夜行妃古壱
9
やこうひこいち
漫画『嘘喰い』の登場人物。
賭郎の弐號立会人。組織においては最古参の人間であり、立会人としてのみならず、賭けの代償を取り立てる「取立人」としても凄腕である。また立会人同士の「號奪戦」では無敗を誇る事などから人主達に「無敵の死神」「完璧(パーフェクト)取立人」と称されている。外見は口髭を生やした物静かな白髪の老紳士で、巻いた眉尻が特徴的。
ただし、彼の入れるコーヒーの味があまり一般受けしないという欠点がある(伽羅曰く、このコーヒーを断りきれずノイローゼになった立会人は数知れず、カールも「こんな不味いコーヒーを出しておきながら何故そんな誇らしげな佇まいでいられるのか」と理解に苦しんでいた)。
貘と梶の廃ビル脱出勝負に立ち会った事で、ハングマン勝負では梶の専属立会人を務めるが、決着後に貘が再び賭郎会員になった事で、貘の専属立会人も兼任する事になる。0円ギャンブルに敗北した梶やカール達が警察権力から逃亡した際は、不満を言いながらも隠れ家として自分の店を提供していた。
帝国タワー編直前に、獏の本質を見抜こうとしてナイフをちらつかせて脅しをかける(本人はただの「洒落」としている)が、逆に一本取られてしまい、その果てに獏と「時が来たら零號を獲る」という約束を交わすことになってしまう。
しかし、直後に零號でありかつての主であった切間撻器と遭遇。零號を賭けた號奪戦を行う事となった。
彼の経営している執事喫茶「百鬼夜行」では、謙虚ながらも謎が多く、その上とんでもない行動力を持つ人物だと従業員から常に不思議がられている様子。
コメント
コメントが未記入です
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見るShall I compare thee to a Winter night?
百鬼夜行に通うモブ主人公が、若い頃の夜行さん、今の夜行さんの美をそれぞれ讃える話。 ※夢タグをつけましたが、あくまで一般客なので甘い展開にはなりません。 ※夜行さんの美を讃えるのに一切の誇張はありませんが、夜行さんのコーヒーの味についてはかなりの誇張表現があります。27,649文字pixiv小説作品【WEB再録】556号線
※こちらは嘘喰い連載中に発行した個人誌のWEB再録です。 2014年に出した個人誌です。二人の少年にあったら良かった、あっても良かった時間の話。 ここから嘘喰いの話をぽつぽつ書いて、自分の人生観が良い方向へ転がっていきました。 当時たくさんの方に手に取っていただき、大事な言葉を幾つももらいました。 素晴らしい表紙をいただきました。 私の人生で一番大事な本です。35,302文字pixiv小説作品【目蒲本web再録】夜行妃古壱の記憶
目蒲本から妃古壱さん目線のお話の再録です。 賭郎に入る前の話で、めちゃくちゃ目蒲の生い立ちねつ造してます。 作ったの4年前で目玉でました…お手に取ってくださった皆様ありがとうございます! 目蒲やくざさんに言われてみとみだ本と交換で出したんですよ~~楽しかったな~~5,119文字pixiv小説作品午後3時、とある喫茶店にて。
人生初のpixiv投稿をさせた嘘喰い恐るべし。 「丈妃」で検索しても1件も出て来なかった無情さよ... アンケート以外でもリクエストしてくださる女神様(もしくは仏様)がいらっしゃたら是非コメントをお願い申し上げますm(_ _)m ブックマーク10超えたら書かせて頂くかもしれません.._φ(・_・1,920文字pixiv小説作品