日本の漫画家。所謂「24年組」の1人である。
緻密な画力と細部まで練られた硬派なストーリーテリングへの評価が高い。
15歳でデビューしてから10年程講談社の専属作家を務めた後、フリーになってから発表された、古今東西のあらゆるパロディ要素を取り入れた代表作『イブの息子たち』のようなコメディ作品や、個性的なキャラクター造形にも定評があるが、同時期に連載された『七つの海七つの空』の悪役だったキャラに深く傾倒した事に端を発する『エロイカより愛をこめて』連載中の路線変更により確立された、ハードな男たちの戦いの描写が最大の特色となっている。
1991年に『アルカサル-王城-』で第20回日本漫画家協会賞優秀賞受賞。
2007年に『エル・アルコン-鷹-』が宝塚歌劇団星組にて上演(2020年再演)、2014年に『アルカサル-王城-』も上演されている。