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「ひとーつ、人より欲深く ふたーつ、不当な奸悪権力 みっつ、見下げた売国奴を 粛清してよ、お屋形様」

概要

漫画『嘘喰い』に登場する組織『賭郎』を統べる21代目お屋形様

オールバックに眉間の黒子が特徴。

自分が勝ち続ける事を「天命」とまで言い切り、自身の行動に揺らぎ無い自信を持つ男。その一方で、自分でも何をするか分からないほどに気まぐれで、夜行丈一に宇宙人の声マネで自己紹介させてみたり、棟耶とゴルフをプレイしている時にボールをぶつけて妨害するなど、子供じみた行動に走ることもある捉え所のない人物でもある。

賭郎に歴代受け継がれるお屋形様の中でも飛び抜けて才覚があり、これまでの號奪戦を「10秒以内に相手を死に至らしめる」という旧ルールに戻した張本人でもある。


幼い頃からずば抜けた記憶力を持っていたが、実は突発的な健忘症を患っている。このため、発症する度に記憶の入れ直しをする必要があるのだが、この事は父親の切間撻器、古参の構成員である夜行妃古壱夜行丈一能輪美年棟耶将輝、そして、今は亡き創一専属の立会人栄羽しか知らない。


表向きは蜂名 直器という偽名で内閣情報調査室に所属しており、廃坑編では月に一度のゲームと称して腐敗した警察を監視し、政治家・並びに国家すらも動かす新組織の結成を狙い、高級官僚・新聞社などのエリート達と会合を行っていた(これは後に、 内閣暗流諜報謀略室(ないかくあんりゅうちょうほうぼうりゃくしつ)という形で実現する事になる)。



「業の櫓」編終盤で、突発的に発作が起きる。その際、記憶に残されていた栄羽の言葉に従って賭郎を振り切り、彼のもとへ向かおうとした。直後に蜂名としての知人である大船額人と接触。彼を利用して警視庁から姿を消した。

その後、大船が追っている機密漏洩の操作に協力するため彼と共に行動する事になる(船内にが偶々捕まっていた事で賭郎勝負が展開される事になったが、最終的に船は密輸品諸共沈没した)。

機密漏洩が一段落した直後にアイデアルからの直接連絡を受け、そのボスであるヴィンセント・ラロと長年の因縁を持つ斑目貘と3人で一堂に会し、双方の屋形越えを掛けた勝負を提案した。


ハル

学生時代、症状によって記憶を失った創一が、偶然出会ったに貰った愛称。

当時は専属立会人だった栄羽の指示で、都内にある古い書店からはちの王子様という絵本を購入するのが対応策であったが、その絵本を狙っていた貘と勝負して敗れる。以後、「見せてくれるまで付き纏う」と半ば強引に貘に同行するようになった。

その過程で貘が賭郎会員であり、当時零號だった伽羅と組んでいる事も知る。


その後、貘からはちの王子様を譲渡され、次に会う時は本当の自分として貘と再会する事を誓って別れた。その後、合流地点である六本木の蟻塚ビルで全ての記憶を取り戻した。



このとき、その場で待ち合わせをしていた賭郎の古参の会員であると対戦している。



そして2年後、屋形越えの際に今度は本当の自分である創一として屋形越えに勝利。以後、貘との数奇な運命をたどっていく事になる。


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嘘喰い 賭郎

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