要編集

レベル究極体
種族聖騎士型
タイプウィルス
必殺技スパイラルマスカレード、アージェントフィアー

デジモンウェブ「デジモン図鑑」編集

全てのナイトモンを統べる王であり、“ロイヤルナイツ”の一員でもある聖騎士型デジモン。ロードナイトモンは善悪の基準よりも、自らの考える“正義”に忠実であり、そのための手段は選ばない。“力による支配”であれ、それが一定の平和をもたらすのであれば、ロードナイトモンはそこに価値を見出すのだ。


任務の遂行には冷酷無比な一面もあり、弱者に対する慈悲は無い。必殺技は鎧から伸びる4本の帯刃で敵を切り刻む『スパイラルマスカレード』と、瞬時に相手の懐に入り込みゼロ距離から右腕のパイルバンカーで衝撃波を撃ち出す『アージェントフィアー』。


名前の由来はRosenite(薔薇輝石の名称)と騎士王(loadknight)の掛詞。帯刃は切れ味抜群な上にしなやかであり、相手の捕縛にも使用できる。


アニメ、漫画での活躍編集


ロイヤルナイツでありながら、ウィルス種という前例にはデュークモンがいるが、あちらは初登場作品でヒーロー的な立ち位置にあったので、以降の作品でも最終的には主人公に協力するというポジションが定着している一方で、こちらは初登場作品で悪役として登場した初めてのロイヤルナイツの一人だった事や、自分の信じる正義のためなら手段を選ばないという信念(というより危険思想?)を持つという公式設定から、ロイヤルナイツの中ではダントツで悪役として登場する確率が高い。それを抜きにしても変人という味付けをされる事も…(セイバーズなど例外があるが)。


今のところ明確に味方陣営として登場した作品は、『デジモンクロスウォーズ(漫画)』と『デジモンクロニクルX』というぐらいである。


デジモンフロンティア編集

38話から同じロイヤルナイツデュナスモンと共に、ルーチェモンの配下として登場。

ルーチェモンに従順で力任せなデュナスモンとは異なり、従ってこそいるもののルーチェモンに不信感を見せていたり、どちらかというと頭脳戦を得意としていた。

薔薇が好きらしく、戦闘中や退散する際などに目眩ましとして使用している。

デュナスロード


独自の美意識を持つナルシストだが、その美意識は歪んだもので自身が美しいとみなしたもの(自然や建物、友情、兄弟愛等)を慈しんだり守ったりするわけではなく、デジコード化しルーチェモンに届けることを使命としている。更にその暴挙(41話で輝一を人質に取った際)を非難されると、あろうことか開き直って「私のように美しい者は何をしても許されるのだ」と言い放ち、それを聞いた純平友樹は、あまりのナルシストぶりに怒りを通り越して呆れてしまっていた。

また、いつの日か人間界に攻め入って人間を支配する事を夢見ており、デュナスモンと共にデジタルワールドを破壊する事を条件に、人間界に通じるキーを求めていた。


相方のデュナスモンが主にカイゼルグレイモン拓也)と交戦した一方、彼は主にマグナガルルモン輝二)と戦い、幾度となく圧倒した。各地のデジコードを奪っていく反面戦う度に強くなっていく選ばれし子供達のことを内心では評価していた。

47話で月にてマグナガルルモンと決戦を繰り広げるが、戦闘経験を積んで強くなったマグナガルルモンに動きを封じられたところ、ゼロ距離から砲撃を浴びせられて敗北。瀕死の重傷を負ったところ、復活したルーチェモンによってデュナスモンと共に取り込まれるという最期を遂げた。


なお海外版では、女性が声を担当している。また、本作でロードナイトモンを演じた置鮎龍太郎は『無印』で太刀川ミミを演じ、『無印』〜『テイマーズ』の各エンディングテーマおよび『フロンティア』の後期ED(和田光司とのデュエット)歌唱を担当した前田愛青二プロダクションの後輩)と結婚したほか、PSP版『無印』(2013年発売)や、『無印』のリメイク版である『デジモンアドベンチャー:』(2020年版)ではデビモン役を演じている(原典の演者塩沢兼人氏が故人であるため)。


