【注意】取り立ててへそを強調しない健全な作品において本タグが感想タグとして使われているケースが報告されています。
「性的な感想タグ」の気軽なタグ付けは極めて主観的で、人を選ぶ概念だと意識してください。舐めたいへそ等のタグでも同様です。
通常の概要
性的な意味で女性器に劣らない程魅力的に見えるへそを持った人物やキャラクターのへそ、及びソレに類似した形容のへそ(縦へそ等)をそのように表現した物。
または、臍姦やネブルファック等の行為の際に、男性器を挿入する場所として臍内射精等のプレイの延長線上そのように呼称されることもある。
故に、そのような扱いを受けている作品を見たい場合は、臍姦やネブルファック、臍内射精等のタグを参照した方が良い。
特定の界隈等ではそこそこ扱われることのある単語で、他の部位でも似たような概念や単語があるのだが、前者の意味としての運用は後述の問題点に該当する可能性もある上R-18的な意味合いを強く含む為、(特に健全な作品に)pixivでタグとして扱う場合は慎重に扱った方が好ましいであろう。
実際、他の部位の類似タグは表向きは健全作品基本的に妙に湿っぽい作品に使われていることが大半であり、大した問題にはなっていない。
2022年頃を期にこのタグが登録された作品が急上昇しているが、理由は後述する。
もう一つの概要
このタグは少々ながら、疑問を見受けられる部分がある。
舐めたいへそタグとの関係
まずは、他のタグとの関連性についてであり、このタグは舐めたいへそというタグと共通する問題点を数多く抱えている。
中でも顕著なのが、前述のように女性の腹が大きく晒されたり肌の露出の多い容姿の女性が描かれた作品に感想タグとして付けられている点。
例えば水着姿やへそ出しファッションのような、一見すると(個人差や性的な主観を別とした)あまり性的ではない健全なイラストに対し、記事の概要冒頭における前者の「魅力的なへそを女性器に見立てた」意味での感想として扱われてしまっている。
前述の通り、比喩表現としてこのような単語が使われるのは他の部位等でもありえるのだが、その場合でもR-18や比較的ギリギリセーフぐらいの作品に使われることが一般的である。
タグ名がかなり露骨でセクハラの要素を強く含み、そのような表現を好ましく思わない、或いは概念を知らない投稿者や他の閲覧者にとって不快なタグと捉えられてしまう可能性があり、主観的にそう感じても、そういった背景を無視したり作品のTPOを弁えず無闇にかつ躊躇なく使っていいものでは決して無い。
その辺りの詳しい問題点については「舐めたいへそ」の記事を参照。
このタグ特有の問題点としては、下記の「登録数増加」の理由の後に記載する。詳細はそちらに記載するが、不当な方法でこのタグが使われる場合ほぼ確実に「舐めたいへそ」のタグも同時に使われている。
登録数増加
もう一つは、概要にある通り2022年を境に突如としてタグ登録数が増え続けている点であり、今なお増加している。これら不可解な急激な登録数の増加について、3つの理由が考察されている。
1.感想タグや無関係なイラストへのタグ使用
上記の通り主観的な感想タグとして無闇に利用されている他、へそとは全く無関係なイラストに付けられている事例も確認されている。
2.特定のユーザーの連続投稿
性的嗜好としてややマイノリティなものである為か、またはこだわりの強い一部のユーザーによるもなのか、そのユーザーの投稿が半分近くを占めている。
この点が深刻な問題点となるのは他の点と合わさった時である。中にはTPOやシチュエーションを踏まえた上であえてこのタグを利用しているユーザーも当然ながら存在するので、この記事の項目においてはタグの登録数増加の理由を考察するのみに留めておく。
3.AI技術の進歩とそれに携わるAIイラストの増加
2023年9月現在、自動で文や絵を生成するnovelAIや、質問に答えてくれるchatGPT等のAIの発達が著しく、中でも AIイラストと呼ばれる特定のワードを書き込むことで、AIが出力と描画を行うサイトやアプリが流行り、絵を描く作業がとても容易になったため安易に投稿が行われる事が理由として挙げられる。
実際本タグが登録されている作品の多数はAI作品であり、その大多数が2における一部ユーザーによる作品群に投稿が繰り返されている。中には1と類似した理由として、女性器のそれとは無関係な健全なイラストにも付けられ投稿されている。
以上、これらの要素が重なり本タグの登録数が増加していると思われる。
固有の問題点
これら上記の疑問点を個別に見た場合は、(残念ながら)他のタグでもよくある話なのだが、本タグ特有の問題点はこれらの相乗効果により生まれる。
その最たる例は「特定のユーザーが女性のへそが描写されたAIイラストを健全・R-18作品問わず当該タグを添付し連投する」というもの。
本タグはこの例に該当する作品が多数である故、前述の「性的な表現でありながら極めて主観的な欲望をアピールする只の感想タグとして多用した」点と並び、「そのような概念を理解出来ない・知らない、或いは逆に当該者等の他のユーザーから好ましく思われていない理由」の最たる点と言える。
現に、「pixivに投稿されたイラスト」欄はほとんどこのユーザーによるAIイラストに埋め尽くされている事が確認できるであろう。
更に付け加えると、これらの作品にもれなく「舐めたいへそ」タグも付随し投稿されており、更には同時にタグ付けされているケースが続発している。そちらの問題と関連して迷惑行為を多数起こしている個人ユーザー、或いは無関係な他のユーザーか一部の愛好家達の関連性が疑われる事態となっている。
他には指を突っ込みたいへそというタグも存在しているが、そちらとは性的な感想タグ全体の問題の他、本タグと同様「異様にAIイラストが多い」、「一時期からの急激なタグ付け及び投稿数の増加が見られる」という点が共通している。
そもそも、「舐めたいへそ」と「指を突っ込みたいへそ」自体も「共通の対象を示したフェティシズム」であり、タグとしても非常に似通った構成になっている為、やはり本タグ含めて何らかの関連性が推測される。
また、近年ではへそフェチ及びおへそフェチタグにも同様の傾向が見え始めている。
総括
初めに申し上げた事や他記事の物と内容の繰り返しとなるが、個人の主観や感想そのものは否定してはいけないものの、一部のユーザーによる軽率で(例え誤解でも)半ば既成事実に捉えられる強引な手法は、何よりも敬意を欠けている事が問題である。
改めて、マイノリティな概念を身勝手に押し付ける行為は、投稿者や作品とキャラクター、そしてそのファン。何よりも作品の原作者に対する形を変えたネガキャンになっている事を忘れないで下さい。
関連イラスト
そもそもがR-18の概念であり、健全な該当作品も上記のように「主観に充ちた感想タグとして付けられている」か「自主的にタグ付けされたAIイラスト」による物である為、現状本記事に載せられるような作品はほぼ存在しない。