概要
魂が自由に体から抜け出すという事象は古来より人々の間で信じられており、多くの生霊の話が文学作品や伝承資料に残されている。(日本でも最古の文学と言われる『源氏物語』の登場人物・六条御息所が生霊となって光源氏の恋人を悩ませるシーンがある)
……のだが、実は源氏物語と同時代の文献(貴族の日記など)には死者の怨霊の話は山程載っているが、生者の生霊の話はほとんど無い。「生霊」というのが源氏物語の中だけの「独自設定」だったのが、後世、源氏物語がメジャーになり過ぎて「あの時代の人は生霊を信じていた」という誤解が生まれてしまった可能性も有る。
基本的には生霊は生きている人の怨霊で、人を祟るものとされているが、実際には怨みだけではなく、死の間際の人間の霊が生霊となって動き回ったり、親しい者に逢いに行ったりすることも見られる(レイス)。
また、体から抜け出した魂ではなく、生きている人物の強い思念や怨念が形になったものとも言われており、 いずれも他者に憑くとされ、怨念に憑かれたものは基本憑かれていることに気づかず、苦しめられるとされる(怨みを買った人物がより苦しむように、本人ではなくその親戚などが憑かれることもある)
なお、ややこしい事に。時代や文脈によっては(例:明治〜戦中のお堅い感じの文章)「生命」の意味にも使われる場合が有るので注意が必要である。
なお、この場合は読み方は「せいれい」になる。
例としては、満洲事変後に「満洲を手放すな」というプロパガンダでは「十万の生霊、二十億の国帑」(十万人の軍人の生命、二十億円の国費)というフレーズが、しばしば使われた。
生霊の影響
生霊は誰しも避けて通れないもので例え一般人でも有名人でも受けてるのは事実である程度の生霊を出したり
受けたりするのは仕方ないとしても無用に出したり、受けたりするのは避けるべきである。
例としては可愛いねや面白いねとか言うのはまだしも、あいつを不幸にしてやるはアウトであり、人を呪わば穴二つで呪われたほうも呪ったほうもお互い不幸になるからだ。
また一般人だけでなく有名人の数々の負の連鎖は自分のミスだけでなく生霊を受けてる影響も否めないのでくれぐれもご用心。
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楽曲の生霊
鬱Pが投稿した楽曲。