概要
2013年からアニメ化された『弱虫ペダル』アニメ版の略称。
他にも「弱虫ペダル TVアニメキャラクターブック」のタイトル名としても使用されている。
監督は鍋島修(劇場版のみ長沼範裕)、アニメーション制作はトムス・エンタテインメント(以下、特記のある場合を除きTMSと記載)。
シリーズリスト
下記のシーズン及び劇場にて放送・公開された。以下、時系列に沿って記載する。
- OAV『SPECIAL RIDE』:アニメ化に先立ち、2013年8月発売の単行本29巻の予約限定特装版として同梱されたDVDに収録。単行本24巻をベースにしたオリジナルストーリーで、キャストやスタッフも本編と同じメンバーによるもの。
- 第1期(無印):2013年10月から2014年6月まで放送。近年の深夜アニメとしては珍しく3クールで放送された。
- 『Re:RIDE』:テレビアニメ第1期に新規カットを加え再編集して2014年9月19日より2週間の期間限定で劇場公開された。
- 第2期『GRANDE ROAD』:2014年10月から2015年3月まで放送された。以後TVアニメ版は2クール放送の展開となる。
- 『Re:ROAD』:テレビアニメ第2期に新規カットを加え再編集して2015年6月12日より2週間の期間限定で劇場公開された。
- 『劇場版 弱虫ペダル』:オリジナル長編映画として2015年8月28日に公開された(後述)。
- 『SPARE BIKE』2016年9月9日から2週間限定上映で公開される。
- 第3期『NEW GENERATION』:2017年1月から同年6月にかけて放送された。本作からはメインスタッフの一部が入れ替わり、製作委員会も副題の略称の頭文字(3期なら本来はNEW GENERATIONの「NG」となる)からナンバリングに変更されている。
- 『Re:GENERATION』:テレビアニメ第3期に新規カットを加え再編集して2017年10月13日から2週間限定上映で公開された。
- 第4期『GLORY LINE』:2018年1月から同年6月まで放送された。
- 『アニ×パラ』第7弾「episode7 パラサイクリング」:2019年7月初放送。パラスポーツを題材にした短編アニメで、NHKで放送。
- 第5期『LIMIT BREAK』:2022年10月から放送開始。今作では放送局がNHK総合に移るが、これまで通り2クール(25話)展開で放送される。
放送局・配信
4期まで-AT-X、テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送、長崎放送
5期-NHK総合
長崎放送は作者である渡辺航の地元テレビ局で、かつて渡辺が漫画家の夢を諦めた際に一時期勤務していた局でもある。何かの集まり(イベント)で渡辺が「長崎でも放送してほしい」と言ったら実現した、とコミックナタリーのインタビューで明かしている。
このほか各配信サイトにて配信されている他(配信形態はそれぞれによって異なるのでここでは割愛)、アニメ放送10周年とTMSアニメ制作60周年に絡み、2024年8月9日~9月8日までyoutubeにて各シリーズの1~3話をそれぞれ一つの動画にして配信される。
作品について
4期まで
話数表記は1・3期はRIDE.○○、2期はROAD.○○、4期はLINE.○○と表記される。EDの後にエンディングショートアニメーション(Cパート)があり、本編の内容とは離れたおまけ的話の後に次回のサブタイトルが表示される。そのCパートでは劇中劇として「ラブ☆ヒメ」という超絶イチオシ美少女アニメが流れることもある。
エンディングのキャストクレジットは2期後半クール以降は話によってその回のメインになった人物が先頭に表記(坂道の表記が後回しになる)されることがある。そのため数週続けて坂道のクレジット表記が後回し(未登場も含む)になることもあった(エピソードによっては主人公の坂道が全くもしくはほんの数カットしか登場しない回もある)。
5期では
