CV:田中美海
概要
菓子職人の専門学校に通う1年生(シーズン2から2年に進級)。パートナーデジモンはクダモン。三人姉妹の末っ子で、歳の離れた姉が2人いる。
菓子作りは母と一緒に始めたもので姉達に褒められて以降、誰かの笑顔を見たいという理由で続けて来たもの。
人物
いつもおっとりとして穏やかだが、危機的状況の中でも緊張感に欠けた発言をする天然ボケな一面もあり、いつもクダモンから心配されている。
また、図書館での戦いにおける拓己との初対面時にも、そこに関して呆れられた事がある。
主人公と知り合って以降はよく手製の菓子を皆に振舞っており、その美味しさはファルコモンやペックモンの様な初対面のデジモン達も絶賛する程。
後にコンテストで審査員賞を受賞し、審査員から留学を打診され、留学を視野に入れている模様。
シーズン2の第5章では幼い頃から周囲の意見を優先しようとするあまり、一番重要である筈の「自分はどうしたいか」という考えが抜け落ちている事をモノローグで語っており、自分の考えをしっかり持っているもんやカズマを見て、劣等感に苛まれる場面があった。
作中の動向
初登場は第4章。目当てのたい焼きが売り切れて意気消沈していたエリスモンとアグモンに手作りの菓子を渡したのがきっかけで、主人公と知り合った。
上述のシーズン2の第5章では、ショッピングモールで突然襲撃してきたヴァジラモンとの交戦中に乱入してきたムゲンドラモンや、ムゲンドラモンに加勢し敵対する意思を見せた拓己の登場など不測の事態が次々と起こる中で、技を放たんとするムゲンドラモンへの対応が遅れてしまった己の不甲斐なさをまたも責めるが、チィリンモンから「真由が迷うのは、人のためを思い皆を笑顔にしようとする優しさの表れであり、そうやって悩むのも苦しむのも、真由が逃げないから」、「迷って、立ち止まっても真由なら大丈夫。進む道を選ぶ時間くらいなら、パートナーの自分が稼ぐ」との激励を受け、皆が信じてくれているにも拘わらず他ならぬ己が自身を卑下していた事を恥じ、「こんな戦い、全部止めたい。デジモンも人もわけもわからないまま傷つけあうのはいや」と一念発起。
真由に助けられた借りを返さんと、ヴァジラモンが与えた力で究極進化したミタマモンと共に窮地を脱するのだった。
以降は四聖獣、ロイヤルナイツ、三大天使によるサミット後にセラフィモンを疑うロードナイトモンの信頼を得る為にミタマモンに帯刀を向けられている状況であるにも拘わらず、彼の本質を見抜いて啖呵を切った事からロードナイトモンに気に入られ信用を勝ち取るなど、ミタマモンとの信頼は順調に育ち、肝も据わってきた様である。
関連タグ
こちらはワガママな性格で一見すると正反対な性格に見えるが、自己主張が激しいかそうでないかが違うだけで、無意味な争いを嫌う純粋な性格という点などが共通している。