羽(翼)のある生物
羽(羽根)とは、鳥類や昆虫などに生えている器官のこと。原則として空を飛ぶのに用いられる。
- 鳥(鳥類)……鳥類の羽とは、翼と、体の表面を覆う羽毛、舞い散った抜け毛もひっくるめた呼称である。この場合の羽と羽毛は同義だが、翼や尾に生える長く大きな羽毛を、細かい羽毛に対して「○○羽」(風切羽など)と呼び分けることもある。
- 昆虫……昆虫の羽(翅)は基本的に4枚で、透き通るほど薄い。ごく小さな飛ぶ虫を羽虫と呼ぶ。
- 翼手目……鳥以外のコウモリなどの羽(翼)は飛膜とも呼ばれる。特徴的な羽毛は無い。蝙蝠羽
- 翼竜……翼の生えた古生物。想像図では羽毛の無い姿で描かれる。
想像上の生物
- 悪魔……よくコウモリに似た羽を描かれる。(→悪魔羽)
- 幻獣……ペガサス、グリフォンなどの類。
- 天使……よく白い鳥の羽を描かれる。
- 有翼人……天使から種族不明なものまで羽のある人型キャラクターの総称。
- 妖精……よく昆虫に似た羽を描かれる。(→翅、蝶羽根)
鳥類の翼の骨格は、人で言えば腕にあたる部分だが、天使の羽は肩甲骨のあたりから手足とは別に生えた姿で描かれる。
つのやしっぽもそうだが、創作関連においては、衣類を着ていれば貫通して生えることが多い。普段着はネックラインの広い服か、背中に穴の空いた服なのだろう。
もしくは実体が無くて服をすり抜けているとも考えられる。
ファンタジー作品ではなくとも「弱虫ペダル」の真波山岳のように、演出として仮想の羽が生える例もある。
創作関連においては、腕が翼になっていて衣類の袖から羽先を出したり、頭や腰に生やしたりもする。
タグの用例
イラストにおいては、人型に羽の生えている姿のキャラクターが描かれたものが多い。
「翅」のタグには昆虫の羽やそれに似た形状が多い。
「翼」と呼ぶ場合、翼から抜けた一枚羽を指すことは少ない。また、航空機の用語には羽よりも翼を含む単語が使われやすい。
その他の意味
関連イラスト
別名・表記ゆれ
翅 - 昆虫の羽
羽翼 - 羽と翼
羽毛 - 鳥類などの表皮構造
翼 - 鳥類やコウモリなどの羽
関連タグ
特徴
【色】 赤い翼 (赤い羽根) 黒翼 (黒羽、黒い羽) 白羽 虹色の羽
道具
羽毛布団 羽扇 羽ペン(羽根ペン) 羽箒(羽根箒) 羽根突き
固有名詞など
羽羽 灰羽連盟 【想い孕む羽根】 羽魔理沙 羽幽香 羽ピクミン はねやすめ