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概要
消化管の終端部位であり、栄養の消化・吸収が終わった食物の残滓や消化管自体の老廃物等を体外に出す排便が役割である。
周囲には肛門括約筋が存在し、これにより制御されている。
口や鼻など同様に粘膜に触れやすい部分であるため急所の一つともいえる。
ちなみに神経は肛門の口のあたりまでしかない。
その為、尿が肛門に及ぶ事も暫しある。
又、肛門と女性器は同じ筋肉・神経を使用している為、子供が生まれる際には大便を排泄する事もある。
尚、直腸膣ろうになる事もあり、普段は肛門から出る便が膣の方に流れる病気で、処置方法には一時的人工肛門で施し直腸と膣を修復する手術が必要となる。(勿論、本来の肛門は残ります。)
又、女性の肛門の方が丸っこい傾向がある。
又、男女とも胎児の時に男性ホルモン及び女性ホルモンの浴びた量によって肛門と性器の距離(会陰部)が異なり、女性ホルモンを多く浴びた子供ほど性器との距離が近い。
性的ニュアンスとしての肛門
アナルと呼ばれる事も多い。ただしアナルは形容詞なので、本来なら名詞形のアヌスと呼ぶほうが正しい。
上述の通り基本的には老廃物を体外に排出することが目的であるが、自慰や性交などで肛門を利用する、という嗜好を持つ者も存在する。
肛門に快感を覚えるのは、乳幼児期の排泄の際に、肛門からの刺激を快感と捉えて排便を促す神経回路が存在するためと言われている。
この神経が成人後も残っているため、訓練を経て神経が再活性され、肛門への刺激を快感と捉えるようになる。また性器とも神経の距離が近いので、性器への刺激を並行して与えることで、よりハッキリと肛門刺激を性感と感じるようになるという。
注意点
ただし、基本的に肛門は不浄な場所というイメージが強いため、肛門を用いた性交（アナルセックス）や肛門を用いた自慰（アナルオナニー）は人によって嫌悪感を示す可能性も十分に考えられる。
特に自分の肛門を自分でいじるのならともかく、パートナーなどの肛門を用いたプレイを行うつもりならばお互いの了承が必要だろう。
また、アナルセックスなどを行う場合は注意しなければ、肛門括約筋を痛めたり、腸内細菌による感染症の恐れもあるため注意されたい。
特に性感染症の発症リスクは、膣内の数倍以上も高いため、たとえ性交渉前に直腸内を洗浄しようとも付け焼刃でしかないので、必ずコンドームは使用するように。無害な菌の方が多いが、空気に触れることで毒素を発するものもいるため、安易に生アナルを味わおうなどと思わないように。
そして肛門括約筋は一度切れると回復は不可能なので、決して無理矢理こじ開けようとしてはいけない。最悪、相手に人工肛門による生活を強いる危険があることをお忘れなく!!
特に女性は出産適齢期に人工肛門になると出産に悪影響を及ぼすので要注意!!
ゲイの男性は性交する際には必然的にこれになる為、性病に非常に罹りやすく、特に受け側の性病感染率が非常に高い。
その為、女性はゲイの男性には十分警戒する必要があるとされる(ゲイのエイズ、梅毒感染率の高さを見ればわかる)。
女性の肛門は大事にしたいなら、アナルセックスは止めましょう。
セックスは挿入するだけが全てじゃないから…。
pixiv作品において
pixivにおいては、当然だがR-18指定の作品が多く投稿されている。
アナルセックスのほか、浣腸・スカトロプレイやアナル舐めの作品も見られる。
ちなみに肛門はあくまで排泄器官であり性器として扱われないため、モザイクを必要とせず、無修正で描かれた作品も多い。
ただしアナルセックスは性行為とみなされるため、挿入や排泄シーンではモザイクが必要となる。
（参照：pixivのガイドライン）
