「限りなく続く平坦道をオレは走る こいつとともに」
「オレから自転車とったら”パン屋のせがれ”しか残んねェんだよ!!」
プロフィール
学年 | 千葉県立総北高校三年生→筑士波大学情報工学部 |
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タイプ | スプリンター |
愛車 | SPECIALIZED |
身長 | 185㎝ |
体重 | 74㎏ |
BMI | 21.6 |
誕生日 | 1990年10月16日 |
星座 | 天秤座 |
血液型 | A型 |
ゼッケン番号 | 172(前年は75) |
特技 | けん玉 |
得意科目 | 日本史 |
イメージ動物 | クマ |
声優 | 伊藤健太郎 |
俳優 | 大山真志 / 友常勇気 / 章平(舞台) |
友常勇気(ドラマ) | |
菅原健(映画) |
キャラクター
総北のエーススプリンター。
肉厚の巨漢で、その筋力を生かしてド迫力の走りを見せる様は「暴走の肉弾頭」の異名を持ち、先頭になってチームを引っ張る「肉弾列車」は総北名物と言われている。
豪快な性格だが、意外と細やかに気を配ることもでき、後輩に対する面倒見も良く、インターハイ出場を目指す手嶋純太と青八木一には特に専属してコーチングした。
新しく入って来たスプリンターの鳴子章吉とは、鳴子の性分もあって互いに譲らない競争心を持つ。そんな鳴子からは「オッサン」と呼ばれている他、同学年の巻島裕介からは「田所っち」とも呼ばれている。
実家がパン屋で、劇場映画版では校内の食堂でも販売されている(序盤の掲示板に張り紙がある)。当の本人も朝から食パンに肉と野菜とハチミツを塗りたくって何枚も食べる大食漢。その食べ方から「クマ」を想像するものも少なくない。パンだけでなくご飯も好きで、特に出汁醤油をかけて天かすを振りかけた『蜂蜜丼』が好物(ただし誰にも言っていない)。
所謂アナログ派で、テレビの録画にビデオテープを使用する。そのためIH1年目の巻島家でのミーティングでもコースを覚えてもらうための箱根駅伝の映像もビデオテープで用意していた(参考までに、翌年の古賀公貴はIHコースを大会に先駆け自ら実走し、その映像を自転車に取り付けた小型のビデオカメラで録画しSDカードにて記録していた)。
経歴、レース戦績
入学~1年合宿
中学時代は学級委員とかやってたほどの真面目だったが、高校入学時はインパクトを見せるために制服を着崩してて登校して教師に怒られている。自転車競技経験者でエースになろうと入部したが、1年生レースでは初心者にも抜かれて最下位、IH前の合宿では過度のダイエットによるハンガーノック(車に例えるとガス欠のようなもの、体に力が入らなくなることもある)で2日目リタイヤしたことで一度は部活をやめようとした過去を持つ。しかし、寒咲通司がスプリンターの才能を見出しエースになることを捨ててスプリンターになるよう勧められ、必死の特訓の結果地元レースで優勝するまでに成長した。
この時の通司とのハードな特訓と食欲増大の影響からか体が大きくなり、現在の姿となっている。
補足として、この時の合宿でのハンガーノックの経験から、3年の時の合宿では朝食を食べる量の少ない小野田坂道に渇を入れて、坂道が食べきれないと絶句する程のサンドイッチを分け、朝の食事は特に大事であることを教えているほか、この1年生の時のエピソードを、後に卒業を間近にして総北の魂として受け継いでほしいと鳴子へ話している。
インターハイ神奈川大会
インターハイ神奈川大会ではIHに賭ける想いは誰よりも強く、レースとは関係のない余計な駄話は一切しないと誓うほどだった。特に箱根学園とは前年の一件(後述)もあり、広島呉南の待宮栄吉程ではないが福富寿一に対してレースを潰されたという私怨を持っていた。
1日目は鳴子と共にスプリントリザルトを狙うべく第1ステージを走る。途中箱学の泉田塔一郎に翻弄されるも、ゴール前に起こったアクシデントを一瞬の判断でかわしてスプリントリザルトを獲得する。しかしゴール後に体調不良となり翌日も回復しないまま2日目を走るが、手嶋や青八木の手助けや先で止まっていた坂道の引きと「恋のヒメヒメぺったんこ」を歌いながら走る無茶苦茶なオーダーによって体調も回復しチームに戻る。その後も箱学と京伏の集団に追いついた際は、その集団まで引いた坂道と巻島に替わり、鳴子と共に山頂までチームを引っぱる。そして3日目は先頭集団へ合流後、山岳入口まで箱学に離れずに全開で引き、チームとしては最初に戦線離脱する。その後は同じく戦線離脱した新開隼人に追いついて一緒に走り完走した模様。
