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概要編集

CV:会沢紗弥(ジャンプ公式ボイスコミック)/市ノ瀬加那(テレビアニメ)

本作のヒロイン。

常人には見る事ができない(あやかし)の存在を感じ取る事ができ、本来人の世に害をなす妖すら無害な生物と同様に接する心優しい少女。凄いや絶対を「もーれつ」と評するのが口癖。


主人公である風巻祭里とは、小学校時代から付き合いが長い幼馴染であり、彼の秘密を知る数少ない人物でもある。

家族構成は両親(母のCV:櫻井浩美、父のCV:柳田淳一)と弟の花奏律太(かなで りった)(CV:藍原ことみ)の4人家族で、両親は本作の舞台の小美呼市(おみこし)にある商店街「わっしょいロード」で喫茶店「Melody Bell」を経営している。


髪は暗桃色がかった黒髪で、幼少時はロングヘアーだったが、祭里の「邪魔そうだから」という意見を取り入れて短くして以降、現在は髪の一部にヘアピンをつけたボブカット

メインイラストにもあるように太股まで伸びたパーカーと露出した素足といった大胆な格好をしているが、肝心の中身は短パンを履いてしっかりガードしている


「さくら牧場」の特製クレープをはじめ、よく甘いものを頬張る大の甘党で、私服(主にパーカーが多い)もお菓子をモチーフにしたものが多く、両親が経営する喫茶店のフルーツパフェをはじめとしたスイーツメニューの開発にも関わっている。

しかし、コンプレックスとして脚部の肉付きがやや太いことを気にしており、祭里に指摘された時は強烈な膝蹴りをお見舞いする程。

ただし、自分や祭里、中学時代からの友人である鳥羽弥生月丘ルーシーの4人の中では、ルーシーと共に学業成績はあまり芳しくない方にある。

また、と同じように寝相はかなり悪い


祭里との出会い編集

小学生の頃から妖と戯れていたが、家族や同級生たちはその姿が認識出来ない為、同級生からは「変人」扱いされ孤立する日々を送っていた。ちょうどその頃、同じく妖の姿を感じ取れる祭里と出会った事から、人間嫌いであった彼女の暗い性格も徐々になくなり、明るい少女に変わっていった。


しかし、2人が中学に上がる頃に祭里が「祓忍」と呼ばれる妖退治の家業を祖父から継いでから、それまで仲良く接していた妖を目の敵にするようになり、彼から近付く事も半ば禁じられる。

以来、祭里とは関係が続いてるものの、妖を巡って何かと対立する事がしばしばあり、今に至る。


彼女の秘密編集

実はすずは、桁外れの生命力を持ち、生命(いのち)の過剰分泌で、人里にはいない強力な妖を引き寄せる「妖巫女(あやかしみこ)」と呼ばれる非常に稀な存在の一人であった。

妖が彼女に惹かれて近づいていた要因の一つでもある(甘党なすず的に言うと、「超ハイカロリーの悪魔的限定スイーツ」)。


はるか昔に「妖巫女」とされた者は人々から疎まれ、危険な妖から身を守る為に生贄として捧げられていた伝承が残されている。

文献にも詳しい情報がほとんど残されていない為、詳細が謎であるが、力が成長し続ければより強力な妖が引き寄せられて、彼女の身に危険が及ぶ事もあるとも言う。


加えて、妖巫女は力と記憶を携えて輪廻転生を繰り返す性質を持つ。本来ならば前世の記憶は曖昧になるのだが、すずの場合は誕生時点で過去12回分の人生の記憶全てを鮮明に覚えていた。

これらの記憶は幼少期の祭里との交流を機に「花奏すず」として生きることを決めた際、自ら深層意識に封印し「幼心の君」という別人格になっている。


シロガネとの闘いの末編集

妖巫女の力に引き寄せられた、「妖の王」である化け猫シロガネに襲われるも祭里が助けに来た事で、すずは事なきを得たが、祭里はシロガネの呪術で女性に性転換してしまう。

後日、高校生となったすずは祭里に女子の制服を用意する等、彼(?)の護衛(?)を務める日々を初日から送る事になる。


祭里が自分を守るために女性化したことへの負い目と異性として祭里と交際できなくなるという個人的危惧から、祭里が男に戻れるよう、「他のおいしい食べ物で自分を食べる気をなくせば、祭里に呪いをかける理由がなくなる」と考え付き、シロガネにすず特製きびだんご「すずだんご」を用意してあげる等と、自分がシロガネと仲良くなってその心を開かせようと懸命に動いている。