今作での話数表記はBREAK.○○となり、「LIMIT BREAK」のフォントが変わる。更にNHKでの放送ということもあって、これまでの4期までとは大幅に異なり、エンディングショートアニメ及びフィクション&注意テロップ(背景は各話毎に替わる)がカットされ、AパートとBパート間のアイキャッチが追加、次回予告は4期までの注意テロップ背景を使ったものとなっている。更に前半クールで大規模なスポーツ大会番組や年末年始編成による放送休止があったことから、後半クールの14・15話、16・17話、24・25話をそれそれ2話連続放送で遅れを埋める形をとっている。
4期まではほぼ原作に沿った内容だったが、5期では広島呉南の浦久保優策と庭妻繁典が前日リタイヤで3日目はレース参加しないという内容に変更されているのをはじめとして、原作からの改変が目立つようになる。
当初は2021年に放送予定だったが世界的な諸情勢の関係で放送がずれ込んだことも明かしている(コミックナタリーのインタビューより)
エンディングでのキャストクレジットについて、主人公である坂道は1・12・15・19・20・23話以降を除いて後回しで表記(登場時)されている。
登場人物
登場人物については弱虫ペダル及び弱虫ペダル登場人物タグ一覧を参照。
スタッフ
1期・2期・Re:RIDE・Re:ROAD・SPECIAL RIDE
監督 | 鍋島修 |
---|---|
シリーズ構成 | 吉田玲子(SPECIAL RIDEを除く) |
脚本 | 各話リストを参照(TV版)、吉田玲子(Re.RIDE・Re:ROAD・SPECIAL RIDE)、広田光毅、砂山蔵澄、福嶋幸典(Re.RIDE・Re:ROAD)、岡田邦彦(Re:ROAD) |
キャラクターデザイン | 吉田隆彦 |
サブキャラクターデザイン | 小坂知(SPECIAL RIDEを除く) |
デザインワークス | 水村良男 |
メインアニメーター | 堀内博之 |
美術設定 | 青木智由紀 |
美術監督 | 吉原俊一郎 |
音楽 | 沢田完 |
アニメーション製作 | TMS 8PAN(製作8班) |
製作 | 弱虫ペダル製作委員会(1期)、弱虫ペダルGR製作委員会(2期・Re:ROAD)、弱虫ペダルRR製作委員会(Re:RIDE)、「弱虫ペダル SPECIAL RIDE」製作委員会(SPECIAL RIDE)※ |
※作中映像内では『TMS・東宝・秋田書店』とクレジットされている。
3期・4期・5期・Re:GENERATION
※以下、Re:GENERATIONはRGと表記する。「~4期」表記時はRGも含む。
監督 | 鍋島修 |
---|---|
シリーズ構成 | 砂山蔵澄 |
脚本 | 各話リストを参照(3期・4期)、砂山蔵澄(5期・RG)、福嶋幸典、岡田邦彦、久尾歩、広田光毅(RG) |
キャラクターデザイン | 番由紀子 |
サブキャラクターデザイン | 宮西多麻子 |
デザインワークス/メカデザイン(5期) | 水村良男、秋篠Denforword日和 |
ライドデザイン | 堀内博之 |
美術設定 | 青木智由紀(~4期)、泉寛(5期) |
美術監督 | 吉原俊一郎 |
プロップデザイン | 芝美奈子、小坂知(~RG) |
アニメーションプロデューサー | 竹村逸平(3期・RG)、伊藤元気(RG・5期)、片桐秀介(4期) |
音楽 | 沢田完 |
アニメーション製作 | TMS 8PAN(~4期)、TMS Die4studio(第4スタジオ、5期)※ |
製作 | 弱虫ペダル03製作委員会(3期・RG)、弱虫ペダル04製作委員会(4期)、弱虫ペダル05製作委員会(5期) |
※NHK放送版は「トムス・エンタテインメント」表記
SPARE BIKE
監督 | 鍋島修 |
---|---|
脚本 | 広田光毅、久尾歩 |
キャラクターデザイン | 村谷貴志 |
サブキャラクターデザイン | 岩岡裕子 |
メカデザイン | 水村良男、松田真路 |
プロップデザイン | 小坂知、宮西多麻子 |
美術設定 | 青木智由紀 |
美術監督 | 李凡善 |
アニメーションプロデューサー | 竹村逸平 |
音楽 | 沢田完 |
アニメーション製作 | TMS 8PAN |
製作 | 弱虫ペダルSB製作委員会 |
各話リスト
第1期
話数 | サブタイトル | 脚本 |
---|---|---|
第1クール | ||
RIDE.1 | アキバにタダで行けるから | 吉田玲子 |
