概要
- 何かしらの事柄に対しての詳しい知識を持ち、深く通じている人の事を指す言葉(例:彼女は古文書の解読に精通している。)。
- 男の子やふたなりがおちんちんから精液を出せるようになること。ひいては初めての射精を迎えること(例:彼は古文書の解読中に精通した。)。
ここでは2について解説する。
解説
個人差はあるが初潮と同様、10歳〜15歳頃に迎える事が多い。ちんこを触る自慰行為の最中に射精を起こしてしまって気づくことが多いが、ペニスへの刺激をせずともちんちんが自ずと精液を吐き出して精通してしまう場合もある。
このような無意識的な射精を遺精と呼ぶが起床時よりも睡眠中によく起こる現象であって、睡眠中の遺精は夢精と呼ばれて起床時の遺精とは区別されている。
日本性教育協会が2011年に行った調査(約6年毎に実施)によると、
15歳時点での精通経験率が前回の調査から低下している事が指摘され、一部で「若い男性の草食化か、はたまた性機能の低下か?」話題となった。
同調査では15歳男子の性交経験率・夢精経験率の変化だけでは説明がつかず、主に自慰行為の経験率低下によると考えられる。
これが一時的な現象なのか継続的な傾向なのかは2017年の調査結果(2019年書籍で公開)で明らかになると思われる。
両性具有(ふたなり)の場合
女性に近い存在なので男性よりも性成熟が早く、10歳未満でも精通する場合もあり、精液に母乳が混ざっていて、精通が起こればペニスから母乳を出すことが出来る者も多い。
その場合、妊娠していなくともペニスから母乳を出すことが出来るため、乳房ではなくペニスを使って授乳させることもある。
精通したふたなりは、一定時間おきに意図的におちんこから精液を放出させる射精管理を行わなければ、遺精を起こしやすいという問題がある。
射精管理に慣れないうちは、コンドームをコックに着用して普段からゴム着用の状態にしておくことが推奨されている。
大部分のふたなりはいずれは初潮と精通の両方を迎えて、両性としての性成熟を獲得する。
しかし過渡期の段階では、どちらか一方の性機能しか現れないためコンプレックスを抱くこともしばしばある。