スペアバイクエピソードとして、1日目の表彰式の控えのテントで東堂尽八から声をかけられ、巻島の志望校を教えてくれと聞かれる。当初は高度な情報戦だと警戒していたが、東堂の巻島への熱い想いを感じ取り、自分の胸の内を明かしたうえで明早大に進むことを教える(巻島はこの時はまだ海外に行くことを誰にも教えていなかった)。
インターハイ終了後-大学進学
IHが終わり、坂道と手嶋が参加した峰ヶ山ヒルクライムレースの後に行われた地元のクリテリウムイベントに青八木・鳴子と新たにメンバージャージを手にした杉元と共に参加。レースでは青八木・鳴子との三つ巴の展開となり接戦の末に勝利、高校生活最後のレースでの有終の美を飾った。
卒業後は大学へ進学、最初は明早大を受けるものの不合格となったことから茨城県の筑士波大に進学。ちなみに明早大に落ちたことは禁句である模様。実際に、卒業式後の自転車競技部の懇談会で今泉からその話を出された時も相当悔しがり、その今泉も手嶋らに睨まれていたが、自分は第一志望は叶わないと、入部時にエースを目指そうとして挫折してスプリンターに転身した経験を思い出していた。
進学後は大学の寮に住み、引越しは青八木に手伝ってもらっている(手嶋は学校の所用と、その荷物の量で3人も乗れなかったことから参加していない)。
公式ファンブックⅢでは車庫付きのアパートを借りているとあるが、まだその描写はない。
筑士波大学には自転車競技部がなかったため当初は旅がメインのサイクリング部へ入部した。サイクリング部に入部したのは、そこからレースをしたいと思うものを探して何人か集めて自転車競技部を設立しようと考えていた。しかしその志を目指そうとしたものは見つからず、その後「オバケが出る」という噂を聞いた筑波山でその「オバケ」の正体だった東堂と再会、他県の高校に進んだ中学の友人、糸川修作と共に同じ大学に進んでいることを聞き、更にその二人が自転車競技部を設立していたことからサイクリング部を辞めて入部する。
大学レース
部としての初陣は地元・筑波山で開催の大学シリーズ第3戦の筑波山ロードレースで、設部間もなく地元開催だったこともあり、会場までは自走で向かっている。
レース序盤では洋南大に進学した金城との再会に喜び、最終周回で東堂を引いてゴールを託す。結果としてはチームは明早大に勝利を奪われ2位、自身は39位でゴールするが、2位でゴールした東堂に最高の結果だと労いを見せる。
レース直後はバタバタして金城と話す時間がなく残念そうにしていたが、予約していたとんかつ店で偶然の再々会、そこには金城・福富をはじめとした洋南・明早の、かつて高校IHで戦った面々が揃い話に花を咲かせ、その後東堂と遅れてやってきた修作の3人で初陣表彰台の祝杯を(お茶で)交わしている。
その他
インターハイ広島大会
前年の広島大会も選手として出場していたが、2日目に金城が福富のラフプレーにより大怪我を負わされたことで謝罪に来た福富を怒りのあまりに殴ってしまう(総北にはエースは金城しかいなく選手がメカニックも兼任していることもあり、人材に恵まれている箱学とは違うという思いから)。そして金城の車両を直そうとした古賀に金城のリタイアを告げ、車両修理を止めさせた。
インターハイ栃木大会
卒業してから初となるIHの栃木大会では自ら運転する自家用車(店の車)で金城と共に空港で巻島と合流後1日目ゴール地点のある日光へ向かうが、巻島が搭乗した飛行機が大幅に遅れたのといろは坂での事故渋滞を聞いて、ナビにはない道なき裏道を暴走し金城らを絶句させる。1日目は全ステージで勝利を逃していることから、3人での話し合いの結果直接チームへの顔出しはしなかったものの、三日間とも(三日目のみ途中で金城とチームメイトとなった荒北靖友を拾っている)遠くからチームの雄姿を観戦していた。そして三日目の山岳ステージで手嶋がリザルトを獲った姿を見て「大金星だ」と涙ぐむ。
「Re:GENERATION」では1日目にメンバーのために「MVP(もっともビクトリーなパン)」という様々な種類のパンの差し入れを用意していたが、前述のとおりメンバーへの顔出しはしなかったため実際に差し入れしたかどうかは不明。
後日談の追加エピソードとして、レース終了後坂道が記者とのインタビューに答えている間に坂道以外の他の部員と顔合わせはしていた模様で、巻島の飛行機の時間に間に合わせるために一足先に会場を後にするも、坂道と顔を合せなかった巻島の心残りのある姿を察して途中で会場へ引き返している。
インターハイ福岡大会
次の年の福岡大会でも自らの運転で東堂と共に九州入りし、1日目山岳ステージのゴール300m前の所で観戦。別の場所で観戦する東堂と連絡を取りながらこれまでの出来事を「人の道」として振り返り、特に坂道を「「人の道」わかんねーヤツ」と回顧。前年は直接の応援ができなかったこともあり、坂道と真波山岳が近づいてくるのを待ちわびながら「恋のヒメヒメぺったんこ」を大熱唱し、姿を見せて前を走り抜く坂道にエールを送る。