RIDE.2 | 部員をふやすため | 吉田玲子 |
RIDE.3 | 僕は友達いないから | 吉田玲子 |
RIDE.4 | 鳴子章吉 | 広田光毅 |
RIDE.5 | 総北高校自転車競技部 | 吉田玲子 |
RIDE.6 | ウェルカムレース | 砂山蔵澄 |
RIDE.7 | 追いつきたい! | 福嶋幸典 |
RIDE.8 | スプリントクライム!! | 広田光毅 |
RIDE.9 | 全力VS全力 | 広田光毅 |
RIDE.10 | ピークスパイダー | 吉田玲子 |
RIDE.11 | 肉弾列車 | 砂山蔵澄 |
RIDE.12 | 合宿初日 | 福嶋幸典 |
第2クール | ||
RIDE.13 | 今泉と鳴子の1000㎞ | 吉田玲子 |
RIDE.14 | 朝霧の再会 | 広田光毅 |
RIDE.15 | 策略 | 福嶋幸典 |
RIDE.16 | 一点突破 ※1 | 砂山蔵澄 |
RIDE.17 | 最後尾の小野田 | 広田光毅 |
RIDE.18 | 全力の勝負 | 福嶋幸典 |
RIDE.19 | 新たなるスタート | 砂山蔵澄 |
RIDE.20 | 真波山岳 | 吉田玲子 |
RIDE.21 | 石道の蛇 | 吉田玲子 |
RIDE.22 | インターハイ開幕 | 広田光毅 |
RIDE.23 | トップスプリンター!! | 福嶋幸典 |
RIDE.24 | 震える泉田 ※2 | 砂山蔵澄 |
RIDE.25 | 負け | 砂山蔵澄 |
第3クール | ||
RIDE.26 | 空が見える | 吉田玲子 |
RIDE.27 | 山神東堂 | 福嶋幸典 |
RIDE.28 | 100人の関所 | 広田光毅 |
RIDE.29 | 山頂 | 砂山蔵澄 |
RIDE.30 | 荒北と今泉 | 吉田玲子 |
RIDE.31 | 強者3人 | 広田光毅 |
RIDE.32 | 希望の夜 | 福嶋幸典 |
RIDE.33 | ヒメなのだ | 砂山蔵澄 |
RIDE.34 | 新開隼人 | 広田光毅 |
RIDE.35 | 勝利する男 | 福嶋幸典 |
RIDE.36 | 最強最速 | 砂山蔵澄 |
RIDE.37 | 王者交代 | 広田光毅 |
RIDE.38 | 総北の魂 ※3 | 吉田玲子 |
第2期
話数 | サブタイトル | 脚本 |
---|---|---|
第1クール | ||
ROAD.1 | フェイズ49 | 砂山蔵澄 |
ROAD.2 | エースたち | 福嶋幸典 |
ROAD.3 | 翔 | 広田光毅 |
ROAD.4 | 覚悟 | 吉田玲子 |
ROAD.5 | 薬局までの3㎞ | 岡田邦彦 |
ROAD.6 | モってる男 | 福嶋幸典 |
ROAD.7 | 迫る、集団 | 広田光毅 |
ROAD.8 | アラキタ | 砂山蔵澄 |
ROAD.9 | 呉の闘犬 | 福嶋幸典 |
ROAD.10 | その先の領域 | 広田光毅 |
ROAD.11 | サバイバル | 岡田邦彦 |
ROAD.12 | 泉田の誇り | 砂山蔵澄 |
第2クール | ||
ROAD.13 | 激走、山中湖 | 福嶋幸典 |
ROAD.14 | 最後の作戦 | 岡田邦彦 |
ROAD.15 | 鳴子!真骨頂! | 広田光毅 |
ROAD.16 | エース今泉! | 砂山蔵澄 |
ROAD.17 | 箱根学園ゼッケン6番 | 岡田邦彦 |
ROAD.18 | 一歩一歩 | 福嶋幸典 |
ROAD.19 | 坂道の役割 | 広田光毅 |
ROAD.20 | 今泉VS御堂筋 | 岡田邦彦 |
ROAD.21 | 91番 | 福嶋幸典 |
ROAD.22 | 真波と坂道 | 広田光毅 |
ROAD.23 | 約束の道 | 砂山蔵澄 |
ROAD.24 | WINNER ※4 | 吉田玲子 |
第3期
話数 | サブタイトル | 脚本 |
---|---|---|
第1クール | ||
RIDE.01 | 最後の峰ヶ山 | 砂山蔵澄 |
RIDE.02 | 巻島が残したもの | 砂山蔵澄 |
RIDE.03 | 手嶋、魂の走り | 福嶋幸典 |
RIDE.04 | 峰ヶ山で一番速い男 | 岡田邦彦 |
RIDE.05 | 自転車異種格闘技場!! ※5 | 久尾歩 |
