概要
主人公風巻祭里の母親で、その祖父・清弦の娘。
「関東祓忍衆御頭」の肩書を持つ祓忍界の重鎮であり、普段は東京で仕事をしていたが、小美呼市に封印されていた強力な3体の妖の復活を聞きつけ、出向してきた。
普段は、祭里達の通う北彩高校の体育教師・山瀬いぶきを名乗っている。
ちなみに夫については未登場のため情報がない。
人物像
高校生の息子を持つ経産婦とは思えない程若々しい外見の持ち主で、酒豪である二ノ曲武牙や香炉木獅子丸を軽々酔い潰してしまう程の大酒飲み。
普段の態度は飄々としている一方、時に肩書相応の厳格さを垣間見せる。
現に、シロガネを始めとした妖と親密になる一方の祭里に対して、花奏すずの妖巫女としての本質と合わせて、彼女が妖側に付く可能性、今までの妖が全員敵になる可能性をちらつかせて警戒させている。
そんな警戒心の裏返しなのか、本人曰く「すずは嫌い」らしい。
但し、平時では特に冷遇している訳ではなく、普通に仲良く接している。
祓忍としての戦闘能力も高く、息子の祓忍法を容易く無力化したどころか、その技を倍にして返す事すらも可能。
女になってしまった息子に対しては特に気にしていないようで一緒に風呂に入ってきたりする。