公式での関係
二ノ曲宗牙と風巻祭里は祓忍仲間であり、戦友《とも》、好敵手《ライバル》と共に認め合う仲。学年が1つ違いであり、祓忍および北彩高校に通う先輩、後輩の間柄でもある。
二ノ曲宗牙
北彩高校2年。風巻祭里を『風巻』と呼ぶ。
祭里が女になる前からの知り合いであり、入学してきた祭里と共に修行に励めることを期待していた。
元男と分かっていながらも、祭里を女子として意識してしまい、苦悩する姿が多々見られる。
女子になった祭里と日々、シゲキ的なラッキースケベを繰り広げており、女子耐性が低い宗牙はその度に気絶させられている。時折見せる女子らしい表情、男友達の距離の近さで接してくる祭里に不本意ながら、ときめいており、そのたびに『風巻は男!』と念じているが効果は…。(お察しください)
単に女子耐性ゼロ、お年頃ゆえ祭里の魅力的な女体にドキマギしているのかと思いきや、祭里にゲームを誘われる妄想や『お互い強くなろうぜ!』『宗牙先輩ありがとな!』といった祭里の言動にもイチイチときめいてしまっているあたり、もはや手遅れかもしれない。
タヌマロの茶釜妖術"操心蒸気"によって一時的に乙女化した祭里に惚れられた際は、人生で初告白されたにもかかわらず、心が全く動かず、むしろ怒りを覚え『こんな乙女が風巻祭里であるかー!』と解釈違いをおこした。(76、77話)
その後、元に戻った祭里に『俺たち永遠のライバルだもんな!』と肩に強引に手を回され『気安く触るなー!』と赤面していた。
※なお、女体化した祭里を意識してしまっている宗牙だが、それが男子の祭里にも適用されるか否かは現段階では不明である。
風巻祭里
北彩高校1年。当初、二ノ曲宗牙を『二ノ曲先輩』と呼んでいたが、35話で一時的に『宗牙』呼びになる。その後『やっぱ先輩は先輩』という理由で最終的に『宗牙先輩』に落ち着いた。
唯一の男友達であり、腹を割って話せる宗牙を頼りにしており、悩み事などを頻繁に相談している。宗牙と香炉木恋緒の恋仲が噂された際は、鳥羽弥生に『先輩に彼女が出来たら、気軽に話せなくなる』と言われ、かなりの動揺を見せていた。(29話)
『宗牙にもし彼女が出来ても、なんでも話せる間柄でいたい!』と宗牙の存在の大きさを感じさせる発言もしている。(35話)
幼なじみの花奏すずと想いを伝えあった祭里が『女の自分がすずと付き合うのは浮気』とズレた気を使ったため恋人関係には至っていない。(69話)
二ノ曲刃夜(宗牙の妹)が宗牙の女子耐性を克服するために『祭里に彼女になってもらえばいい』と提案したことがきっかけで、『俺が先輩の彼女になれば、先輩の女子耐性をつける手助けになるのかな』とすずに発言。(87話)
※当たり前だが全力で止められている。
余談
◆コミックス9巻では『祭里×すず×〇〇の関係がややこしくなっていくのがテーマのひとつですが、ここに来て想定よりもカオスになってきていて描くのが楽しいです』という矢吹先生のコメントが掲載された。
※〇〇というのは、おそらく二ノ曲宗牙のことである。
◆連載2周年記念で行われた3大キャンペーンでは、矢吹先生書き下ろしの水着姿で腕を組む祭里と宗牙のドローイング動画が公開された。
◆97話の扉絵にて、修行中に飲みかけのペットボトルを宗牙に渡す祭里とそれに赤面する宗牙のイラストが公開された。そのときのアオリは『滴る友情!はたまた…?』
矢吹先生のXでラフが公開された際には『先輩も飲むか?』『いらん!』というセリフが追加された。
◆※ややネタバレ
本編で二人の関係性が始まるのが5話だが、この話のオチとしては祭里のふんどし型パンツを見てしまった宗牙が一気に戦力を失う形だった。一方、終盤の141話で宗牙がふんどしを締めることになるが、実質これが宗祭の見せ場の最後ともいえる。
ふんどしに始まりふんどしで終わる2人であった…