RIDE.06 | 鳴子vs御堂筋 | 広田光毅 |
RIDE.07 | 最後の走行会 | 砂山蔵澄 |
RIDE.08 | ゴールライン | 福嶋幸典 |
RIDE.09 | 新生総北、始動! | 岡田邦彦 |
RIDE.10 | 杉元兄弟の絆 | 久尾歩 |
RIDE.11 | 決着 | 広田光毅 |
RIDE.12 | トラブル! | 砂山蔵澄 |
第2クール | ||
RIDE.13 | 1000㎞再び | 福嶋幸典 |
RIDE.14 | 凡人と天才 | 岡田邦彦 |
RIDE.15 | 古賀のゴール | 久尾歩 |
RIDE.16 | 2度目のインターハイ | 広田光毅 |
RIDE.17 | スタート!! | 福嶋幸典 |
RIDE.18 | ふくらむ青八木 | 砂山蔵澄 |
RIDE.19 | 怪道銅橋 | 岡田邦彦 |
RIDE.20 | 鏑木、全開! | 久尾歩 |
RIDE.21 | 箱根学園、動く! | 広田光毅 |
RIDE.22 | ゼッケン1のプレッシャー | 福嶋幸典 |
RIDE.23 | 坂道、追撃 | 岡田邦彦 |
RIDE.24 | 雑草の走り | 久尾歩 |
RIDE.25 | 空を仰ぐ | 砂山蔵澄 |
第4期
話数 | サブタイトル | 脚本 |
---|---|---|
第1クール | ||
LINE.01 | 最終局面へ | 砂山蔵澄 |
LINE.02 | 2人のエース!! | 砂山蔵澄 |
LINE.03 | 約束の時 | 岡田邦彦 |
LINE.04 | 覚悟の5人 | 久尾歩 |
LINE.05 | 削る3秒 | 広田光毅 |
LINE.06 | 揺らぐ総北 | 福嶋幸典 |
LINE.07 | 希望の足音 | 砂山蔵澄 |
LINE.08 | 2日目、スタート!! | 岡田邦彦 |
LINE.09 | 願いのタスキ | 久尾歩 |
LINE.10 | 16番、新開悠人 | 広田光毅 |
LINE.11 | 山王 | 福嶋幸典 |
LINE.12 | こぼれ落ちた想い | 砂山蔵澄 |
第2クール | ||
LINE.13 | 罪を背負いし者 | 岡田邦彦 |
LINE.14 | 心のつつみ、心の函 ※6 | 久尾歩 |
LINE.15 | 歓喜のスプリントライン | 広田光毅 |
LINE.16 | 遅れる総北 | 福嶋幸典 |
LINE.17 | 山のはじまり | 砂山蔵澄 |
LINE.18 | 鳴子の意地 | 岡田邦彦 |
LINE.19 | 近づく山頂 | 久尾歩 |
LINE.20 | 山岳賞 | 福嶋幸典 |
LINE.21 | リミッター | 広田光毅 |
LINE.22 | 3人の強者 | 岡田邦彦 |
LINE.23 | 勝利者 | 久尾歩 |
LINE.24 | 小さな峠 | 砂山蔵澄 |
LINE.25 | それぞれのスタートライン | 砂山蔵澄 |
備考
※1:ED直前にサブタイトルを出している
※2:次回予告では「震える今泉」と最初に出た後に「田」が「今」を追い出す形で差し替えていた
※3:アバン冒頭にサブタイトルを出している
※4:Aパート終盤にサブタイトルを出している
※5:原作では「じてんしゃバーリトゥード」(ポルトガル語の「何でもあり」を意味する)のルビが振られていた
※6:原作のRIDE.340と341のサブタイトルを合体させている
第5期
話数 | サブタイトル | 備考 |
---|---|---|
第1クール | ||
BREAK.01 | 最終日、スタート!! | |
BREAK.02 | ピラニア | 原作の「陸鮫」(RIDE.430)に該当 |
BREAK.03 | 共に進む力 | |
BREAK.04 | チーム2人 | |
BREAK.05 | 先輩 | ラグビー試合番組の都合で翌週休止 |
BREAK.06 | 銅橋正清のインターハイ | |
BREAK.07 | FINAL ROAD! | |
BREAK.08 | 手嶋のオーダー | サッカーW杯の都合で翌週休止 |
BREAK.09 | 転校生 | |
BREAK.10 | 響きあう振動(バイブレーション) | 年末年始編成のため翌週休止 |
BREAK.11 | 仰ぎ見た空 | |
BREAK.12 | 来襲!! | |
