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概要編集

迫稔雄による日本の漫画作品。

2005年48号から『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて連載開始され、2018年3・4合併号にて完結した。

コミックスは全49巻。


ギャンブルを題材とした作品で、実在・オリジナルを問わず

幅広い種類のギャンブルやゲームが取り上げられ、

登場キャラクターが様々な頭脳戦を繰り広げる。

一方で、殺人が容認されたギャンブルを勝ち抜き、

負けを踏み倒したり勝負から逃れたりしようとする相手を逃がさないための

暴力や権力にも重点が置かれており、

格闘漫画・アクション漫画としての一面も備えている。

それらシリアスなストーリー展開の中に時折、叙述トリックや言葉遊び、

シュールなギャグ等が挟まれている為、独特の世界観を放った作品となっている。


2012年10月にはOVAが制作されているが、画力・動き・進行などに現れている近年まれに見るクオリティの低さからファンの間での評価は低い。

2015年にパチンコ化。

2016年5月には実写映画版の計画が発表された。

長らく続報がなかったが2022年2月に満を持して公開。

監督はリング等のホラー映画で知られる、中田秀夫氏。主演は、横浜流星


タイトルは主人公である『斑目貘』の肩書きが由来。


物語(あらすじ)編集

パチンコ屋に入り浸っていたギャンブル狂の青年梶隆臣

パチスロの演出がわからずに戸惑っていた男・斑目貘にアドバイスする。

貘が「大勝ちできた恩返しに」と借金清算の手伝いをしたことが切っ掛けで梶は、

貘の正体が「嘘喰い」の異名を取る伝説のギャンブラーであることと、

要請に応じて立会人を派遣しあらゆる賭博を取り仕切る秘密組織「賭郎(かけろう)」の存在を知る。

貘の目的はかつて失った大金と様々な力を取り戻し、

賭郎の長・お屋形様の座を奪い取る大勝負「屋形越え」に再び挑むことだった。


登場人物編集

主要人物編集

斑目貘

梶隆臣

マルコ(嘘喰い)/ロデム

伽羅(嘘喰い)

カール・ベルモンド


倶楽部「賭郎編集

切間創一お屋形様

立会人

切間撻器

栄羽(お屋形様付き)⇐故人

能輪美年

夜行妃古壱

棟耶将輝(判事)

目蒲鬼郎

門倉雄大

弥鱈悠助

能輪巳虎

櫛灘鉄馬

最上妙子

掃除人

夜行丈一

外務卿

泉江夕湖


賭郎会員編集

九重大郎(Q大郎)⇐Q太郎は誤記

佐田国一輝

雪井出薫

捨隈悟


犯罪組織Ideal(アイデアル)編集

ヴィンセント・ラロ(ボス)

ビリー・クレイグ(カラカル)

ロバート・K

ギルバート・アイザック

マーティン・ブルース・ホワイト(悲しいマーティン)

トルベ


警視庁関係者編集

笹岡副総監

天真征一

南方恭次⇐現、立会人

密葬課

真鍋匠(課長)

三鷹花

箕輪勢一

嵐童公平


暴力団関係者編集

鞍馬蘭子

レオ

雹吾

羽山郁斗

キョンホジョンリョ


官公庁・暗謀編集

尾野神真

大船額人

横井


関連イラスト編集

死神Should we play?

センシティブな作品ゲーマーとヤンキー


関連タグ編集

迫稔雄 漫画

週刊ヤングジャンプ

ギャンブル 

アクション 格闘

破天荒 バイオレンス

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