CV:石毛佐和
概要
『デジモンフロンティア』に登場する正義の十闘士の一人で、メンバーの紅一点に当たる金髪で白い肌の美少女。小学5年生で5月生まれ(2話での拓也との会話より)。
紫&ピンクの色のディースキャナを持ち、『風』のスピリットを手に入れ、ヒューマンスピリットでフェアリモンに、ビーストスピリットでシューツモンに進化する。
敵のデータをスキャンする時のキメ台詞は「爽やかな風に乗せ、このデジヴァイスが美しくピュアな心に浄化する!」。
だが初進化で敗北するなど苦戦が目立ち、中盤ではギガスモンに敗北した際にスピリットを奪われ、長期間戦うことができなかったこともあり、スキャンできたのは1回だけである。
人物像
イタリアからの帰国子女で、1年前にイタリアから日本に帰国してきた。そのため感情が昂ると、時々イタリア語で話す癖がある。基本的に強気で勝気な性格だが、女の子らしい優しさも合わせ持つ。
なお、謎のメールに応じてゲームに参加するのを決めたのは、そんな日常の中で「面白そう」だったから。
実はホラーが苦手(肝試しの時は「リアクションクイーン」と呼ばれていたらしい)で、第2話でも悲鳴をあげて拓也に抱き付くシーンを見せた(その後、我に返ってビンタをかましている)。
31話でトレイルモンの墓場に迷い込んだ際は、友樹、純平と共に悲鳴を上げて混乱に陥っていた。
また意外と大食いな面があり、アキバマーケットのカレー早食い競争で30皿を軽く平らげた事もあった(ちなみに、純平でも苦戦していた)。
実は帰国子女だからという理由と、自分の意見をはっきり言い過ぎるストレートな性格が災いしがちでクラスメイトに距離を置かれた事があり、仲間の輪に入れない孤独感を誰よりも理解している。そのため弟と打ち解けられずに悩んでいた輝一を励ました事もある。
他人に合わせる事を嫌っているが、後述の出来事による後悔から心の中では「もっと強く、優しくなって、友達をたくさん作りたい」と願っている。
学校が開催したキャンプの時、一度だけ仲良くなった女子に「夕飯のカレーを一緒に食べよう」という約束を破られた(その女子と同じ班のメンバー達が、泉を輪の中に入れる事に強い難色を示したため)のを強く責めた事でその女子に嫌われて孤立してしまった過去があり、その時のことをラーナモンによって利用されて追い詰められるが、「もっと優しくなりたい、強くなりたい」という強い思いを取り戻し、激しい戦いの末なんとかラーナモンを撃破する。
冒険に通じて真に強く優しい少女へと成長し、人間界へ帰還した後はクラスメイトと和解した。それと同時に仲間と一緒にいられる事の楽しさや、周りに合わせる事の大切さも理解していく。
ドラマCD『希望という名の電車』では高校生時代の彼女が登場。人気読者モデルになっている事が判明した。卒業後の進路は特に決めておらず、とりあえず進学すると言う事だけは漠然としたビジョンを持っている。
ちなみにフェアリモンに進化した際にはそよ風は水色、追い風はオレンジ、向かい風は黒という様に風の色が見えていた事が判明した。
容姿
金髪のストレートロングに紫と青の猫耳帽子を被り、臍部の開いた服装を着ているのが特徴(ただし、15話の上着を脱いだ姿からするとセパレート衣装ではある模様)。その格好が災いしてか、23話ではラーナモンによっておへそを羽でくすぐり責めされる被害にあってしまったことも……。
なお、意図的か偶然か関係性は不明だが、変身後のフェアリモンやシューツモンの他、本編に登場しなかった融合形態のジェットシルフィーモンや古代の十闘士エンシェントイリスモン含む『風』のハイブリッド体デジモン(更には別作品における進化前のデジモン含む)は腹部または臍部を露出したデザインになっている。
また、15話で水着を選ぶシーンでは、小学生とは思えないプロポーションを披露している(ただし泉のイメージだったため、本人の空想という可能性もあるものの、実際に脱ぎかけの場面では想像上のシーン程に近いプロポーションをしている)。
余談
『フロンティア』の詳細な時代設定は不明だが、仮に放送年(2002年)が本編の時代設定だと仮定した場合、彼女や拓也・輝二・輝一は1991年度生まれ(『02』の大輔・タケル・ヒカリ・賢と同い年)で、先述の「5月生まれ」という台詞と合わせれば1991年5月生まれという事になる。
関連イラスト
関連タグ
デジモンシリーズの先輩(『無印』に登場)。同じく15話にて、異性に裸を見られた事がある。また、こちらも海外暮らしが長かった。
こちらは後輩。『臍部の開いた服装』、『強気な性格だが根は優しい一面もある』などの共通点あり。
『全体的に紫を基調とした服装』、『猫耳帽子』などが共通している。