BREAK.13 | 新開悠人の覚悟 | |
第2クール | ||
BREAK.14 | 鳴子VS真波 ギリギリバトル | |
BREAK.15 | 攻防!ダウンヒル!! | BREAK.14と2話連続放送 |
BREAK.16 | 鳴子特急!! | |
BREAK.17 | 変わる風向き | BREAK.16と2話連続放送 |
BREAK.18 | ウォーターゲートダイブ | |
BREAK.19 | 最後のオーダー | |
BREAK.20 | 5月の水族館 | |
BREAK.21 | スイッチとハナウタ | 原作のRIDE.523と525のサブタイトルを合体させている |
BREAK.22 | 声、届け | |
BREAK.23 | 金城、最後の仕事 | |
BREAK.24 | 2人のラストスプリント | |
BREAK.25 | 大空に手を挙げた者 | BREAK.24と2話連続放送 |
主題歌・作中楽曲
劇場総集編等も含む4期までは全てTOHO animation RECORDS。
5期楽曲レーベルは歌唱者の行に記載、併せて5期楽曲はCDシングルとしては発売されていない。
オープニングテーマ
「リクライム」(1期第1クール・Re:RIDE)
作詞:SHiNNOSUKE / 作曲・編曲・歌:ROOKiEZ is PUNK'D
※:OP版はシングル盤と異なりギターソロのサビから始まりAメロ前半の2番部分へと続き、Aメロ後半からは1番に戻るという変則的な展開となる。
「弱虫な炎」(1期第2クール)
作詞・作曲:高津戸信幸 / 編曲・歌:DIRTY OLD MEN(MAGIC OF LiFE)
※:このクールのみスタッフクレジットの表示パターンと字体(フォント)が他のTVシリーズと異なる(機材や標識、道路などに直接記述されている)ため、BD/DVD映像特典のノンクレジットOPは用意されていない。
「Be As One」(1期第3クール)
作詞:leonn / 作曲・編曲:宮崎誠 / 歌:チーム総北(小野田坂道、今泉俊輔、鳴子章吉、金城真護、巻島裕介、田所迅)
「Determination」(2期第1クール)
作詞・作曲:岡田勇希、編曲・歌:LASTGASP
「リマインド」(2期第2クール・Re:ROAD)
作詞:SHiNNOSUKE / 作曲・編曲・歌:ROOKiEZ is PUNK'D
※:21話のみアウトロ部分の羽根の舞うカット(真波をイメージした青背景に白い羽根)が御堂筋をイメージした紫背景の黒い羽根に差し替えられている.
「ケイデンス」(3期第1クール)
作詞:夏代孝明、松井洋平 / 作曲・編曲:渡辺拓也 / 歌:夏代孝明
※1:5話はOPがなく、アバンパートにキャストクレジットを入れている。
※2:坂道らが登場した亀田製菓のCM(RIDE.9~12放送分)にも使われている。
「トランジット」(3期第2クール・Re:GENERATION)
作詞・作曲・編曲:渡辺拓也 / 歌:夏代孝明
※:Aパートの箱学のカットに登場する新開悠人は劇中で素顔を見せる17話まではアニメキャラのお面を被った姿だが、18話以降及びRGでは顔出しをしてお面を頭の上に乗せている姿に変化する。RGでは週刊少年チャンピオン誌の編集長が沢孝史から武川新吾に、渡辺の担当編集が武川から松村勇樹へ交代したため、OPの企画クレジットがそれまでの沢から武川に、プロデューサークレジットが武川から松村へ変更されている。
「僕の声」(4期第1クール)
作詞・作曲:内田直孝 / 編曲:Rhythmic Toy World、川原祥太 / 歌:Rhythmic Toy World
※1:Bメロ部分の後姿の葦木場がゴールゲートをくぐりガッツポーズをするカット(「音楽 沢田完」のクレジットが入るところ)は6話までは逆光となってシルエット状態になっているが、1日目のレース結果が決まった7話以降は逆光の光が弱くなったことでその姿が見えている。
更にサビ部分で今泉と鳴子が飲んだドリンクのボトルを投げるカットは、TVアニメ『ルパン三世』第4期オープニングで使われた「片目3D」に似た手法が用いられている(あくまでも「似た手法」なので参考程度に…)。BD/DVD1話のみ、OP曲クレジットがこのカットに入っている(TV放送版やBD/DVDの他話ではそのあとのボトルが地面に落ちたところのカットでクレジット表示されている)。
