概要
性行為に直接かかわること(あるいはそのもの)であるため、基本的にR-18指定となる。
指定がついていないものは精液?いいえケフィアです。
女の子のおちんちんであるクリトリスの方が、おちんちんのペニスよりも感度は高いが、クリイキと射精は同じぐらいの快感。
とはいえ、クリイキでは射精を起こすことはない。
そして、女性の中イキの快感に対抗できるのはドライオーガズムである。
真面目な概説
男性(オス)やふたなり(両性)が精液をペニスから放出すること。
特に爬虫類・鳥類・哺乳類など、性器同士を結合させて体内受精を生殖行為に利用する脊椎動物に対して用いられる。
なお魚類・両生類などが、水中の卵に精子を振りかけるのは「放精(ほうせい)」と呼ぶ。
円滑に種族を繁栄させるため、多くの動物のオスにとって射精は大きな快感の一つとなっており、射精は性的絶頂をスイッチとして引き起こされるようになっている。
哺乳類など知能の発達した種族のオスには、性欲の充足と男性機能の保持のためオナニーをおこなうものもいる。人間などはその最たる例だろう。
一度の射精の量は、人間では平均3.5mlほど(およそティースプーン1杯分)とされるが、健康状態や性的興奮や快感の度合いなどなど、状況や個人差で半分~2倍と大きく上下する。
その中に含まれる精子の量は、およそ1億~4億という膨大な数となる。よく言われるが、我々はその1億~4億の精子の一つから遺伝子を受け取って誕生しているのである。
発射する勢いも、禁欲期間や性行為の間隔によって変わるが、勢いが良いと1mは飛ぶこともある。逆に日ごろから頻繁にSEXやオナニーを繰り返していると、精液の充填が不足して尿道口から漏れ出るようにして出てくる。
ふたなりの場合は精液ではなくて母乳をペニスから吐き散らす場合も存在するが、その場合でも噴乳・射乳とは呼ばずに、射精と呼ぶことが大半である。
表記揺れ等
ejaculatio(医学用語、ラテン語|※b) seminal emission(医学用語、英語|※b)
ejaculation(精液の~|英語|※b)
cumshot(英語スラング|※b) load(英語俗語|※b)
どこに射精するか
自然な子作りが性交の目的であれば、自ずと選択肢は一つしかあり得ないが、それ以外の目的をもって射精が行われるのであれば、量に限りのある精液をどこに放出するか、回数に限りのある射精をどのような形で終えるかは、射精する者にとって非常に大事な事柄であり、また、大きな関心事である。
そのため、この現象に関する諸事をどのように表現するかを考える人々とそれを受け取る人々は、多種多様な表現形態を生み出し、また、それらに対応する用語も考案してきた。
ここでは、なるべく網羅的に列記する。
内か外か
ここまでに挙げた3つの穴以外の相手の体のどこかに向けて射精する場合、その行為は、日本語俗語で「ぶっかけ」と総称されている。この「ぶっかけ」は英語などでも "bukkake" として概念ごと普及することとなった。
相手のどこを的にするか
顔を的にして迸らせる射精は、日本語で「顔面シャワー」「顔射」、英語で "face shot(音写:フェイス ショット)" という。
突き出した舌で口内射精を迎えさせる場合は、「舌上射精」「舌射」「ベロ射」という。
乳房(おっぱい)を的にする射精は、「乳射 (cf.)」「パイ射」などという。
臍(おへそ)を的にする射精は、「臍射という(こちらも参照)。
おまんこ(まんこ)を的にする射精は、「まん射 (cf.)」という。
太腿(ふともも)を的にする射精には、特定の用語は見られず、「太腿射精 (cf.)」「腿射 (cf.)」と呼んでいる一例があるのみである。
脚を的にする射精については、特定の用語が見られず、「脚射 (cf.)」という用語も存在しない。
足を的にする射精は、「足射」という。ここでは「足」と「脚」が同じ部位と捉えられており、脚フェチと足フェチが用語の上で同居することとなっている。
掌(てのひら)を的にするというより、相手側が射精の迸りを掌で受ける行為は、「掌受け」と呼ばれている。
何を対象にするか
着衣を対象とするブッカケは「着衣ぶっかけ」と総称されており、パンツを的にする場合はこれを「パンツぶっかけ」というが、ほかにも様々な着衣ぶっかけがある。
また、パンツを対象にしてその中に行う射精は「パンツ内射精」という。
フィギュアを的にするブッカケは、「フィギュアぶっかけ」という。
脚注
出典
※a1 「射精」 コトバンク > 小学館『精選版 日本国語大辞典』
※a2 「射精」 コトバンク > 小学館『デジタル大辞泉』
※a3 「射精」 コトバンク > 小学館『日本大百科全書(ニッポニカ)』(解説:新井康允)
※a4 「射精」 コトバンク > 平凡社『百科事典マイペディア』
※a5 「射精」 コトバンク > 平凡社『世界大百科事典』第2版
※a6 「射精」 コトバンク > ブリタニカ・ジャパン『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』
関連タグ
中出し (膣内射精) 外出し (膣外射精) ゴム射 入口で射精