「「ハァハァ」ものですよ……」
「誰か今筋肉(にく)の話しました?」
プロフィール
学年 | 京都伏見高校一年生 |
---|---|
タイプ | オールラウンダー |
愛車 | CARRERA/黒(ロゴは白) |
身長 | 177㎝ |
体重 | 63㎏ |
BMI | - |
誕生日 | 11月29日 |
星座 | 射手座 |
血液型 | AB型 |
ゼッケン番号 | 116 |
声優 | 福山潤(幼少時代:小岩井ことり) |
概要
丁寧な口調で落ち着いた雰囲気の、中性的な容姿の新入生である。
他人の筋肉(にく)を触ってその人の本質や技量を自ら定めている。いい肉に対しては大変に興奮し悦に入る。合宿中の坂道や古賀への接触はおろか、インターハイのレース本番前や最中に走りながら今泉や黒田の太ももに触る、更にレーパンの中に深く手を突っ込むというエクストリーム痴漢ぶりを披露している。ちなみに誕生日も…お察しの通りです。
御堂筋と今泉に優劣をつけなくていい、という坂道に対し「一度スタートすれば必ず優劣がつくそれがロードレースですよ」「それ(優劣)だけですよレースは」というロードレース観を述べてはいるが、レースというより肉に集中しているようにしか見えない。
御堂筋とは逆に、先輩達には基本的な礼儀をわきまえた態度で接している様子。
自転車に乗る際は必ず手を洗う。「皮膚の神経を研ぎ澄ませておいて 自転車に触ると浸透する より深く理解できる」らしい。
その実力は全国トップクラスのスプリンターである泉田に対し並んで付いていける程で、相手が強ければ強い程自身のポテンシャルを自在に上げる限界知らずのタイプであることが判明している。そして自ら課したルールを順守したことで、泉田からは「潔し」と評されている。
御堂筋にして「あの子は強い」と評されており、彼の一番弟子でもある。御堂筋とは中学2年の時に出会い、この時は伊達眼鏡を掛けたシャイな文学少年であった。京都の外れの名家の大きな屋敷で育ち、物事や感情は包み隠せという京都らしい教育を受けていた。しかし彼はただの文学少年と違い、幼いころから人それぞれで違っている「ヒトの体」に興味があり、それを隠していた。本を読む場所を探すうちにロードレース練習場にたどり着き、そこで走る選手の筋肉、そして御堂筋に惹かれ、御堂筋という自分とは真逆の一片の嘘もない存在に衝撃を受ける。そして御堂筋の言葉を聞き心の奥底に隠していた本心を曝け出して「解放」をしてついに御堂筋の筋肉に触りたいという欲求を露わにし、そのために自転車を始める。御堂筋からは自転車を初めてからの伸びが常人とは違うと、岸神の潜在能力を高く評価していた。
京都伏見高校に入りマッサージ担当として御堂筋の肉に触るに至り充実していたが、御堂筋から「贅沢は言わなあかん」「充実と満足は違う」と更に奥に隠していた”動く「いいにく」に触りたい”という欲を引き出され、御堂筋から「いいにく」がいっぱいあると言われた、インターハイを目指す。
インターハイでは補欠だったが、スタート直前に御堂筋の策によるカモフラージュでメンバーに選ばれていた3年の広西作大と交代して出場した。
初日は終盤で御堂筋のアシスト役として活躍をし、2日目のスプリント対決では御堂筋と泉田の対決が決まりかける中、泉田の筋肉を見たことで我慢が出来なくなり、泉田の筋肉に触れて「いいにく」と喜び、御堂筋にスプリント対決に自身が出たいと頼んだ。そんな岸神の様子を見た御堂筋は「我慢のできん男」と言い岸神がスプリント対決に出る事を容認した。3日目は御堂筋を終盤まで引いていたが、京都伏見の追撃を抑えるために必死に走る新開悠人を見て「終わったはずの筋肉(にく)が動いている」と興奮し、御堂筋のサポートを離脱。その後は特に描写されることも無かったが、最終的に京都伏見で唯一の完走者であったことが判明する。
御堂筋と共に総北の合宿に忍び込んだ時にはたまたま顔を合わせた坂道からは後輩の「コモリくん」と思われ(坂道は小鞠の名が苗字だと思った上に人の顔を覚えるのが苦手だった)、その場に現れた古賀が部外者だと言うまで坂道は気づかなかった。
レース中はヘルメットにアイウェア(サングラス)を逆さに着けているが(逆さに着けているのはファッションではなく落下防止の為)、そのアイウェアを装着すると「にくにくにく」と言って更に変態ぶりが増す…のではなく、アイウェアを身に着けることで運動時に得られる情報の80%以上を占める視覚の情報を劇的に変化させることで、泉田の全力にもついていける本来の実力を出す走りをする。
使用車両について
競技に使用している車両はCARRERA、原作でのモデルは不明だがアニメで使用している車体のモデルは2016年モデルのERACLEがそれに近い(参考程度に…)。