DIGITAL MONSTER X-evolution編集

声でのみ登場している。


デジモンセイバーズ編集

他のロイヤルナイツ達と共に、イグドラシルの命令で現実世界を配下であるナイトモンと共に攻撃していた。

最後はミラージュガオガモンバーストモードによって倒され、デジタマとなった。


デジモンクロスウォーズ編集

アニメではシルエットで一瞬だけ登場。

漫画版では終盤、クロスハート・ブルーフレア連合軍の援軍としてクレニアムモンデュナスモンドゥフトモンと共に登場。

全員がシリアスムードの戦闘でも歌っていたり、会話している後ろでダンスしているなど、コミカルなシーンも見られた。

『綺麗過ぎて気持ち悪い』以外の表現が見当たらない味方っぷりはある意味必見である。


ゲームでの活躍編集

デジモンストーリーサイバースルゥース編集

CV:久川綾


ドゥフトモンやデュナスモンと共に、ロイヤルナイツのタカ派として登場する(この2体はロードナイトモンと同じく、ロイヤルナイツの負の象徴として良く挙げられている)。


8年前に膨大なエネルギーの流れ「デジタルウェイブ」を制御してデジタルワールドと人間界を繋ぐ次元の扉を開き、他のロイヤルナイツが実体化できるよう暗躍していたが自身が先遣隊として人間界に到着したものの、次元の扉を通る過程で幼年期にまで退化してしまった。

そのため電脳空間EDENでイーターに襲われ、EDEN症候群に陥ってしまったカミシロエンタープライズ社長秘書の岸部リエの肉体に憑依していた。長きにわたってリエの体に憑依し続けた結果、リエの残虐性を受け継いでしまい他者を踏み躙る事に快感を覚えるようになったばかりか、その身をもって人間の悪意を思い知る事になった為、人間を滅ぼすことにも積極的になってしまう。

神代悠子の父親を殺した張本人であり、当初はその気はなかったもののリエの殺意を持った野心に引きずられるあまり、手を下すことになってしまった。


最終的には主人公たちの操るデジモンに敗れ、同じく人間に憑依したものの悪意に引きずられなかったアルファモンと自分の違いを理解できず、リエの口調で悪態をつきながら消滅した。

ロードナイトモンはどことなく女性的なデザインのようにも見える為、「女性が演じたらどうなるか?」というファンの疑問を解決するに至った。

今回は悪役であっても「人間が原因で暴走した」ため、過去に比べると悲劇や同情要素が強いと言える。


ちなみにデジモンストーリーシリーズ全体で見れば、第三作『ロストエボリューション』から参戦している(この作品はデュナスモン、エグザモンクレニアムモンアルフォースブイドラモンと、アニメやカードゲームで活躍したロイヤルナイツがあらかた揃って来た作品である)。


デジモンリアライズ編集

ジエスモンドゥフトモンエグザモンと同様にストーリーの本筋で登場するロイヤルナイツ。これまで通りにナイトモンを直属の配下に引き連れている。本作での立ち位置はこれまでとは異なり、漫画版『クロスウォーズ』以来のまともな立ち位置である。


四聖獣ロイヤルナイツ三大天使が参加したデジモンサミットではスパイラルに不干渉の立場を取る事を示し、ロイヤルナイツが追っているルーチェモンは自分たちの領域にはいないというセラフィモンの言い分を信用できずにおり、人間達の頼みにもいつもデジモン達の後ろに隠れてばかりいる存在の言うことなど信用できないとばかりに突っぱねるが、小日向真由が帯刀をパートナーに向けられているという状況であるにもかかわらず、啖呵を切るという姿を気に入り、一先ずは人間達を信用してみる事とした。これは彼らが天使達とのパイプ役になるかもしれないと考えての判断でもあった。


『フロンティア』ではルーチェモンの配下であった彼だが、本作の彼はルーチェモンのあり方を「美しくない」と評している。



余談編集

公式ホームページで行われたデシモンX抗体超投票(X進化した姿を見てみたいデシモン)では、なんと1位にランクインした。

アルファモンが登場時点でのロイヤルナイツメンバーで彼だけX進化版がなかったからかファンも期待してたのかもしれない。


X抗体のデータ編集

レベル究極体
タイプ聖騎士型
属性ウィルス
必殺技ロードオブフラタニティ、ノブレス・オブ・ルージュ、究極戦突剣 グランローゼリオ

攻防一体の薔薇の盾「ローゼスパイルバンカー」と刺突剣「ローゼスフェンサー」を手にし、騎士王として更なる力を身に付けた高貴なる姿。


関連イラスト編集

ロードナイトモンロードナイトモンjianhuangmonロードナイトモン


関連タグ編集

デジタルモンスター デジモン

究極体 聖騎士 ウィルス

ロイヤルナイツ

デジモンフロンティア DIGITAL_MONSTER_X-evolution デジモンセイバーズ

デュナスモン ナイトモン

レオモン:同じくアニメで確立したポジションを持っている先輩。


エアラザー:ほぼ真逆な例ながらも、国によって性別が異なるキャラクター繋がり。

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