概要
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
魔女の姿をしたデジモンで、ライバルのウィザーモンの後を追って別次元デジタルワールド“ウィッチェルニー”からやって来た。
故郷のウィッチェルニーでは風と水の魔術(高級プログラム言語)をマスターしたが、大魔道士を目指すウィザーモンを出し抜くために、後を追ってこのデジタルワールドで修行に励んでいる。 少々残酷な一面もあり、プライドも高く、しきたりや決まり事を嫌う。
必殺技は魔力を帯びた鋭利な風『バルルーナゲイル』と、鋼鉄も貫く超高水圧の『アクエリープレッシャー』。
作品での活躍
デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~
アニメ初登場作品。少年ハンターのハルキのパートナーとして登場。
デジモンゴーストゲーム
「さぁ、お前たち、街を魔女でいっぱいにするのよ!」
「今宵は年に一度、最も魔力の高まるハロウィンの日だ。私やお前達の高まった力で、ここに人間のいない魔女だけの国を作ろう!」
CV:潘めぐみ
第49話に登場。
「チェルニク チェルニカ 我を崇め讃えよ」の詠唱で、胸の飾りから召喚する目玉を用いて様々な呪文を行使することができ、ハロウィンの日に魔女の仮装をした人間を本物の魔女に、それ以外の仮装をした人間をクマネズミに変えて使い魔の黒猫に食わせて排除。やがて人間のいない魔女だけの国を作ることを目論んでいた。
魔女に変えられた人間はウィッチモンとほぼ同じ能力を得ることができ、上記の呪文を扱えるのはもちろん、必殺技を使用することもできる。尚、身体的特徴としては目つきの鋭い青目になり、肌の色が若干青白くなる。
さらに、ハロウィンの日になると魔力がパワーアップするそうで、彼女の能力はこの日のみ完全体相当に強化される。『バルルーナゲイル』は対象を簡単に吹き飛ばし、『アクエリープレッシャー』は複数のビルを安易と貫くほどの凄まじい威力と化す。
人間を魔女やネズミに変え、街の中心部に魔力の黒雲を発生させ建国の準備を進める中、魔女に変装して儀式に潜入した宙たちと交戦。カウスガンマモンと空中戦を繰り広げ優位に立つが、援軍にやってきたパンプモンに邪魔され魔女達を足止めされてしまう。
それでも『バルルーナゲイル』でパンプモンはおろか宙も吹き飛ばすが、宙を助けようとしたカウスガンマモンがカノーヴァイスモンへ超進化。『ドラゴニア』で『アクエリープレッシャー』を打ち破られて降参……と見せかけての不意打ちを仕掛けようとするが、0時を知らせる時計の鐘が鳴った。
「あ〜あ…。終わっちゃった…。年に一度のチャンスだったのに……」
ハロウィンの終わりを告げる鐘の音が鳴った事で、魔力のパワーアップが切れ戦意喪失。魔女やネズミに変えられた人間も元に戻り、彼女の建国計画は水泡に帰した。
その後、本当は「魔女仲間が欲しかっただけ」と言う理由で引き起こしたと吐露すると、パンプモンに「同じ姿にしなくても、楽しければ友達になれる」と言われる。それでも人間と仲良くするのに難色を示すが、「同じことをしたらまた自分が来る」と釘を刺されて仕方なく言う事を聞く事にした。
すると、その場にいたガンマモンに「もしかして漆黒の覇王?」と聞いた後、フィールドの解除と共に姿を消した。
宙「またやられた…(-_-;)」
瑠璃「来年、会えるわよ」
ガンマモン「トリニクトリートメント~!(^O^)/🎃👻」
尚、彼女の声を演じた潘氏は過去のデジモンシリーズでは洲崎アイルや高石タケルを演じたことがある。
進化ルート
ババモンルート
ユノモンルート
余談
ちなみに初めて、人間に近い素顔を持つ成熟期デジモンでもある。
実は進化元となるのはネーモンだったりする。そのほかの進化元はツカイモンとプロットモン(Bo-1003)、テリアモン、パルモン(St-825)など。
進化形となるのは女性系ではバステモン、ウィッチェルニー関連ではミスティモンやワイズモンなど。
関連イラスト
関連タグ
デジモン 成熟期(デジモン) 魔女 魔導士 ウィザーモン ソーサリモン
ヴァンデモン シャンブルモン:女性をターゲットにした怪奇現象を引き起こした、ホログラム・ゴースト繋がり。中でもヴァンデモンは自身が王となる国を作ろうと目論み、眷属を増やしていた点も共通。