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弱虫ペダル

よわむしぺだる

「弱虫ペダル」は、2008年より週刊少年チャンピオンにて連載中の漫画作品。作者は渡辺航。
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概要

『弱虫ペダル』は渡辺航による自転車競技が題材の本格的な少年漫画スポーツ漫画
秋田書店週刊少年チャンピオン』に2008年第12号から連載。2021年現在の同誌を代表する作品の一つとなっている。一般的な略称は弱ペダだが、作者の渡辺は『ペダル』と呼んでいる。
単行本は2021年9月現在74巻と公式ファンブック4巻(TVアニメ版含む)、アニメ版キャラクターブック全4巻等々が刊行されている(秋田書店刊行分のその他の書籍についてはこちらを参照)。

週刊連載の本編の他にも、元3年生組にスポットを当てたスピンオフの『弱虫ペダル SPARE BIKE』が『別冊少年チャンピオン』で連載されている。当初は3年生の登場人物の過去のエピソードを振り返る内容が中心だったが、現在は大学編をメインとしている。開始初期は週刊チャンピオンに掲載されたり映像ソフトの特典として収録されたりと初出先はバラバラの不定期連載だったが、2014年9月号の「SPARE12 東堂尽八1」より別冊少年チャンピオンでの定期連載となった(第1話=SPARE12となる)。定期連載がスタートした同号は完売になるほどのあまりの人気ぶりで入手困難となったことから、翌号に第2話と共に第1話の「SPARE12」を再録している。単行本は2021年8月現在9巻が刊行されている。

その他、舞台版脚本・演出の西田シャトナーや小説『響け!ユーフォニアム』シリーズのカバーイラストを手掛けるアサダニッキ等、多数の作家による公式アンソロジーとしてキャラクターの学園生活を描いた『放課後ペダル』が『月刊プリンセス』に連載(~2020年10月号まで)、作者の渡辺航は原作者としてクレジットされており、単行本のカバーイラスト等を手掛ける。単行本はプリンセス編集部による編集で2020年11月現在8巻が刊行。女性向け雑誌連載作ではあるが、単行本は少年チャンピオンコミックスレーベルで発刊されている。同年12月号より西修の『魔入りました!入間くん』をベースとした『放課後の!入間くん』の連載に交代している。

昨今デジタルでの作画が多い中、敢えてアナログで作画していることが「SPARE BIKE」単行本各巻の折り返しの作者コメントをメインに明かされている。

なお「弱虫ペダル」は秋田書店によって商標登録されている(登録5621827号、登録5734170号)。

ストーリー

「最速 血と肉と骨で人類最速 それが…自転車」 (原作第1話冒頭より引用)

千葉県立総北高等学校の新入生、本作品の主人公である小野田坂道は、アニメやゲームや秋葉原を愛するオタクである。中学時代にオタク友達ができなかった彼は高校でアニメ・漫画研究部に入ろうとするが、部員数減少のため活動休止中であると知り意気消沈する。
一方、同じく新入生で、中学時代に自転車競技で活躍していた今泉俊輔はトレーニング中、学校の裏にある斜度20パーセントを超える激坂をママチャリで、しかも歌いながら登坂する坂道を目撃する……。

