概要
賭郎の八號立会人で、壱號立会人能輪美年の実の孫。
ルールに従い他人に一応の礼節を保つ他の立会人とは違い、自分を咎める一般人を惨殺する事も厭わない。また、祖父に異常なまでに依存していて、そのため彼に認められるため強い顕示欲を持ち、自分より格下と見なした相手は同じ立会人であっても見下すなど、総じて非常に冷酷かつ独善的な性格である。
立会人に相応しい戦闘能力を持つ(號奪戦にて磨黒燥滋に圧勝している事から窺える)。本分は近距離での白兵戦だが、迫撃以外にも暗殺用のパームピストルなどを所有している。
賭郎の一員であるが、彼の本分は祖父である能輪美年に認められる事そのものであり、そのために他の立会人とは異なった存在感を醸し出す人物でもある。しかしその反面、祖父の気に入ってる他の人物は総じて気に喰わない様子であり、口実さえ掴めばいつでも倒しにかかる危険思考の持ち主でもある(磨黒に挑んだのも彼が祖父のお気に入りだったからであり、勝利した後は「オキニ(お気に入り)の磨黒は死んだ。俺が號奪戦であの世に送ってやった」と嬉々として報告していた)。