概要
「バイアクヘー」、「バイアキー」とも呼ばれる。
体長は2~3m。飛行速度は地球上で時速70km、宇宙空間で光速の1/10。腰にある「フーン器官」を使うことで光速の400倍のスピードによる飛行が可能。乗り心地は悪いとされる。
星間空間に棲んでおり、ハスターの儀式に度々関わる。
容姿に関しては蟻または蜂と翼竜を掛け合わせたようなデザインと認識されている。
ラヴクラフト作の『魔宴』に登場した「カラスでもなく、モグラでもなく、ハゲタカでもなく、アリでもなく、腐乱死体でもない」怪物の正体はビヤーキーではないかと考えられる。とはいえ、全く同一かというと不確実である。
召喚
地平線の上にアルデバランが上る夜に黄金の蜂蜜酒と秘薬を飲み、魔法の石笛を吹きハスターを称える呪文を唱えることで召喚できる。また、通常は古き印(エルダーサイン)も必要。
人語を理解し召喚者を乗せて空を飛ぶ。宇宙空間を飛ぶ場合、召喚者の魂のみを乗せる。
この召喚方法に応じる人間の明確な資格や条件は不明。少なくともハスターと敵対していないことが必要であるらしい。また、ハスターと敵対する神性や勢力に対し攻撃を加える目的であれば、応じてくれやすいようだ。
ビヤーキー召喚のためのハスター礼賛の呪文
いあ! いあ! はすたあ! はすたあ くふあやく ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ
あい! あい! はすたあ!
主な召喚者
『永劫の探求』シリーズのラバン・シュリュズベリィ教授が有名。
また、『Surery You Joust』という作品では円卓の騎士ダゴネットがフランスで出会った騎士トリスタンからビヤーキーを譲り受け、「翼ある貴婦人」と呼び可愛がっていた。
フィクションにおけるビヤーキー
星5降臨モンスターの一種でカラスのような姿をしている。アビリティの聖騎士キラーLが特徴。アンフェア等では敵として登場する。
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