あれ、このプロローグの流れ、あの配達帰りの豆腐屋のような匂いが・・・

誕生のきっかけ/タイトルの由来

『弱虫ペダル』誕生のきっかけは、当時MTBに乗っていた作者の渡辺航が知り合いの人の勧めをきっかけにロードバイクを購入し沼にハマったことから始まる。その後の担当編集T氏(後述)との打ち合わせでのやり取りで自転車(ロード)にハマってることを打ち明けたところ「じゃ それ 漫画にしよう!!」という一言から始まった(このことでそれまでの企画は破棄となった)。
企画段階での主人公は運動神経の鈍い女子高生「大桑島乃」で、何かの部活で1番になりたいが2つのことが同時に出来ない女の子として設定。ストーリーも自転車に競技があることを知り、ママチャリ持っているからと挑む自転車部の王子に憧れる…といった内容だった。
この内容での第一稿のネームを見た当時の週刊少年チャンピオン編集長の沢考史(作中では「編集長S氏」と記載されている)から「これ、(主人公を)男の子でやろう」と一声が入り改めて描き直しすることとなり、その際に「電車男の時の男の子、いいと思った」(かつて渡辺は電車男のコミカライズ版をチャンピオンRED誌で連載していた)と話していたことから、その時の主人公をベースとして「小野田坂道」というキャラクターが誕生し、男の子版『弱虫ペダル』が完成したことを単行本16巻巻末やこのページで描かれている。

タイトルの由来は、作者の渡辺が自転車に乗る際、軽いギアで回転数をあげてクルクル回す乗り方を勝手に弱虫ペダルと名付けていてそれをタイトルにしたとインタビューで語っている(「サイクルスポーツ」2013年11月号、八重洲出版、2013年9月20日)。

登場人物/学校

総北高校
小野田坂道 今泉俊輔 鳴子章吉 杉元照文
金城真護 田所迅 巻島裕介
手嶋純太 青八木一 古賀公貴
鏑木一差 段竹竜包 杉元定時 沢田 ゴリ蔵
寒咲幹 橘綾 Mr.ピエール 寒咲通司

箱根学園
福富寿一 荒北靖友 新開隼人 東堂尽八
泉田塔一郎 黒田雪成 葦木場拓斗
真波山岳 銅橋正清 高田城
新開悠人
委員長(宮原すずこ)

京都伏見
御堂筋翔
石垣光太郎 井原友矢 辻明久
水田信行 山口紀之
船津和歩 木利屋嵩央
岸神小鞠

呉南工業
待宮栄吉 井尾谷諒
浦久保優策 庭妻繁典 里崎 塩野
東村尊大 針本
福来佳奈 ※他校生だが関係人物

熊本台一
田浦良昭 吉本進
井瀬慎哉 藤原マサ

MTB編
雉弓射 吉丸雷音 壱藤丹貴
吉丸鈴音

その他人物・学校はこちらも参照⇒弱虫ペダル登場人物タグ一覧

舞台版

2012年から舞台化。詳細は「ペダステ」の記事を参照。
原作通りに自転車のレースシーンが演じられるが、自転車そのものは舞台上では使用されず、スクリーン等の映像も使用されない。演者はハンドルのみを握って舞台上に登場し、中腰の姿勢や、その場での足踏みによって疾走感を表現している。

テレビドラマ

BSスカパー!にてドラマ化。略称は『ドラペダ』。監督は棚澤孝義
1期が2016年8月26日から同年10月7日まで、2期が2017年8月18日から同年12月22日まで放送された。
出演者については各キャラクターのページを参照、多くが舞台版(いわゆるペダステ)に登場した俳優が出演している。
ライドシーンは実際の走行映像とCGによる合成を併用している。

主題歌

  • 第1期

オープニング曲
『スキルフラワー』
作詞・作曲 高津戸信幸、歌 MAGIC OF LiFE
エンディング曲
『The DAY』(1~3・7話)
作詞・作曲 宮崎誠
歌 総北高校自転車競技部(小越勇輝/木村達成/深澤大河/郷本直也/友常勇気/馬場良馬)
『Winning Tracker』(4~6話)
作詞 eNu 作曲 R.O.N
歌 箱根学園自転車競技部(滝川英治/鈴木拡樹/北村 諒/宮崎秋人/青木空夢/植田圭輔)

