概要
人間の性的欲求による行為である。しかし、通常のオナニーが性器で行うものに対し、アナルオナニーは肛門を用いる行為の事を指す。
アナニーとも略される。
肛門から入ってすぐに広がる直腸越しに、男性であれば前立腺を、女性であれば膣を刺激することができるため、そこから性的快感を得られる可能性がある。
が、人によってはまるで快感を得られなかったり、得られたとしても生殖器によるオナニーよりも微々たるものだったりと、万人共通の効果が生じるとは限らない。
主な手段
指
もっとも一般的だと思われる方法。
肛門に指を挿入し、刺激を得る。
当然ながら肛門に指を入れるということは「出る側の物」と鉢合わせするかもしれないのでスカトロ耐性が必要である。
そのためあらかじめ浣腸をするか「出る側の物」を素手でかき出すしかない。
肛門の筋肉は構造上、りきむと緩むという他の筋肉とは構造が逆であるということを体で覚える必要がある。
最初は一本、次に二本、次は指を広げるなどと順になれていかないと直腸粘膜を傷めたり痔になる恐れがある。
道具を用いる
アナルグッズと呼ばれる肛門用の性具を使うケースもある。
種類にはバイブやローター以外に、アナルビーズやアナルボールなどがある。ちなみにどれも肛門への挿入後は細菌が付着するので、挿入後に他の体腔、特に膣には使わないこと。
アナルビーズなど細いものならまだしも太い物をアナル未経験者へ無理に入れると肛門を傷めたり最悪、肛門括約筋が切れる可能性がある。
肛門括約筋が切れた場合は外科的手術による修復は不可能である(自然治癒も不可)ため、人工肛門生成の手術を受ける必要がある。
一生人工肛門である。
アナルは大切にね!