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概要

CV:岩崎里菜

アンフェアは2022年現在でモンスト内の高難易度クエスト群轟絶の4週目「異形なる分断者」4体目のモンスターで、通算19体目、闇属性では4体目のキャラクターとなる。

クエスト名は、「悦なる不正」


聖職者のような見た目をしており、両腕には天秤をそなえている。

この天秤は向かって左に金の卵、右側に歯車が載っている。


降臨


初降臨は2021年7月10日。ギミックとしては、「属性効果超絶アップ」「一部の敵は弱点なし」に加えて、初登場となる、「透明化パネル」が登場する。

これは、一ターンに一度だけ踏むことができ、踏むごとに透明化しているキャラは透明化が解除され、していないキャラは透明化されるというものである。

アビリティとしては、地雷とウィンドが対策必須となっている。特に、ウィンドは対策していないとバトル1で壁際に放たれる1発で即死するレーザーを食らうため、対策は必須。

それに加えて、クエストを通して敵の間に挟まってダメージを稼ぐため、反射が推奨される。


クエスト内容


結論から言うと、半年経った今でもぶっちぎりで難しい。

そもそも論として、反射で飛行/マインスイーパーかつアンチウィンドのキャラがほとんどいない。

また、一部ステージではただ透明化を解除すれば挟まれるというわけではなく、

①パネルを踏んで雑魚の透明化を解除し、中ボスを透明化する②雑魚の弱点を殴って倒す③パネルを追加で2枚踏んでアンフェアを透明化した状態にしておくといった3つの手順を踏んでこの後、透明化した状態で蘇生される雑魚と中ボスの間に挟まる、といったアホみたいなルートが要求される。当然、雑魚を倒してもパネルを合計で偶数枚踏んでいればアウトだし、うまく整えれたとしても挟まれる位置にキャラがいないということもある。

クエストの難易度を上げるもう一つの要因が、被ダメのデカさである。

ボスのアンフェアが、「幻妖キラーM」を持っているため、最適運枠であるアリアがその被害をもろに食らってしまう。

それを抑えるために道中には反撃で味方の防御を上げてくれる、天使が出現するのだが、この天使、一発殴っただけで死ぬ。

なので、①天使の透明化を解除する②味方の友情で天使の反撃を発動させる③天使を殴る前に再度透明化する④その過程で中ボスやボスを削る、という立ち回りも要求される。


適正キャラの増加


①初降臨時

ギミックはマイスイウィンドの反射ということで、まともに使える適性は、ユノー、シトリン、アベル神化、風雷αと非常に少ない。中でも風雷αが超マイスイLと闇属性キラーで圧倒的な殴り火力が出せ、最適性となった。降臨では、アリア、ダミアなどがいた。そんな初降臨だったが、アンフェアが非常に難しいせいで、風雷αがいないとクリアはとても厳しいものになった。だがその肝心の風雷αがモンストブライダルという期間限定イベントの限定キャラだったため、所持している人がそもそも少ない。また、ギミック対応がマイスイウィンドとアンフェアピンポイントなため、引いた人は少なかった。だが、降臨キャラのアリアが轟絶で作成難易度が高い上にボスの幻妖キラーMをまともに喰らってしまうため被ダメが痛かったが、超バランス型による圧倒的な殴り火力により、加撃を盛った場合、そこらのガチャ限より強くゴリアとまで言われていたため、風雷αがいない人たちにとっては救世主だっただろう。


②適正キャラの追加

初降臨時こそ適正の幅が狭かったが、時が経つにつれ、少しずつ適正キャラが追加されていった。


1 華美なる花ノ国の精 グロリオサ

2021年9月17日より始まった新イベント「花散る都の特命譚」で追加された適正キャラ。CキラーMと超アンチウィンドで火力が出せ、さらにはドレイン、触れた味方を無敵化するSSと、被ダメが痛く敵が硬いこのクエにおいて欲しいものを詰め合わせたようなキャラ。だが、飛行なので爆発ターンが短い地雷を拾えないのと、Cキラーが雑魚に吸われることが多かったので、最適性とはなり得なかった。また関係ない話になるが、この新イベントには、ブラックリリーという轟絶イグノーを崩壊させたキャラも排出対象なので、この2種の轟絶の適性がいない場合には、十分に引く価値があった