※2:第2クール最終話の挿入歌及び亀田製菓のCM(LINE.9~12放送分)として使用されている。
「ダンシング」(4期第2クール)
作詞・作曲・歌:佐伯ユウスケ / 編曲:宮崎誠
※ミュージックビデオにはDa-iCEの工藤大輝もゲストで登場。CD同梱版DVD収録のPVと異なり、youtube版では2番の始めに曲を止めて、佐伯と工藤を含む出演ダンサーによる、楽曲宣伝を兼ねた1分程のガチンコ椅子取りゲームが追加されている。
4期第2クールノンクレジットOP
「Keep going」(5期第1クール) アルバム「Hervest」収録
作詞:GEN / 作曲・編曲・歌:04 Limited Sazabys(日本コロムビア)
※:放送局が変更されたことにより、スタッフキャストの文字書体やOP映像等が大幅に変更されている。NHK放送版と配信版ではキャストクレジット表記に差異がある(企業名カットやアニメ制作会社の表記変更など多数あるため割愛)。これはネット配信を行うNHK放送の他のアニメと同様の措置である。同様にクレジットの配色にもNHK版と配信版で差異がある。
本楽曲が収録されたアルバム「Hervest」はアルバムでありながら、CDのみの通常版が税込1100円という価格で発売されている。
「ラストシーン」(5期第2クール) 配信限定シングル
作詞:竹中雄大 / 作詞:竹中雄大・沖聡次郎 /編曲・ 歌:Novelbright(UNIVERSAL SIGMA/ZEST)
※:これまで13話でクールが切り替わっていたが、今期では14話でクールが切り替わっている。更に3度の放送休止もあったため、初公開は1月28日深夜放送分(1月29日)だった。今回もNHK放送版と配信版でキャストクレジット表記に差異が生じているが、クレジットの配色についてはそれぞれの違いはない。
エンディングテーマ
「Top of Tops!」(OAV「SPECIAL RIDE」)
作詞:三浦誠司 / 作曲:中村久志 / 歌:寒咲幹(CV:諏訪彩花)
※:現時点で唯一の女性ボーカル曲。
「風を呼べ」(1期第1クール)
作詞・作曲:真戸原直人 / 編曲・歌:アンダーグラフ
※:10話のみ作中で曲が入り、Bパートの途中から通常のエンディング映像に切り替わる。作内では使われていないが、巻島裕介役の森久保祥太郎が2番間奏のラップパート歌唱としてゲスト参加している。
「I'm Ready」(1期第2クール)
作詞・作曲:高津戸信幸 / 編曲:DIRTY OLD MEN / 歌:AUTRIBE feat. DIRTY OLD MEN
「Glory Road」(1期第3クール)
作詞:Mio Aoyama / 作曲・編曲:宮崎誠 / 歌:チーム箱根学園(福富寿一、真波山岳、東堂尽八、新開隼人、荒北靖友、泉田塔一郎)
「リアライズ」(2期第1クール)
作詞:SHiNNOSUKE / 作曲・編曲・歌:ROOKiEZ is PUNK'D
「栄光への一秒」(2期第2クール)
作詞・作曲:高津戸信幸 / 編曲・歌:MAGIC OF LiFE
※:2期最終話ではBパート終盤から曲が入りCパートに入ったところで曲が終わる(それに伴い、ED冒頭のカットと終わりのブラックアウト部分はカットされている)という、通常とは少々異なるエンディングとなっている。そのほか、4期15話挿入歌としても使用されている。
「ナウオアネバー」(3期第1クール)
作詞・作曲・歌:佐伯ユウスケ / 編曲:宮崎誠
※:ミュージックビデオは逆再生ワンシーンノーカットで、歌を逆再生しての収録風景もメイキングとして別に公開されている(PVの裏話はこちらから)。
佐伯ユウスケによる弾き語り版
「タカイトコロ」(3期第2クール)
作詞・作曲・歌:佐伯ユウスケ / 編曲:宮崎誠
※:OP同様、悠人のお面の有無の変化がある(16話までお面姿で17話以降はお面なしの顔出し)。
「Carry the Hope」(4期第1クール)
作詞:ミズノゲンキ / 作詞・編曲:設楽哲也 / 歌:THE HIGH CADENCE(小野田坂道、今泉俊輔、鳴子章吉、手嶋純太、青八木一、鏑木一差)