しかしその一方で、祭里がもし男に戻れなくなった場合に備え、女性化しても凛々しい姿を見せる祭里に惹かれたり、女の子同士の恋愛を妄想するなど満更でもない様子も見せつつある。


妖巫女として?編集

しかし、すずは無意識のうちに分身の妖「オモカゲ」(俗に言う生霊及びドッペルゲンガー)を生み出すという妖巫女としての能力の片鱗を示している。

その時生み出したオモカゲは、すずのクレープ恋しさと「もし恋愛ドラマのようにキスで祭里を男に戻すことができたら」という思念から生まれ、祭里にキス(百合キス)をしたり、クレープ目当てにさくら牧場まで足を運んでいた(ちなみにオモカゲと本物のすずは感覚も共有していたため、すずと祭里はお互い照れ臭くなっていた)。


ただし必ずしも悪い方向に向かうわけでもなく、実際に歌川画楽が強力な術で描いた意思のある絵の蛸を、気迫に満ちた眼差しだけで味方につけてピンチに陥る祭里を助けたり、一度無意識に作り出したオモカゲを自分の意志で作り出してコントロールをする等、彼女の気持ち次第で妖巫女の力を心強い戦力としてなり得る事が出来る模様。

更には自身の前世にあたる先代妖巫女の比良坂命依がすずの身体から顕現し、ある家に憑いていた付喪神を成仏させているが、一時的だったためすず本人はその間の記憶が欠落していた。


そして「守られてばかりではいられない」という気持ちから、画楽のサポートもあって衣装作りを得意とする仕立て屋妖のオシラに祓忍装束と同等の力を持った専用の妖巫女装束を作ってもらい、祭里をサポートするようになる。

センシティブな作品



余談編集

  • キャラクターの土台となったのは、作者のデビュー作『邪馬台幻想記』のヒロインである壱与。
  • 話が進むにつれ祭里に対しての性欲がどんどんエスカレートしていき、完全に少年誌ではアウトな方向に行った。そのため読者からは「ジャンプラ送りになった原因」「すずが出ない回はハレンチが少ない」と言われ、実際、移籍直前に作者はジャンプ巻末で「すずのダークネスが抑えきれない…!」とコメントを残している。そして案の定プラスに移籍してから本当に好き勝手やっている
  • アニメ版ですずを担当することになった市ノ瀬は、作者がキャラクター原案を手掛けたアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のイチゴ役で自身も初めてのレギュラー出演を果たしたが、連載直前まで作者本人によるコミカライズを連載時に次回作構想の際にイチゴのようなキャラクター性をヒロインとして落とし込むべきと考え、その頃より市ノ瀬の声をイメージしていたらしく、アニメ化が決まりそれを把握した上で市ノ瀬にすず役のオーディションを受けさせたと作者は語っている。
  • 実は12月25日が誕生日であることが、作者のSNSによって明らかとなった。

関連イラスト編集

液タブイラストcs60cs85「花奏すず」



関連タグ編集

個別編集

あやかしトライアングル 転生者

風巻祭里 シロガネ 鳥羽弥生 月丘ルーシー 比良坂命依 かなで


大根足禁句


関連キャラクター編集

西連寺春菜…『ToLOVEる』シリーズのヒロインの一人。髪型はよく似ているが、性格は内気でお化けが苦手。しかし自分の恋を応援してくれる幽霊の少女と仲良くなってからはお化け嫌いも若干薄れた模様。

結城リト…『ToLOVEる』シリーズの主人公。ラッキースケベや寝相の悪さ(…という名のエロイベント創出装置)は、正しくリト譲りである。ただし、妄想が日常茶飯事な欲ボケ少女であるすずとは逆に、リトは奥手で能動的なエロに走ることは余りない。

井上真由子…人間を捕食する事もあり得る危険な大妖怪を愛情と餌付けで懐柔しようとするヒロイン仲間。真由子の場合は対象がさっぱりとした気性だった事もあり、割と上手くいったがすずの場合は…?

八尋寧々他作品での太い脚を気にしている繋がり。

四谷みこ百合川ハナ…この2人の体質を組み合わせた感じに見えることも。

須理出未来…中の人、髪型、主人公に対して複雑な感情を抱いている等々。

イチゴ中の人が同じ。加えて、漫画版は同じ作者が手掛けてるので作者繋がりでもある。

横島忠夫…煩悩まみれ繋がり。

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