概要
レベル | 究極体 |
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タイプ | 聖騎士型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | シャイニングVフォース、ドラゴンインパルスX、アルフォースセイバー |
得意技 | テンセグレートシールド |
所属 | ドラゴンズロア、ウィルスバスターズ、ネイチャースピリッツ、ウィンドガーディアンズ |
ロイヤルナイツ所属の究極体。クロンデジゾイドの中でも希少で軽く機動力に優れた「ブルーデジゾイド」の鎧に身を包み、神速のスピードを持つ(『デジモンリアライズ』におけるデュナスモンの発言によると、メルクリモンと同格らしい)。
胸のVマークからは青い熱線「シャイニングVフォース」を放ち、
Vブレスレットからは光の剣「アルフォースセイバー」やビームシールド「テンセグレートシールド」を展開する。
また、アルフォースセイバーは二本展開する事ができ、これで回転斬りを見舞う他、ドラゴンのオーラを纏って敵に突撃しX字に切り裂く「ドラゴンインパルスX」を放つ事が出来る(海外限定のゲーム「Digimon Masters」ではX抗体の技として「ドラゴンインパルス」(元はエアロブイドラモンの技)が登場している)。
名前の「アルフォース」とはこの種が内包する特別な力の事(おそらく「Ultimate_Force」の事)。治癒能力など不思議な力を秘めている。
進化前のエアロブイドラモンが1999年6月発売の「デジモンペンデュラム4」に登場してから、しばらくの間はゴッドドラモンがブイドラモン系の究極体ポジションに据えられていたが、2002年7月に発売された「デジモンペンデュラムプログレス1.0」でアルフォースブイドラモンが初登場すると、こちらがメインの究極体となった。
これに合わせてか、漫画「Vテイマー01」も同様に登場タイミングが非常に遅くなった。
なのでデジモン4部作のアニメ作品に登場する余地がなく、登場は2006年の『デジモンセイバーズ』まで待たねばならないが、その後のアニメシリーズでの出番は一切ない。
アルフォースブイドラモン超究極体(フューチャーモード)
アルフォースブイドラモンが人間の『未来を信じる想い』で輝いたデジメンタルによって進化した存在。
進化前と外見にあまり変化が無いが肩に角の様なものが付き、腰のベルトに球体の装飾が追加されているのが分かりやすい違い。
他にも翼の角の部分が増えたり腰布に切れ目みたいなのが増えており、シャープなのが進化前、刺々しさが多いのが進化後と見分ける事も出来る。
後に『デジモンアドベンチャー:』とのコラボにて、あちらの太一の勇気の紋章と共鳴したことで生まれた勇気の力によってウォーグレイモンとともに進化を果たしている。
アルフォースブイドラモンX抗体(アルフォースブイドラモンX)
X抗体を取り込んだアルフォースブイドラモン。
超究極体とは違いこちらはデザインが大きく変わっており、竜人から翼を持った鎧戦士の様な見た目になっている。
右手の剣は素体と同じ緑のビームだったり実体剣だったりその複合だったりと作品によってまちまち。一応デザインしたAs'まりあの設定画ではビームの様子。
左手側は使用しているシーンが少ないがほぼビームで統一されている。
『デジモンカードゲーム』BT12-029にて右手のソードをビームシールドにしたものが登場し、As'まりあのX(Twitter)でも変形が公開された。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
古代デジタルワールドから伝わる、ある“予言”の中だけに登場する伝説上の聖騎士デジモン。
その“予言”にはネットワークの守護神“ロイヤルナイツ”の出現が書かれており、“ロイヤルナイツ”と呼ばれるデジモン達は、デジタルワールド最大の危機の時に“予言”の元に集うと言われている。
アルフォースブイドラモンは“ロイヤルナイツ”の中でも神速のスピードを持ち、その動きを追える存在は皆無である。またクロンデジゾイドの中でも希少な存在で最軽量のレアメタル“ブルーデジゾイド”製の聖鎧に身を包み、空を裂き、大地を割る。両腕に装備した“Vブレスレット”から武器やシールドが展開する。
必殺技は胸のV字型アーマーから掃射される光線『シャイニングVフォース』。
作品での活躍
ロイヤルナイツとして登場したのは、デジモンセイバーズとデジモンクロスウォーズ(漫画)の2作品。アルカディモンと戦ったのはデジモンアドベンチャーVテイマー01と、デジモンクロスウォーズ(漫画版)の2作品。
