概要
レベル | 究極体 |
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タイプ | 古代昆虫型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | カラミティサンダー、テラブラスター |
異名 | 超甲闘士(旧デジカ・St-697より) |
所属 | 十闘士、ネイチャースピリッツ、アンノウン |
古代の十闘士であり、かつてデジタルワールドをルーチェモンから救った伝説の究極体であるデジモン。後の「雷」のスピリットを残す。
伝説の十闘士の一雄であり、自然界の雷などの力を宿している、もはや超究極体と言っても過言ではない力を持つ。鎌はあらゆるものを切断してしまう。
全ての虫型デジモンの祖というとんでもない存在であるために、上半身はカブトムシ(カブテリモン系)&人間、下半身はクワガタ(クワガーモン系)に似ているなど虫限定でキメラ型である。同じくクワガーモンとカブテリモンの要素を併せ持つヘラクルカブテリモンと比べても異質な外見である。
また、実在の甲虫よろしく自身の体重の数百倍の質量を余裕で持ち上げ、両手の鎌は万物を破断する。テラブラスターは、ヘラクルカブテリモンのギガブラスターの千倍の威力を持つ。
なお、「蟲の王」という立ち位置はタイラントカブテリモンが引き継いだ。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
“雷”の属性をもつ、古代デジタルワールドを救った伝説の十闘士デジモン。遥か古代に存在した初めての究極体であり、カブトムシやクワガタムシなど多くの昆虫を合わせた様な姿を持つ。クロンデジゾイドに匹敵する硬度な外殻をもち、鎌状の両腕はあらゆる物を切断し、自らの質量の何百倍の物を軽々と持ち上げるパワーを持つ。
エンシェントビートモンの能力は、その後“昆虫型デジモン”等へ引き継がれていった。
必殺技は超災害をもたらす災厄のイカヅチ『カラミティサンダー』と、ギガブラスターの千倍の超放電攻撃『テラブラスター』。
活躍
デジモンフロンティア
OPと回想シーンでシルエットのみ登場。
進化ルート
登場作品 | 幼年期Ⅰ | 幼年期Ⅱ | 成長期 | 成熟期 | 完全体 | 究極体 |
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- | バブモン | モチモン | テントモン | カブテリモン | アトラーカブテリモン(青) | エンシェントビートモン |
ロスエボ | - | ミノモン | テントモン | カブテリモン | アトラーカブテリモン(赤) | エンシェントビートモン |
バイタルブレス(ブリッツモンDim) | チョロモン | カプリモン | コカブテリモン | ブリッツモン | ボルグモン/ライノカブテリモン | エンシェントビートモン |
クワガーモンの要素も入っている為、旧デジカではオオクワモンからも進化できた(St-889)。
カード『エボリューションエンシェント』のイラストを見るにアトラーカブテリモン(青)の進化系と思われるが、『デジモンストーリーロストエボリューション』では赤い個体の直系として扱われた。
令和版デジモンカードゲームでは継承者のブリッツモン/ボルグモン→ライノカブテリモンから進化するルートとなっている(ブリッツモン、ボルグモン、ライノカブテリモンは本来はハイブリッド体であるが、令和版デジカでの世代はブリッツモンとボルグモンが成熟期、ライノカブテリモンが完全体ポジションとなっている)。
『デジモンペンデュラムZ ネイチャースピリッツ』ではジュエルビーモン、スコピオモン、アルケニモンの三体の虫系から進化。一方、ジョグレス元はシルフィーモン×ワクチンorフリー種となっている。シルフィーモンは虫じゃないじゃん!は禁句。奇しくも全員『デジモンアドベンチャー02』関連種ばかりである。
最終進化するとアポカリモンになってしまう。究極体の始祖が進化を否定する存在になるとはこれいかに。
余談
現在のところ「ビートモン」というデジモンはいない(ちなみに、ブリッツモンの海外名は「ビートルモン」である)。他の十闘士にも言えることだが。カブテリモンの役を食ってしまうことから、そんな名前のデジモンがいないのだろう。多分。
というか「エンシェントカブテリモン」じゃだめだったのか…と思われるかもしれないが、こんな名前になったのはカブテリモン(カブトムシ)とクワガーモン(クワガタムシ)二つの「ビートル」の要素を持つからだと思われる。
(ヘラクルカブテリモン←カブテリモン種とクワガーモン種のデータを併せ持って進化した究極の昆虫型デジモン。……あれ?)
一見、シルエット自体はボルグモンそっくりだが、腕の電極の有無や、上半身の全体的なデザインはブリッツモンに似ており、ヒューマンデジモン寄りの存在と言える。継承者にして同格の強さを持つライノカブテリモンはまさしくビーストデジモンといっても過言ではない見た目をしており、ボルグモンの砲台としての要素を受け継いでいる。
ちなみに、そもそもなぜ虫が電気属性なんだと言う話だが、
- 鱗粉→麻痺→電気の連想ゲーム
- 虫が明るい電気に集まること
- デジタル世界で起こる「バグ」は「虫」の意味
- 蛍の光
- 理科の授業で取り扱う、もしくは男の子が好きそうなもののうち「昆虫」と「機械」の組み合わせ
- モスラが光線を飛ばすのを元ネタとしている
などが挙げられる。