概要
レベル | 完全体 |
---|---|
タイプ | サイボーグ型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | イレイズクロー |
得意技 | サイバーネイル |
所属 | ネイチャースピリッツ、ウインドガーディアンズ、メタルエンパイア、ウィルスバスターズ |
(所属は「デジタルモンスターカードゲーム」より)
4枚の赤い翼を持ち、どんな攻撃にも耐えられる特殊ラバー装甲に身を包んだ竜人系のサイボーグ型デジモン。
ちなみに一般公募で誕生したデジモンでもある。
なお、初登場は「デジモンペンデュラム5.5」とそこそこ古参のデジモンである。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
どんな攻撃にも耐えられる、特殊ラバー装甲に身を包んだ竜人系のサイボーグ型デジモン。コンピュータネットワークにウィルス種のデジモンが発生すると、どこからともなく現れて全て消滅させてしまう。しかし、正義の集団「ウィルスバスターズ」には属していない孤高の戦士であり、その正体は謎に包まれている。
特殊ラバー装甲は、優れた防御能力だけでなく、攻撃力をも増幅させて繰り出せる機能も持っている。
必殺技は、両腕から構成データを破壊する超振動波を出して、敵の周囲の空間ごと消し去ってしまう「イレイズクロー」。この攻撃を受けると、データの一片も残せず消滅してしまう。
活躍
デジモンテイマーズ
CV:世田壱恵
一応人語を話せるが、一度暴走すると遼の言う事も聞かなくなるほど好戦的で凶暴な性格をしている。当然ながらリアルワールドにいると問題が起きる為、仕方がなく遼は10か月以上もデジタルワールドで彷徨う事になってしまう。
しかし決して仲間の事を考えないというわけではなく、遼と共に助ける事もある。
なお、この凶暴性はワンダースワンで展開された「ブレイブテイマー」のラストにあるモノドラモンとズィード=ミレニアモンのジョグレスを意識したものであり、ドラマCD「メッセージ・イン・ザ・パケット」でもこの点について触れている(参考)
秋山遼の影響か以降のゲーム作品では先輩テイマーが使用している傾向がある。
デジモンストーリー
ゴールドテイマーのユージが使用するデジモン。
彼は別のデジモンを使用するが一応本作での進化先はデスモン。
デジモンストーリーサイバースルゥースハッカーズメモリー
今井千歳のアンキロモン同様ハッカーとプログラムという関係(本作のデジモンは生命体と思われていないのが一般的)だが信頼関係が築かれていたようで、絶望した龍司をアルカディモンから遠ざけようとするが失敗し吸収される。
しかし、アルカディモンに取り込まれた龍司を内部から守っておりアルカディモンが倒されると彼と共に復帰。
その後、自分を見つめなおした龍司の覚悟を受けてジャスティモンへと進化する。
本作のハッカーが使用するデジモンの傾向として喋れないタイプのデジモンであり見せ場も前述の通りのため見た目やテイマーズに反して献身的。
関連イラスト
X抗体版
レベル | 完全体 |
---|---|
タイプ | サイボーグ型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | エクストリームテイラー/イレイズクロー |
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
頭の天辺から足の爪先まで特殊ラバー装甲が硬質な素材となって纏われた。その硬質は磨かれたような美しさがある。動きに無駄が無く静かに移動し、ウィルス種デジモンを殲滅する。「イレイズクロー」はより鋭く強化され、また羽に充填したワクチンエネルギーを尻尾から圧縮して放つ『エクストリームテイラー』という必殺技を得た。
クロスウォーズ版
レベル | 完全体(クロスウォーズ) |
---|---|
タイプ | エイリアン型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | イレイザークロー、グラットンファング、サイバーブレーダー、デスディバイダー |
完全体デジモン版のサイバードラモンと比べると、赤い4枚の翼を持つ亜人系という共通点はあるが翼は飛べる事はできるのか怪しいくらい被膜が穴だらけで、完全体版は体色が黒に対しクロスウォーズ版は青系の体色、顔も完全体版は目はないが口がありドラゴン系と認識できるデザインに対し、クロスウォーズ版は口はなく複眼があるSFロボットのようなデザインで全体的に竜人系よりもタイプ通りにエイリアンを彷彿させ、槍(名称「ツインランサー」)と透明化しての攻撃からプレデターの要素を取り入れていると思われる。異世界の住人という意味では、本家よりもタイプが関連している。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
異世界からやって来たと噂される異質のデジモン。言語、思考回路共に異質のため、サイバードラモンとコミュニケーションを取ることは実質不可能とされている。
異質な外見通り非常に好戦的で危険である。戦いの目的はより多くのエネルギーを得るためであり、目に映るおよそすべてのデジモンを捕食しようとするハンターである。また、周囲の色と同化して敵に近づくことができるため、サイバードラモンを捕捉することは難しい。
回転する尾に乗って回りながら手にした槍で敵を切り裂く「サイバーブレーダー」や、槍を軸に回転して尾で攻撃する「デスディバイダー」、胸から突然肋骨を伸ばして敵を串刺しにする「グラットンファング」など予測の難しいトリッキーな動きで敵を翻弄して、変則的な技で一撃を与える奇襲を得意とする。
活躍
デジモンクロスウォーズ
CV:草尾毅
蒼沼キリハのチーム・ブルーフレアの一員として登場し、グレイモンやメイルバードラモン以上の機動力の高さで相手を翻弄し、メタルグレイモンとデジクロスすることでサイバーランチャーという大砲に変形し、メタルグレイモン+サイバーランチャーになる事ができる。
単体でもメタルグレイモンに次ぐブルーフレアのサブエースとして活躍しており、ヘルズフィールドでの戦いでグレイモン達がキリハの元を離れて工藤タイキの指揮下に移ってる時にはリロードしており、バグラ軍との最終決戦ではドラコモンとデジクロスをしている。
技の名前を叫ぶ以外に台詞は殆どなく好戦的な印象を受けるが、漫画版では『強者を求めてデジタルワールドを彷徨っていたところを、グレイモンに目を付けては三日三晩二匹して殴り合っては自然にお互いの言いたいことが分かるようになった』という某アニキと弟分の出会いを彷彿させる、どこぞの少年漫画のようなコミカルなエピソードがある。
デジモンアドベンチャー:
第28話で野生デジモンとして複数登場。光子郎、テントモンコンビが跳ばされた先の廃棄所染みた区域でコンドルよろしく上空を旋回していたところをデッカードラモンに撃ち落とされて捕食される。
クロスウォーズで仲間だったデジモンであり、しかも完全体でありながら、成熟期のデッカードラモンに餌にされる展開に、一部のファンは複雑な感情を抱いたとか(レベルの差を逆転した戦闘場面自体は過去他にも例はあるが、クロスウォーズでの間柄からデッカードラモンがサイバードラモンを捕食する展開自体が予想外だった)。
進化系統
ジャスティモンルート
WS版『ブレイブテイマー』ではPFミレニアムをサイバードラモンに組み込むとズィード=ミレニアモンに進化する。
余談
セイバーズやクロスウォーズの同名デジモンは現在の公式の表記として(〇〇年アニメ版)としている。
しかし、クロスウォーズ版のサイバードラモンだけは2021年12月現在(2010アニメ版)ではなくサイバードラモンのまま、そのため(2010アニメ版)で検索しても出てこない(似た事例はヤタガラモンにも言える)。
関連タグ
デジモン 完全体(デジモン) デジモンテイマーズ デジモンクロスウォーズ デジモンクロスウォーズから登場したデジモン一覧