  • 第2期
オープニング曲
『行かないと』
作詞・作曲・歌 佐伯ユウスケ、編曲 宮崎誠
エンディング曲
『ROAD Ahead』(1・3・7・10・11・13話)
作詞 ミズノゲンキ、作曲・編曲 R.O.N
歌 総北高校自転車競技部(小越勇輝/木村達成/深澤大河/郷本直也/友常勇気/馬場良馬)
『Pride Ride』(2・4・5・6・8・9・12話)
作詞 ミズノゲンキ、作曲 大原ゆい子、編曲 吉田穣
歌 箱根学園自転車競技部(滝川英治/木戸邑弥/玉城裕規/宮崎秋人/青木空夢/植田圭輔)

アニメ

2013年から4期に渡りアニメ化、劇場版(オリジナル長編1本+総集編3本+外伝1本)も公開された。
詳細についてはアニペダを参照。

映画

King&Prince永瀬廉が主演が務めた実写映画版。公開日は2020年8月14日。監督は三木廉太郎(脚本の一部も兼務)。製作幹事は松竹フジテレビ、配給は松竹。
主要キャストは舞台・ドラマとは全く異なり、登場人物も原作とは一部異なるキャラクターもいる。
ストーリーも前半はアレンジやカットをしている個所はあるが原作にほぼ沿った内容で、後半は一部原作の内容を組み込んだ完全オリジナルストーリーとなっている。そのため原作には登場しない学校や選手も登場する一方で、原作で登場した箱根学園や京都伏見などといった県外の学校は登場しない。さらには鳴子や巻島の髪色や巻島のライドスタイルの再現などもされていない他、レース中の車両に原作やアニメ等では省略されていた車体へのゼッケンプレートが装着されている等の違いがある。
ライドシーンはドラマ版とは異なりCG映像による合成ではなく演者の実走によるもの(一部シーンは代走あり)。当初はCGの予定もあったが早い段階で変更となった(公開1か月前のキックオフイベントで監督の三木廉太郎のコメントより)。
キャストについては各キャラクターのページを参照。2021年3月にはBD/DVDも発売。

主題歌

『Key of Heart』 
作詞-Susumu Kawaguchi/佐藤 康太/MKSS
作曲-Susumu Kawaguchi/佐藤 康太
編曲-佐藤 康太/Susumu Kawaguchi/兼松衆
歌-King & Prince

小説

2014年には巻島と東堂の二人をメインとした小説「弱虫ペダル 巻島・東堂 二人の約束」が渡辺航と時海結以の共著で小説化。
2019年には輔老心作による原作をベースにした小説版が4巻+実写映画をベースにした児童文庫版1巻が岩崎書店より刊行。

ゲームなど

コンシューマー版

ニンテンドー3DS用としてバンダイナムコゲームスより『弱虫ペダル 明日への高回転(ハイケイデンス)』が2015年1月29日に発売。

スマートフォンゲーム

フリューより『弱虫ペダル ぷちっとレーサーズ』が2015年7月30日に(2017年2月28日サービス終了)、『 弱虫ペダル Connect Road』が2017年4月7日よりリリースされた(2018年9月28日にサービス終了)。

パチスロ

2017年10月3日にオリンピアより『パチスロ TVアニメーション弱虫ペダル』が導入展開された。

その他

テニスの王子様』程では無いが、トンデモ展開があるのでロードレーヌと揶揄されることもある。

2015年には本作が第39回講談社漫画賞の少年誌部門を受賞しているが、秋田書店作品が同賞を受賞したのは第1回で受賞した手塚治虫の『ブラック・ジャック』以来という快挙を成し遂げる。この時には「七つの大罪」の鈴木央も同部門で同時に受賞しており、受賞パーティで渡辺は総北ジャージ姿で壇上に上がっている。
実は過去に一度(単行本11巻辺りで)ノミネートはされたもののその時は選外となっていたが、38巻が最新刊だった頃に再度ノミネート、忘れかけていたころの打ち合わせ中に受賞の知らせを聞いて驚く姿が描かれている。(以上、単行本50巻巻末より)
※補足として、第42回(2018年)には板垣巴留の「BEASTARS」が秋田書店作品で3例目として同賞を受賞している。

