⏰概要
時計の中で指定された時間になるとアラームが鳴る時計であり、アラームによる起床を目的としている。
上か横にあるスイッチを押すとアラームが止まるが、二度寝防止用に一度止めても再び鳴りだす仕組み(スヌーズ機能)のものや、停止スイッチが分かりにくいところに付いているもの、パズルが組み込まれていて解けるまで鳴り続けるといった変わり種もある。
「ピピピピッ ピピピピッ」というアラームのものはいいが、「ジリリリリリリリ」というアラーム(あるいは昔ながらのベルを使用したアナログタイプ)のものはちと怖い(起きやすいが)。
高機能なものになると、アラームの代わりに好みの音楽やラジオ放送を流せるようになっているものや、100デシベル(※電車通過時のガード下とほぼ同程度の音量)超の凄まじい大音量を出すもの、アラームではなく蚊の羽音を出すものもある。
アパートやマンションといった集合住宅や住宅密集地では、あまりにも早い時間帯での目覚まし時計の鳴動や大音量タイプの使用、アラーム解除のし忘れ(結果的に誰もいない部屋で勝手に鳴り続ける)などは騒音トラブルの原因となりやすいため、使用にはある程度の注意が必要である。
近年はスマホに代表される携帯電話に同様の目覚まし機能が付くのが一般的となったため、差別化を図るために高機能あるいは多機能な目覚まし時計が多くリリースされる傾向がある。
また、東日本大震災以降は防災意識の高まりから、ラジオや懐中電灯、手動発電機などの機能を備え、構造も堅牢な防災用品としての目覚まし時計(防災クロック)も注目を集めている。
関連イラスト
Pixiv上では、目覚まし時計の姿に変えられたキャラクターのイラストがよく見られる