データ
- 身長:56m
- 体重:3万3千t
- 別名:歌好き怪獣 音波怪獣
- 出身地:秩父のボッチ谷
- CV:桑原たけし
概要
第49話「歌え!怪獣ビッグマッチ」に登場。
何百年もの昔から、秩父にあるボッチ谷で暮らしている怪獣。
かつて村にいた冴えない少年が祈願祭の時に歌を歌ったところ評判になり、初めて褒められた喜びのはずみで、思わず生み出してしまった存在という言い伝えがある。
普段はボッチ谷の地底で眠っているが、1、2年に一度の祈願祭の時には姿を現し、見かけからは想像もつかないほどの美しい歌声で歌い、村人たちはオルフィの歌声の高低によって米の出来具合を占っている。ちなみに低音のほうが米の出来が良くなるらしい。
子供から生み出されたためか性格は非常にひょうきんで、歌うことが何よりも好きな反面、怪力の持ち主であるが争い事は好きではない。
人間と会話をしたり子供と遊んだりするなどでボッチ谷のアイドル的存在である。食性は松の木を一本まるまる食べてしまう草食性。
へその中にはなんと楽譜がしまってあり、木を引っこ抜いて指揮棒代わりに振るいながら歌を歌う。聴力もずば抜けており、日本にいながら、アメリカで流れている音楽を聞き取る事ができる。ただし、あまりにできの悪い音楽を聞くと、ストレスで下痢を起こしてしまう。(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)
オルフィを捕らえる会団長の坂本に変身したカーン星人に目を付けられ、麻酔弾に見せかけた強力な興奮剤を撃たれるが、東光太郎と北島隊員が事前に銃弾を盗み出していたため事なきを得た。
だが、音程のテンポがずれると苛立つという性格があるため、そこを突かれカーン星人がへその中に入り込むことで操られてしまうが、村人を襲わないようにと懸命に自分を制御した。
ウルトラマンタロウの活躍でカーン星人が倒されると元の大人しい性格になり、また陽気に歌を歌いながら地底へと帰って行った。
派生作品での活躍
酩酊!怪獣酒場2nd
怪獣酒場のメンバーとカラオケ屋を訪れ、カラオケでオール100点という凄まじい得点を叩き出す。
ダークルギエルはその能力に目を付け、自らを人形化。カーン星人よろしく、ヘソに潜り込んで高得点獲得を目論むも、ルギエル自身がトゲトゲしていた為、はたき落とされる、
余談
オルフィの声を演じた桑原たけしは後に『ウルトラマンティガ』のレギュラン星人や『ウルトラマンダイナ』のレギュラン星人ヅウォーカァ将軍の声を演じている。
ロケ地は奥多摩の昭和橋で、『ウルトラセブン』第36話や『ティガ』第1話でも使用されている。
名前の由来はおそらくギリシャ神話の吟遊詩人オルフェウスだと思われる。
- そこから転じてなのかは不明だが、本怪獣らの登場エピソードが収録されたDVDの裏に書かれたあらすじ説明では、本来の『オルフィ』ではなく『オルフェ』と表記されていた。単なる誤字などの可能性もあるが?
関連タグ
ウルトラマンタロウ ウルトラ怪獣 歌手 アイドル カーン星人
ガルバス:同じく狡猾な侵略者に利用された善良な怪獣