週刊少年チャンピオン連載作は長期連載作でも単一タイトル(続編作等は別タイトル扱い)で10年を目前に終了している作品が殆どだが、本作は確認できた限りでは初めて連載期間が10年を超えた作品であり、現在連載中の定期連載作では連載開始が最も古い(シリーズ化を伴う作品であれば91年連載開始の板垣恵介グラップラー刃牙』シリーズが一番古いが、現在連載中の第5シリーズ『バキ道』は2018年連載開始である)。なお、2006年に連載をスタートし、長期休載から2021年に連載を再開した車田正美聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』については連載形態が異なる(不定期連載+長期休載)ためカウントから外している。

少年チャンピオンコミックスの発刊数は83巻(2021年7月現在、本編74巻・スペアバイク9巻をカウント)で、全体としての単行本発行巻数(2021年7月時点)ではシリーズ累計205巻(完結)の発刊数を誇る水島新司ドカベン』シリーズ(ちなみに国内漫画作品でもこちら葛飾区亀有公園前派出所ゴルゴ13を越える最多発刊記録を持っている)、累計144巻の板垣恵介『グラップラー刃牙』シリーズ (少年チャンピオンコミックス発刊分をカウント、別レーベル・板垣原案の他作画作は除く、続刊中)、累計93巻で続刊中の浜岡賢次浦安鉄筋家族』シリーズに次ぐ発刊数ではあるが、単一タイトルでの発刊数(74巻)では(チャンピオンコミックスとして)最多である
参考として、各作で最多発刊数の『ドカベン プロ野球編』は52巻、『グラップラー刃牙』は42巻、『浦安鉄筋家族』は31巻でそれぞれ完結している。

坂道が本格的にロードバイクに乗るのは単行本3巻収録の20話であるが、当時の担当編集T氏は坂道に早くロードレーサーに乗せたかったらしく、「先生、なんでロードレーサーに乗せないんですかァ~!!!」という心境で、雑誌掲載時のアオリ(雑誌の扉絵や最終ページなどに入る短い文)にこの文言を入れたかったらしい(元ネタは別の編集部員が担当をしていた刃牙シリーズ3作目『範馬刃牙』150話で、実際に雑誌掲載時のアオリとして入れられた「先生、打ち合わせと違うじゃないですかァァ~!!!(担当)」(原文ママ)である)。
その担当編集T氏こそが2017年から週刊少年チャンピオン編集長を務めている武川新吾で、本作の連載以前から渡辺の担当編集を務めており(出典はこちら)、前述の通り、本作の漫画を生み出すきっかけを作ったのも彼である。ちなみに武川はアニメ版ではアニメ研究部の顧問(1期1話の掲示物より)や、部室にあるIH優勝時の賞状の高総体会長名(劇場版・3期)として名前が登場している。

関連動画

週刊少年チャンピオンTVCM 弱虫ペダル版 

原作・SPARE BIKE

実写映画版


関連タグ

コンビ・グループ・カップルタグ

コンビ・グループ⇒弱虫ペダルのコンビ・グループタグ一覧
NLカップリング⇒弱ペダ男女カプ 
BLカップリング⇒腐ペダ 
GLカップリング⇒みきんちょ 幹綾

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二次創作タグ

弱ペダホラーホラー作品
弱虫ちゃんねる2ch形式の作品
弱ペダLINEor弱虫LINELINE形式の作品
プリキュアペダルプリキュアシリーズとのコラボ作品
弱ペダ×あんスタあんさんぶるスターズ!とのコラボ作品


その他

週刊少年チャンピオン 渡辺航 
自転車 ロードレーサー 
2013年秋アニメ 2014年秋アニメ 2017年冬アニメ 2018年冬アニメ

外部リンク

テレビアニメ公式サイト
テレビアニメ公式Twitter
舞台公式サイト
舞台公式Twitter
週刊少年チャンピオン編集部

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