プロフィール
概要
箱根学園2年生→3年生→卒業。2年目の副主将。当初はクライマーだったが、現在はエースアシストを務める。
中学時代に多くの運動部の助っ人として活躍した「スポーツの天才」で、高い身体能力とポテンシャルをもつ。その反面、絵は壊滅的に下手という一面を持つ。
同学年の泉田塔一郎とは幼馴染で、小学時代に共にロードレースを始めた。
原作及び舞台版では銀髪だが、アニメ1期ではなぜか髪が薄い茶色になっていた。「雪」成という名前も相俟ってファンの間では銀髪の認識が強く、2期からの修正を望む声も大きかったがついに2期18話にてカラーチェンジして再登場。回想シーンも含め原作カラーの銀髪となっている。
荒北靖友には初対面で「クソエリート」とスポーツ万能な優越意識を指摘され、当初反発を覚えていたが、勝てず頭を下げて教えを乞う。その経緯を経て自転車のみに集中し、プライドを捨て「チームの為に徹する」選手となった。今は荒北に尊敬の念を抱き、追い出しレースで勝負を申し込む。
2年生時に真波山岳とインターハイのレギュラーの座をかけ勝負し、負けて出場を逃した。
そのため一時期は真波のことを嫌っていたが、敗因の原因は自身の甘えと実力不足であることに気づいたことと世代交代で副主将に選ばれたことあり、真波の事を嫌う感情は消えている。
泉田とは「ユキ」「塔一郎」、葦木場とは「ユキちゃん」「葦木場」or「拓斗」と呼び合う。
天然な葦木場とは漫才のようなやりとりを見せたり、IH後笑わない真波に檄を飛ばしたりと、変わり種の多いチームにおけるツッコミポジション。
王座奪還を誓い、背水の陣の新生箱学を先導する。泉田曰くチームの「軸」、「彼がいることで他の者は自由に走れる」。
確実にエースを届ける走りから付いた二つ名は「届け屋」「黒猫」。
意外なほどに柔らかく、しなやかで上質な筋肉の「猫足」が特徴。その柔軟性は長丁場で変化に富んだロードに適しているとのこと。
頭の回転が早いタイプでレース中も冷静な判断と走りをするが、勝ちの為には自分の身を全く顧みておらずIH1日目から非常に激しい引きを見せ、「スイッチ」を入れるのに古傷を抉って流血させ闘争心を煽るなど危なげな癖をもつ。ちなみにこの傷は地元レースで、過去の別の競技の試合で恨みを持つ他校選手のラフプレーで転倒させられたときに出来たものである。
東堂尽八を心酔しきっている模様で、それまで不機嫌だったところに東堂の姿が見えると上機嫌に変わるほど。当初は東堂が付けていたゼッケン「3」を付けることを目標にしていたが、東堂から「才能を生かすのはそれだけではない」と言う一言がエースアシストになるきっかけを産んでいる。その他、東堂の中学時代の同級生だった糸川修作のことも知っている。
使用車両について
使用している車両はKUOTA(クオータ)、原作では白だが、アニメでは黒のKOM(ケーオーエム)2008年モデル(参照)。アニメでは例によってメーカー名は変えられているが、車名は変えられていない。
ドラマ1期では年式とカラーリングの異なるKOMを使用している(参照)。
余談
因みに中の人の兄は京都伏見の主将を演じている上に、リアルサイクリストでもある。
とどのつまり、チームは違えど、インハイで勝負こそしてはいないが、中の人の兄弟で共演をしている事になる。
更には、中の人の息子も実写映画版ではあるがモブ役で総北高校の2年生として出演している。