概要
寝ている最中に射精してしまうことである。よって、基本的には無意識である。大人には少なく、思春期に起こりやすい。
オナニーなどをあまり行わずに精子が溜まると排出されるという考え方がされる事もあるが、必ずしもオナニーをしなければ夢精が生じるわけでもないし、オナニーをすれば夢精が生じないというわけでもない。
寝ている最中に無意識的にオナニー(布団に擦りつけたり、無意識に扱いたり)などを行った事による射精であるケースもあり得る。
メカニズムからすれば、自慰などの手法を用いず射精に至るほどなので、夢などで得られた性的興奮というのはかなり強いのではないかと思われるが、夢、という性質上、起きてからも覚えているケースはあまりないのではないかと思われる。
小さい頃だと下着や布団などが汚れてしまい、おねしょ同様に羞恥心を感じることが多いのではないかと思われ、初めての射精、即ち精通が夢精であるというケースもある。
- 科学的知見として
近年の研究により『性的な夢を見たから射精した』のか『射精したから性的な夢になった』のかがはっきりしてきた。どうやら後者の『射精したから性的な夢になった』の方が主の様である。前者の方が文学的ロマンはあるが、男性の脳科学と自然現象なので致し方無い。(月刊誌・科学より)