※:総北メンバーがロックバンドもしくは軽音バンド(坂道:ヴォーカル、今泉と鳴子:ギター、青八木:ベース、手嶋:キーボード、鏑木:ドラム)を組んでライブハウスで演奏する姿が描かれている。
メンバージャージ姿のシーンでは背後の影が箱学メンバーとなる演出がある。
4期1クールED「Carry the Hope」ノンクレジット映像
「Over the Limit」(4期第2クール)
作詞:ミズノゲンキ / 作詞・編曲:睦月周平 / 歌:ROUTE85(真波山岳、泉田塔一郎、黒田雪成、葦木場拓斗、銅橋正清、新開悠人)
※:上記の総北メンバーに対し、管弦楽バンド(葦木場:ピアノ、黒田:コントラバス、真波:サックス、泉田:トロンボーン、銅橋:ドラム(パーカッション)、悠人:トランペット)を組んで演奏している。ちなみに「ROUTE85」の85は箱根の「ハコ」を指す。
4期2クールED「Over the Limit」ノンクレジット映像
「PRIDE」(5期第1クール) 配信限定シングル
作詞:竹中雄大 / 作詞:竹中雄大・沖聡次郎 /編曲・ 歌:Novelbright(UNIVERSAL SIGMA/ZEST)
※:OP同様4期までとは映像レイアウトが大きく変わっている他、スタッフクレジットもNHK放送版と配信版で差異が生じている。
youtubeで公開されたミュージックビデオは、シネマフィルム風に編集されたアニメ5期4話までの映像に、映画の字幕風に歌詞が配されている。
「アクション」(5期第2クール) 配信限定シングル
作詞・作曲・編曲:佐伯ユウスケ / 歌:山下大輝with佐伯ユウスケ(A-Sketch/Astro Voice)
※:これまで1期3クールOP及び4期1クールEDで坂道名義で歌唱していた山下が声優名として初めてクレジットされる。
OP同様、初公開が1月下旬にずれ込んだ。
挿入歌
※演奏ありの場合のみイントロでしか使われない場合でもクレジットされる。鼻歌など、演奏なしの場合はクレジットされない。
「恋のヒメヒメぺったんこ」(複数話)
作詞:渡辺航 / 作詞補佐:yura / 作曲・編曲:田代智一 / 歌:姫野湖鳥(田村ゆかり
※:後述する劇場版ではオリジナル版の他に追走時に使われたアレンジバージョンも用意されていた。
「ヒメのくるくる片想い」(3期23話)
作詞:渡辺航 / 作曲・編曲:渡部チェル / 歌:姫野湖鳥(田村ゆかり)
劇場作品主題歌
「Days」(Re:RIDE)
作詞・作曲:岡田勇希、編曲・歌:LASTGASP
「Believer」(Re:ROAD)
作詞・作曲:岡田勇希、編曲・歌:LASTGASP
「はじまりの日々」(SPARE BIKE)
作詞・作曲:高津戸信幸 / 編曲:akkin、MAGIC OF LiFE / 歌:MAGIC OF LiFE
「ツヨサヨワサ」(Re:GENERATION)
作詞・作曲・歌:佐伯ユウスケ / 編曲:設楽哲也
その他
3期及び4期では葦木場拓斗に絡むストーリーの挿入曲として、Ludwig van Beethoven(ベートーヴェン)のSinfonie Nr.5(運命)やSinfonie Nr.9(第九)、Grande Sonate pathétique(ピアノソナタ第8番 ハ短調 Op.13『大ソナタ悲愴』)が使われており、それらの曲が使用された話のエンディングではベートーヴェンの名前を先に記してから曲名がクレジットされていた。なお5期ではノンクレジットとなっている。
劇場版
2015年に公開された劇場版は1年目のIH終了後の本編の展開(原作234話、TVアニメの3期以降)を組み込んだ渡辺航原案によるオリジナル(パラレル)ストーリー。金城世代のチーム総北の最後のレースとして、熊本台一の地元である熊本を舞台とした「熊本火の国やまなみロードレース」に参加する。本作でのオリジナルキャラとして熊本台一の吉本進(声:宮野真守)が登場。ゲストにくまモンと、リポーターとして本作のファンでもあるテレビ東京アナウンサーの狩野恵里も出演している。TVアニメ監督の鍋島修は当時進行中だったアニメ2期との都合上総監督としてクレジットされ、替わりに長沼範裕が監督を務める。更には本作の監督である長沼の提案でキャラクターデザインを一新、そのキャラクターデザインを番由紀子と岩佐裕子が手掛ける。このキャラクターデザインはTVアニメ3期以降でも使われ、引き続き番由紀子が担当している。