デジモンアドベンチャーVテイマー01
八神太一のパートナーの「ゼロマル」が進化した姿。エアロブイドラモンがアルカディモンの攻撃で砕け散った後に、アルフォースの力で復活した。人間の『未来を信じる想い』で輝いたデジメンタルを使用すると、超究極体(フューチャーモード)となる。
最終決戦後、元のアルフォースブイドラモンに退化し、最終的にその状態で人間界へ帰還したため、初代デジモンシリーズに究極体が存在しているという異常事態になり、大会で弾かれてしまう。
デジモンセイバーズ
CV:鶴岡聡
46話だけ「今の波動は…」台詞があり、活躍は少ない。
しかし、数少ない…というか、2020年時点で唯一のアニメ登場作品であったため、Precious G.E.M.シリーズでフィギュア化された際にはセイバーズ名義で登場している(版権等をアニメ作品に纏めるためと思われ、商品自体は監修にやぶのてんや氏も参加しており、彼の『描き下ろしのミニ色紙』も付属する、と実質的にはVテイマーよりであった)。
デジモンクロスウォーズ(漫画)
ロイヤルナイツの一員として登場。タクティモンとの戦いに敗れ、視力を失いリアルワールドに飛ばされていた。
たまたま来ていた工藤タイキのクロスローダーに入り、視力を回復させて最終戦争に挑む。
作者の中島諭宇樹氏によると、デジモンアドベンチャーVテイマー01のゼロマルが大人になったイメージでキャラ付けをしているとのこと。
本編でも同一人物と取れるセリフが多い。
デジモンコレクターズ
イベントクエスト「最凶のデジモン!アルカディモン誕生!!-後編-」に登場。
リ:デジタイズ デコード
今作で追加された女主人公・四ノ宮リナのパートナーデジモン、ブイブイ(ブイモン)が進化した姿。
「策謀の魔王編」終盤で進化してタイガと共に戦うが、途中で乱入してきたデーモンに力を奪われ退化してしまった。
デジモンストーリーサイバースルゥース
CV:日比愛子
ロイヤルナイツの一員。オメガモンの話だと、人間を滅ぼすか否かに関しては確実に穏健派である模様。
空を自由に駆け回るスレイプモンに対抗するためにその力を求められるが、デジタルワールドから現実世界に移動する途中で次元の穴が閉じてしまったらしく、次元の狭間に消えてしまった(その後の安否は不明)。
やむなく別のアルフォースブイドラモンを探そうと、主人公はミレイの力を借りて「リ:デジタイズ」の世界へ移動。そこでリナとブイブイに出会うのだが、ブイブイはバルバモンに力を奪われたせいで進化できなくなっており、主人公はバルバモン討伐に協力する事に。
その後無事にバルバモンを倒し、再びアルフォースブイドラモンに進化できるようになったため、主人公の世界のアルフォースブイドラモンの代わりに協力する事となる。
スピンオフのハッカーズメモリーにも登場。リナとスレイプモンとの珍道中が見られる。
デジモンリアライズ
ロイヤルナイツのメンバーとして度々登場。
デジタルポイントでのぞみを襲っていたデーモンとバルバモンを討伐しにクレニアムモン、マグナモン、デュークモンと共に出現。ノーブルパンプモンと共闘をすることに。
進化
一般的な進化ルート。ジョグレス進化を介さないブイモン単体の究極体としてよく採用される。
なお、『ペンデュラムプログレス1.0』ではジャリモンとギギモンが幼年期となっている。
その他の進化元
- ブイモン/メガドラモン(デジモンストーリーサイバースルゥース)
- ウイングドラモン(デジモンストーリーサイバースルゥース ハッカーズメモリー)
- エアロブイドラモン+パイルドラモン(Bo-1112)
- ゴールドブイドラモン/サジタリモン/デジタマモン/パイルドラモン(バイタルブレス)
- デュナスモン(Bo-932)
- メガログラウモン/メタルグレイモン/メタルティラノモン(ペンデュラムプログレス1.0)
- ヤタガラモン(Dα-252)
進化
デジフュージョン元
X抗体版の進化元
- スカルバルキモン+マメティラモン/トリケラモンX/ヒシャリュウモン/メガログラウモンX(デジタルペンデュラムX Ver.2.5)
- グレイドモン(Bx-116)
- ケルビモンX(善)/ヘクセブラウモン/ホーリードラモンX/メタリックドラモン(デジタルモンスターX Ver.3)
- チィリンモン(Bx-188)
関連イラスト
余談であるがメガハウスから完成品フィギュア化されプレミアムバンダイからオンライン販売がなされているが、全高がかなり大きい(約370mm)ので注意。