熊本火の国やまなみロードレース
劇場版の熊本火の国やまなみロードレースでは、1日目のスプリントリザルトでIH同様鳴子と例によってリザルトを誰が獲るかを内輪揉めしながら箱学の新開・泉田コンビと勝負、そこに待宮率いる広島呉南が加わりその速さに圧倒されるが鳴子のアシストで待宮に追いつき、新開と待宮との顔芸をキメた三つ巴の顔芸対決・・・もといゴール争いの結果、新開にわずかに敗れて2番手となった。
2日目は金城と共に、一般参加で最後尾スタートの巻島を拾い先を走っていた坂道らと合流。巻島の引きで京伏と広島呉南の集団を抜き、熊本台一と箱根学園に追いつくために坂道に「こういうときはアレだろ」と合図し、坂道がメンバー全員に「恋のヒメヒメぺったんこ」を歌うよう指示、それがチームでの大合唱となり熊本台一を抜き箱学に追いつく。
使用車種について
使用車両はSPECIALIZED、原作・アニメでモデルとなった車種は不明だが、原作(スペアバイク)ではアルミ(フレーム)製であることを明かしている。
ドラマでは1期が「TARMAC SPORT」、2期が「TARMAC」を使用しており、車体の赤のラインをカッティングシートで再現している。
劇場版でも「TARMAC」を使用しているが、ラインカラーが赤から青に変更されている。
余談
中の人は某ハムスターのアニメにて同じく面倒見の良いキャラを演じていたのでこちらを連想する人もいたりする。
実写映画版では今泉俊輔役を同名の俳優が演じているが、もちろん中の人とは別人である。
アニメ3期4話EDショートアニメでは地元ラーメン店の大食い記録更新者として写真が貼られている。鳴子と青八木もその大食いチャレンジに挑んだがその完食タイムには及ばなかった。ちなみにこの話は本編での峰ヶ山ヒルクライムで坂道が葦木場拓斗を抜いて逆転ゴールを決めた後にアナウンスで聞いた、前年の巻島のコースレコードに及ばなかったという内容のセルフパロディでもある。
坂道から教わった「恋のヒメヒメぺったんこ」はのちに青八木にも覚えるよう指導しており、その青八木も翌年のIH2日目で後退した鏑木一差を救出後に先へ進もうと鼓舞するために二人で熱唱している。
人称・口調・呼称だぞ!
一人称 |
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二人称 |
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口調 |
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呼称 |
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関連人物の呼称と変遷だぞ!
関連人物 | 呼び方 | 呼ばれ方 |
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小野田坂道 | 小野田 | 田所さん |
今泉俊輔 | 今泉 | 田所さん |
鳴子章吉 | 鳴子 | オッさん |
金城真護 | 金城 | 田所くん→田所 |
巻島裕介 | 巻島 | 田所っち、時々田所 |
手嶋純太 | 手嶋 | 田所さん |
青八木一 | 青八木 | 田所さん |
杉元照文 | 杉元 | 田所さん |
古賀公貴 | 古賀 | 田所さん |
鏑木一差 | 現時点接点なし | 現時点接点なし |
段竹竜包 | 現時点接点なし | 現時点接点なし |
杉元定時 | 現時点接点なし | 現時点接点なし |
真波山岳 | 真波 | 現時点接点なし |
福富寿一 | 福富 | 田所 |
東堂尽八 | 東堂 | 田所迅 |
荒北靖友 | 荒北 | 田所 |
新開隼人 | 新開 | 迅君 |
泉田塔一郎 | 泉田 | 田所さん |
黒田雪成 | 現時点接点なし | 現時点接点なし |
葦木場拓斗 | 現時点接点なし | 現時点接点なし |
銅橋正清 | 現時点接点なし | 現時点接点なし |
新開悠人 | 現時点接点なし | 現時点接点なし |
御堂筋翔 | 御堂筋 | 現時点接点なし |
石垣光太郎 | 石垣 | 田所 |
岸神小鞠 | 現時点接点なし | 現時点接点なし |
待宮栄吉 | 待宮 | 田所 |
浦久保優策 | 現時点接点なし | 現時点接点なし |
寒咲幹 | マネージャー | 田所さん |
寒咲通司 | 寒咲さん | 田所 |
Mr.ピエール | 監督 | 田所クン |
宮原すずこ | 現時点接点なし | 現時点接点なし |
糸川修作 | 糸川 | 田所くん |
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