2ニュートンα

期間限定イベントモンストクリスマス2021にて追加された適正キャラ。ウィンドの対応こそないものの、MSELと3種のキラーで直殴り火力が圧倒的に高い。更にパワー型なので攻撃力が高いのも相性がいい。貫通化&壁触れで反射化SSも中ボスのアマイモンで便利。最初のステージで2手目か3手目に置かないとウィンドに引っ張られてビームで即死してしまうので注意。だがそれでも位置によっては喰らってしまうので、やや安定性に欠けるのが難点か。


3ラプラスα

期間限定イベントモンストニューイヤー2022にて追加された適正キャラ。なんと新アビリティの弱点キラーELを所持しており、弱点効果大アップSSを使った時の火力がとんでもないものになる。弱点露出のアリアとも相性がいい。更に防スピアップでサポートもこなせる。パワー型だが超アンチウィンドでスピードをある程度出せる。こう言ってはなんだが、野良マルチでは一番見かけない印象。またアンフェアの適正キャラにやたらとαキャラが多い。運営からの何かのメッセージだろうか?


4モンストブライト・リビジョン

まさかあの古参キャラがアンフェア適正となって帰ってきた。MSLとアンチウィンドのアビ対応に、魔族キラーMがアマイモンに刺さる。そして底力Mがこの被ダメが痛いクエと相性が良い。また、種族が聖騎士なため、ビヤーキーのキラー対象でありながらも、超レザストによってある程度HPが安定する。更に、壁すり抜け&号令SSも、使い方が難しいものの、パネルを揃えた時には高い火力が出せる。


崩壊

今まで着々適正キャラが追加されてきたが、クエストの仕様や要求されるルートの難易度が高かったので、まだまだ崩壊とは言えなかった。だが、初降臨から丁度1年半後、XFLAG PARK 2022の目玉で獣神化したキャラにより崩壊した。そのキャラとは…







絆を架ける叡智の魔術王 ソロモン

2019年新春限定が獣神化し、アンフェアを崩壊させた。このキャラ、完全にアンフェアを殺しにかかっている。まず超MSに超反風、更に幻妖キラーMにVキラーMと特にアンフェアに特攻している。今までアリアが幻妖キラーMで不公平にボコられていたのをこっちもおんなじようにボコってやるとでも言いたげである。更に新アビリティ「ソウルスティールL」を所持しており、これは敵を一体倒すごとにHPを1万も回復するというもので、基本的に同時処理や敵の間に挟まって倒していくアンフェアでは回復量も多く、HPの安定感が今までとは比べ物にならなくなった(そもそもソロモンが強すぎるため敵があんまり攻撃できないというのもあるが)。そして1番ヤバいのがそのSSで、「自強化&触れた最初の敵で大爆発を起こす」というものだが、何とこのSS、ボスに1回触れただけでゲージが消し飛ぶ。1回触れただけで。これにより面倒なボス戦を全カットすることができる。また進化とは違い爆発の回数も1回になっているので、Vキラーも乗りやすい。唯一のネックは威力がとんでもない分、30+10ターンと非常に長い。とはいえSSを短縮するアビリティを2つ所持しているため道中味方と壁に当たることを意識すれば比較的溜まりやすいといったところか。


性能

世界を揺さ振る者 アンフェア(獣神化)


種族幻妖
撃種貫通
戦型パワー
ステータスHP攻撃力スピード
2021623064190.23
タス+4900+11275+96.90
最大値2511634339287.13

アビリティマインスイーパーM/アンチ魔方陣/幻妖キラーMアンチブロック(ゲージ)
ストライクショット数多の世界を糧に孵りし至高の輝き (ターン12+4)ふれた仲間のパワーを一定期間アップ
友情コンボ超強跳弾【無属性】画面上の全ての敵に当たる強力な跳弾を放つ威力45911
副友情コンボマーキングミサイル【無属性】ふれた敵をミサイルで攻撃威力82000
ラックスキルガイド稀にショット時にガイドが表示される

種族は轟絶共通の幻妖


恒例の新友情コンボはマーキングミサイル。はっきり言って壊れ友情である。まず何よりその威力。82000…は中堅クラスなのだが、このミサイルは手番のキャラが止まるまで、またはマーキングされた敵がいなくなるまで複数回発射され続ける。参考までに、アンフェア降臨時点で最強運枠とされたトレノバのグロウスフィアの威力は60000である(ただしグロウスフィアは敵に当たる度に強くなるし、良くも悪くも軌道のランダム性が強いので単純比較は難しい)。次に、マーキングした敵の方向へ射出されるため、マーキングさえしてしまえば途中に障害物がない限り必ず命中する(爆風にもダメージがあるため標的近くの障害物は気にする必要はない)。最後に、これだけの単体性能を誇りながらなんと誘発友情で、爆風に当たった味方の友情コンボを誘発する。たいていマーキングをした味方はその付近にいるのでほぼ間違いなく誘発できる。これを利用したイグノーとのタッグが通称「イグアン」である。ちなみに肝心のマーキングの方法も、アンフェアに当たってから敵に当たるだけ、つまりは追撃貫通弾やアタッチボムと同じ要領となっている(マーキングした敵が倒れると、次の敵に触れれば再びマーキングできる)。邪魔な敵がいてもメイン友情の超強跳弾で殲滅できることが多く、総じて驚異的な攻撃性能を持つ。


