「ペルタンペットン パラリラポン」
プロフィール
概要
『も〜っと!おジャ魔女どれみ』から登場し、どれみたちの仲間に加わった帰国子女の女の子。イメージカラーは黄色。
6歳の頃家族と共に日本を離れ、アメリカのニューヨークで育った。そのため帰国する頃には日本語はほとんど忘れてしまっていたが、どれみたちと接するうちにだんだんと話せるようになっていく。
声優がアメリカンスクール出身ということもあり、英語の発音は見事である。
魔女の呪文は「ペルタンペットン パラリラポン」。
マジカルステージでは「ペルタンペットン さわやかに」。
パートナーである妖精は「ニニ」。
『おジャ魔女どれみお笑い劇場・おジャ魔女大喜利』での名前は飛鳥屋ももこ。
人物
容姿
イカリングのような黄色の髪型が特徴。視聴者からは髪の色や性格などからアメリカ国籍と勘違いされがちだが、日本人国籍を持つ両親の元日本で生まれた日本人である。
転校初日にクラスの男子たちが「脚がスラっとしててモデルみたい」「本当に可愛い」と絶賛するほどの美少女。
性格
アメリカで育ったためか、好き嫌いがはっきりとした性格。登場当初は日本語が分からなかったこともあり内向的であったが、日本の環境に慣れるにつれて天然ボケキャラになっていった。
『おジャ魔女どれみ16』では、どれみ曰く日本語が格段に上手くなっているようだが、空気を読まない天然ボケの一面は変わっていないようである。
お菓子作りが得意で、ギターも弾ける。
またはづきほど極端ではないが、オバケが大の苦手。
作中では
ニューヨーク在住時に、魔女のマジョモンローの正体を見破ったことをきっかけに魔女見習いとなる。
ニューヨークに渡った当初から優しく接してくれたマジョモンローを強く慕っている。
彼女にかけられた魔女ガエルの呪いを解くために魔女の修行に励んでいたが、ももこが1級試験に受かったその日に、老衰によりマジョモンローは息を引き取ってしまう。ももこは、マジョモンローを生き返らせようと禁断の魔法を使ったが失敗し、魔女の証である水晶玉を割ってしまい、魔女の資格を失った。
その後、魔女界の女王様の計らいにより、どれみたちと一緒に魔女見習いとなり再び魔女を目指すこととなった。
小学校卒業後は父の転勤に伴い再びニューヨークに引っ越したが、高校進学時、今度は父が中国に転勤することになったため、日本にまた戻ってきた。
ニューヨークでパティシエの専門学校にも通っていたらしく、自分のお菓子作りの腕を試したいというももこの希望により、MAHO堂はスウィートハウスに改装された。
高校卒業後はパティスリーのバイトで経験を積んだ後、フランスの専門学校へ留学。上級者向けコースで社会人程度の年長者とともに学んでいく。
専門学校のカリキュラムが終わると、今度は系列店での修業が待っている。ももこのパティシエ道はまだまだ険しそうだ。
なかよし漫画版では
帰国子女であるが故の「言いたいことをハッキリ言ってしまう性格」がアニメ版以上に強調されるとともに、漫画版で登場しないハナちゃんの役割を代替させられているため「時々、子どもっぽいワガママを言い出すトラブルメーカー」という側面を持つよう設定されている(これに関しては第2話の影響もある)。
特に漫画版においては、「野菜ぎらい」になっているのはももこである。しかもアニメと異なり、これに先々代の女王様は関わっていないため、これは純粋に彼女自身の嗜好による好き嫌いとなっている。
おまけに野菜嫌いによって、こうむる症状も「魔法が使えなくなる」どころか「お菓子も作れなくなる(知識や体感すなわちマジョモンローとの思い出そのものが失われていく)」という、ももこ自身(そしてパティシエ試験)にとって、非常に致命的なものになっている。
ちなみに漫画版では、マジョモンローの蘇生に挑んだ際、何気にアニメでは登場しなかった一級見習い服の姿を披露している。(ただし、漫画版では、この服は四級合格者以上の者が着る「上級者見習い服」という扱いである)
『ドッカ〜ン!』に入ってからは「どれみたちと困難を乗り越えたことで成長した」という理由でアニメ版のももこに近い性格に寄せられることになるが、今度は連載における減ページの影響ではづき・あいこ・おんぷと共に存在しても物語に影響しない、いわゆる「空気状態」にポジショニングされることが多くなる。
家族構成
- 飛鳥健三(父)
一級建築士。一度心臓が止まりかける。
- 飛鳥みのり(母)
写真家。イカリングはない。
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