スタッフ
ストーリー原案 | 渡辺航 |
---|---|
総監督 | 鍋島修 |
監督 | 長沼範裕 |
脚本 | 吉田玲子 |
キャラクターデザイン | 番由紀子、岩佐裕子 |
アニメーションプロデューサー | 竹村逸平 |
音楽 | 沢田完 |
アニメーション製作 | TMS 8PAN |
製作 | 劇場版弱虫ペダル製作委員会 |
主題歌
「Link」
作詞・作曲:岡田勇希、編曲・歌:LASTGASP
※:TVアニメ4期16話挿入歌としても使用されている。
メーカー/ブランド名について
登場する自転車のメーカー及びブランドの名称については大人の事情か、以下の様に名称に変更が加えられている(左:正式名称、右:変更名称、順不同)。5期でも同じ名称を使用している。なお、原作・ドラマ等の他媒体についてはメーカー名の変更はない。
アニメ絵を使用したタイアップ広告などでは後者のメーカー名となっているが(近年は例外もある)、過去にはキャノンデール社のように公式で本作の登場キャラクターを使用して自社広告を出しているメーカーもあった。
- ヨーロッパ圏内
・BMC-BNC
・SCOTT-SCOLT
・PINARELLO-PINARRELO
・COLNAGO-COLMAGO
・TIME-TIMA
・GIOS-GIAS
・Corratec-Cortatec
・Bianchi-Bianche
・RIDLEY-REDKEY
・BH-DH
・LOOK-LOCK
・KUOTA-KOUTA
・Wilier Triestina-willer Triestima
・DE ROSA-DE LOSE
・CARRERA-CAPPERA
・EDDY MERCKX-NERCKX
- アジア圏内(日本含む)
・GIANT-GLANT
・ANCHER-ANSWER
・BRIDGESTONE-BRIDGESTOOM
・MERIDA-MORIDA
- アメリカ圏内
・TREK-TRAK
・SPECIALIZED-SPECIALIZER
・cannondale-cannondate
・FELT-FOLT
・S-WORKS-C-WORKS
・Cervelo-Cergelo
・ARGON18-ARCON18
- パーツメーカー、他
・SHIMANO-SHIMOMO、他
・MAVIC-MAUIC
・ZIPP-ZIIP
・PowerBar-StaminaBar
その他
2期までは特別協賛として(公財)日本自転車競技連盟のクレジットがエンディングに入っていた。そのためか、坂道1年生時のIHではゼッケンNoの下に「全国高等総合体育大会」と入っていたが、特別協賛の外れた3期以降(翌年)のゼッケンは「INTER HIGH」と表記されている。ただし3期以降でも前年大会以前の場面が登場するシーンでのゼッケンは「全国高等総合体育大会」のままである。
劇場版以降ではコースの柵などにそれまで実在企業をもじった架空企業名が入ってたところに実在の企業名が入っている(代表的例はSUBARU、2期までは「SUBUTA」「ZUBARI」「SUBURU」など様々な呼称が使われていた他、スポンサーとして名を連ねるようになった3・4期ではコラボCMも作られた)。他にも、ポカリスエットをはじめとした大塚製薬の商品は1期から実名で登場しているほか、伊豆にあるサイクルスポーツセンター(CSC)(原作のみサイクルスポーツパーク(CSP))が合宿先として登場している。ただし5期はNHKでの放送になるため、完全なる架空の企業名に変更されている(NHKにおける広告・宣伝放送を禁止した放送法83条及び協会定款51条の観点から)。
関連動画
アニメ1期
アニメ2期
アニメ3期
アニメ4期
アニメ5期
アニメ5期番宣
アニメ劇場版
アニメ Re:RIDE
アニメ Re:ROAD
アニメ4期 SUBARUコラボCM
関連タグ
2013年秋アニメ 2014年秋アニメ 2017年冬アニメ 2018年冬アニメ 2022年秋アニメ
響け!ユーフォニアム…5期「LIMIT BREAK」と同じく、続編がNHK放送に移るという共通点を持つ(こちらはEテレ枠)