SSは、12+8ターンの味方のパワー強化。轟絶3周目のセレナーデと全く同じSSで、1段階では1回、2段階では2回行動するまで効果が持続する。低難易度の周回から高難易度の難所まで幅広く使える効果で、自身の誘発友情との相乗効果も期待できる。最短12ターンと比較的短いターンで使えるのも嬉しいところ。


アビリティは素アビリティにマインスイーパーMアンチ魔方陣幻妖キラーM、ゲージでアンチブロック。轟絶らしくトリプルアンチ持ちで、低難度周回で邪魔になりがちな魔方陣やブロックへの耐性や、そのブロックを利用する動きができるところは評価点だろう。高難度に目を向けると、やはり幻妖キラーMを活かしての活躍が目立つ。【轟絶】アンチテーゼでは地雷管理に貢献できるだけでなくガチャ限顔負けの殴り火力を見せてくれる。また、【禁忌の獄】の29層ではボスとしてラウドラが登場するためキラーが光るし、当該クエストでブロックを含めた全アビリティを網羅しているのは、ガチャ限を含めてもアンフェアのみである(一応、ヒロアカコラボの常闇踏陰も対応しているが、アンチ魔方陣がゲージなのでヒヨコビームに完全対応していない)。


高難易度クエストでは無課金キャラながらトップクラスの戦闘力を有し、低難度周回では半年以上続くトレノバ一強時代に新たな選択肢をもたらした。粒揃いの轟絶モンスターの中でも一際優秀であることは間違いないだろう。


バックストーリー

この私が気に入るかどうか

 世界の価値など、それで充分…」

性格傲慢で自己中心的
好きなもの自分と自分が選んだもの
苦手なもの平等、公正、均一

その名からわかるとおり、その性質は自己中の極み。というより、人間誰しもが潜在的に持つ自己顕示欲や虚栄心などの心の闇が著しく凝縮した存在といっても過言ではない。

「自分の事を美しく圧倒的優位で、かつ高位な存在であると思っている」だけならまだかわいいかもしれないが、「自分が気に入った世界を金の卵の中に詰め込み孵化させることで、自分の存在をより高位なものへ昇華できる」というわけのわからない思想をも併せ持っている。

概要で述べた金の卵は「彼女の気に入った世界」が詰まったもの、歯車は「彼女にとってどうでもよい世界」が変えられたもの。

すなわち不要な世界を歯車として働かせ、そこから生みだされるエネルギーを金の卵に送り込んで成長させていく寸法だが、歯車となった世界は消耗と肥大化した卵の重みという二重の負荷に耐えきれなくなり、やがてはバランスを崩して天秤から投げ出され、バラバラに消滅してしまうという。

そしていざ獣神化後で天秤のバランスが崩壊しても、零れ落ちて消えていく世界にアンフェアは見向きもせず、彼女の視線は金の卵にだけ向けられる。

自分の気に入った世界さえよければ、他のどうでもいい世界などいくら消耗しようが壊れて消えてしまおうが何とも思わない、アンフェアにとってそんなことなど決して知ったことではないのである。


余談

・ このアンフェア、実装されてから半年近く経つにもかかわらず、モンストの日やその直前に降臨したのが、初回降臨だけである。運営もマーキングミサイルはやりすぎたと感じたのだろうか?


・また、適正キャラは全くと言っていいほど増えておらず、実装後に追加されたギミック対応キャラは2体のみ、しかもクエストの難易度は何も変わっていない。

一応超獣神祭限定のソロモンが貫通ながらギミックに対応しているため、獣神化で壊すのでは?と一部のストライカーの間で噂されている。


・獣神化ソロモンによって壊されたアンフェアだが、実はアビ対応している貫通の方もいける。新友情のラピッドボムスローが強すぎるため、雑魚が友情で溶ける。アンフェアに親でも殺されたのかと思う程の殺意である。


関連タグ

轟絶 不公平

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