エンシェントボルケーモン
えんしぇんとぼるけーもん
レベル | 究極体 |
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タイプ | 古代鉱物型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | アトミックボンバー、スーパーノヴァ |
異名 | 超爆闘士(旧デジカ・St-695) |
所属 | 十闘士、アンノウン、メタルエンパイア |
古代の十闘士であり、かつてデジタルワールドをルーチェモンから救った伝説の究極体であるデジモン。
パワーでなら十闘士最高であり、火山のような見た目通り、体内では常にマグマのエネルギーが滾っている。後世に「土」のスピリットを残した。
必殺技は背中の火山を爆発させた推進力から放つラリアット「アトミックボンバー」と、体内で反物質を生成、小規模のビッグバンに等しい爆発を起こす「スーパーノヴァ」など、スケールのでかい技が揃っている。
原種のボルケーモンの元ネタは言わずもがな黎明期のデジモンを支え続けてくれたボルケーノ太田氏であり、彼の名を冠するデジモンが古代の英雄に数えられるのはある意味での必然だったと言える。
デジモンフロンティア
OPと回想シーンでシルエットのみ登場。
デジモンクロスウォーズ
CV:梁田清之
バグラ軍の一員でマグマゾーンのリーダー。
オカマ口調で話す。熱くなりやすい性格。
最終的にシャウトモンX3に敗れる。のちにタイキの願いを受けたコードクラウンの力により、マグマゾーンで善良なデジモンとして蘇った。
合体エンシェントボルケーモン
配下のメラモンを吸収合体した姿。
手足がメラモンのようになり、頭部と火口の位置が逆になる。
他の闘士と比べて、力を受け継いだグロットモンやギガスモンと言った後代のデジモンの要素を見出しづらい存在。全体的にはギガスモンのようなビーストデジモン寄りではある。
進化元はボルケーモンやパイルボルケーモン(後者は究極体である)のようなボルケーモン系譜の最終形とされていたが(St-975)、インセキモンから進化する例もある(St-912)。後者の場合は『デジモン新世紀』で採用された。
ボルケーモンがサイボーグ型なのに対してエンシェントボルケーモンは古代鉱物型なので新世紀版の方が設定に適っている事になる。加えて、インセキモンの技は宇宙関連であり、エンシェントボルケーモンの技名にも宇宙に関する単語が採用されているという共通点もある。
途中で属性が真逆なアイスモンを挟んでいるのが興味深い所(ゴツモンは派生種で進化ルートを構成する種なので別におかしいことではない)。ちなみに、『デジモンストーリーロストエボリューション』では成熟期ポジションがボンバーナニモンだったりする。
令和版カードゲームでは継承者であるグロットモンとギガスモンを進化系譜に加えることができるようになったが、ギガスモンが完全体枠ではないので、別のデジモンが収まることになるが、彼らが初参戦した第7弾にはそれらしいデジモンはいない(前弾にボルケーモンが登場しており、必然的に彼が完全体ポジションになる)。
なお、『デジモンペンデュラムZ ネイチャースピリッツ』ではゴグマモンの進化系として登場。おそらく力を受け継いだギガスモン同様に伝説に登場する巨人が由来だからであろう。
一方でジョグレス元はマッハガオガモン×ウィルス、オロチモン×ウィルス・フリーとなっている。
また、最終進化はこの時期の十闘士の例に漏れずアポカリモンとなっている。