へそ責め

へそぜめ

『へそ責め』とは、対象の臍(へそ)に指や異物等を挿入し、刺激あるいは苦痛を与える拷問の1種である。単にへそに触れている場合でも用いられる。

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目次 [非表示]

1 概要

2 傾向

3 へその性感帯としての可能性

4 余談

5 個別タグのある関連行為の一覧

5.1 おへそプレイ系

5.2 広義的にへそ責めと分類される物

5.2.1 臍姦関連

5.3 基本含まれないことも多いが要素がある物

5.3.1 プレイ系

5.3.2 腹責め系

6 関連イラスト

7 表記揺れ

7.1 英語表記

8 関連タグ/関連項目

8.1 実際にへそ責めを行った作品・キャラクター

9 英語版記事

注意：この項目は一部R-18に該当する記述が含まれます

閲覧はご自身の責任で行ってください

概要

下腹部のへそを中心とした拷問プレイ、およびそれに類似する複数の行為をまとめて「へそ責め」と称している。

現状のpixivにおいてはへそ(おへそ)を責めるだけでなく単に触れる行為を指すこともあり、またそれら行為にも様々な種類が存在する為、タグとしてはそれら全般を総称する物として用いられる事が多い。

描写や責め方(或いは表向き健全な作品であっても投稿者の匙加減や自己判断)によりR-18やR-18Gに該当する作品もある。

「近しい意味合いを持ち区別がしづらい概念」として「臍姦(ネブルファック)」が存在するが、こちらは男性器を用いたより性的な要素が強めな物であることが多い。また、触手等異物の侵入が行われるパターンの場合も、そちらの例に含まれることがある。

しかし、前述の通り「へそ責め」自体にもR-18やR-18Gに該当する作品は存在する為、やはり明確な区別は付けにくい。

へそは哺乳類であれば単孔目と有袋類を除いて性別問わず誰にでも存在する部位であるが、(「へそに触れる行為」の他タグ全てを含めても)pixivに投稿される対象の傾向としては、人間(人型)の女性を対象とした作品が多い。また、「衣服やインナー越しに触れる作品」よりも、へそ出しのキャラクターのへそに触れたり、服を捲ってへそが見えるよう露出させてから触る…等の「直接的にへそに触れる作品」が多く見受けられる。

なお、通常の凹んだへそと違い、飛び出たでべそでは責め方が一部異なる場合がある。その為、詳細は当該記事を参照。

ちなみに、「へそ責めをまだ行っていないがこれから行うであろう」場合にはへそ責め直前というタグが用いられることもある。

傾向

責め方の傾向としては、ソフトに指・筆等を挿入して刺激を与えているシチュエーションプレイ的な場合(おへそプレイ)と、触手等を無理矢理捩じ込む、または鋭い突起物を突き刺すなどで苦痛を与えているようなリョナ・拷問的要素を含む場合(へそ拷問等)に2分される。

前者の場合には、へそに綿棒や耳かきを挿し入れてへそのゴマを採る(へそ掃除)、筆責めなどによるくすぐり(臍こちょ)、性的刺激を与える愛撫、舌を入れて舐める(へそ舐め)といったパターン。

後者の場合は、突き刺したのちにへそから血液や体力などを吸収する吸淫やエナジードレイン(へそ吸い)、または液汁や劇薬などを腹部に注入(注射)するというパターンもある(注射器を用いる場合はへそ注射とも)。また、それらの作品の中にはへそ内の体組織や腹膜や奥の瘢痕組織、及びそれらを突き破った先にある内臓等が破壊された結果、へそから体液(組織液)や血を垂れ流しているような作品もある。

なお、責める時に使う物や方法によって、後述の一覧のように細かい種類に分けられる事もある。

ちなみに、「おへそプレイ」と「へそ拷問」には専用のタグが存在しており、「おへそプレイ」は前者のソフト版並かそれ以上に優しめの行為に対して、逆に「へそ拷問」は後者のハード版に近い物やそれ以上に激しい行為の作品使われることも多い。特におへそプレイの中には直接へそには触れずにへそを愛でる(匂いを嗅ぐ、へそを食べ物の皿替わりに使う等の)行為も含まれている。

が、広義的にはあまり区別されず、基本的には本タグが優先して使用されることが多々ある(というか、ぶっちゃけどんなプレイ内容でもその度合いによって被害状況も変化する為、違いはそこまで重要視されていない)。

へその性感帯としての可能性

基本的に皮膚の薄い部分・くすぐったいと感じる部分、急所は全て性感帯となりうる。

へそは特に皮膚の薄い部分であり、皮膚の内側には皮下脂肪や筋肉の層が無く、内臓(腸)を包む腹膜しかない為神経が比較的敏感であり(「おへそ」記事参照)、更には毛細血管も集まっているので、性感を与えることは開発次第で十分可能であると推測される。

また、へその両脇に位置するツボ『天枢』は性感帯としても機能する為、へそへの刺激が天枢へも伝わり、更に性感を高める事が可能であると思われる。

余談

「人間(哺乳類)が産まれる前は臍帯を通じて母親から栄養を貰って生きていた」「またその為『魂の通り道である』と考えられていた」「体の中心に存在する特別な部位である」と言った理由で、「へそは霊的には重要な器官である」とされ積極的にエナジードレインの対象として狙われる場合がある。
- そのような理由からか(実の所無くなっても日常生活には差し障りない部位にもかかわらず)日本には古くから「雷様や鬼、河童にへそを取られたり、へそから魂を抜かれる」という言い伝えがある。また、南米にも「酒癖が悪い者のへそから無理やり酒を抜き取る」という妖怪シルボーンがいる。
  - まあ、このような理由がなくともへそは防御の薄い凹み=人体の弱点・急所である為、ソフトに責めるにせよハードに責めるにせよ、積極的に狙うことはある種の理にかなってはいるのだが。
仏教に伝わる十六小地獄の一つ『無間地獄』の中には「自分の母親を犯した者が落ちる」とされる無彼岸常受苦悩処(むひがんじょうじゅくのうしょ)という物が存在し、ここに落ちた者は「鉄の鉤でへそから魂を取り出されその魂に鋭い棘を刺された後、へそに鉄の釘を打たれ口に高熱の鉄を注がれる」という責め苦を受けるとされる。
へそ責め(臍姦)の中には「へそに寄生虫やエイリアン、スライム等の寄生生物を侵入・寄生させる」、或いは「前述の生物達がへそに産卵管等を突き刺してその卵や子供等を産ませる」シチュエーションも存在する。
- が、残念ながら現在の地球上には「わざわざ他生物のへそという辺鄙な場所に寄生する」ような虫や生物は今の所確認されていない。上記の霊的な理由ならともかく、現実的に「哺乳類しか持ち得ない上に人間以外の物は窪みにくく目立ちにくい」かつ「産まれてからは何の機能もない」器官に、小さな虫が住まうメリットはほとんど考えられないからであろう(ただ蚊やダニ等の外部寄生虫が誤ってへそに侵入し、噛み付いたり吸血したりしてしまうことはある)。そもそも臍は基本的には哺乳類しか持ち合わせていない器官である為、そこを利用するという発想に至る者がいないのかもしれない。