もしかして⇒ハナチャン、はなちゃん、花ちゃん
CV:大谷育江
「ポロリンピュアリン ハナハナピー」
曖昧さ回避
- 『おジャ魔女どれみ』シリーズのキャラクター。⇒本項で解説
- 『スクールガールストライカーズ』のキャラクター。⇒ハナちゃん(スクスト)
概要
『おジャ魔女どれみ♯』1話にて、魔法の花「ウイッチークイーンローズ」から産まれた女の子。イメージカラーは白。
作中では赤ちゃんだったり小学6年生だったり高校生だったり。髪型がエビフライ。
どれみに付けられた「ハナ」が本名だが、「ハナちゃん」と呼ばれることが本編でも多く、タグも「巻機山花」などより多い。
魔法の呪文は「ポロリンピュアリン ハナハナピー」。本来呪文は不要だが、つまらないということで自分で考えた。
妖精は「トト」。
また、魔女界に伝わる伝説の白い象の幼生「パオちゃん」と仲が良い。
作中では
ウイッチークイーンローズから生まれた赤ん坊は女王候補であり、第一発見者が1年間養親として育てなければならない。その掟によって、『無印』でおんぷを救うために水晶球を失ったどれみたちは特例で魔女見習いに復帰。ハナちゃんは彼女たちから愛情を受け取っていく。
『も~っと!』では半年ほど魔女幼稚園で過ごしていたが、魔力の強さを先々代の女王様に警戒され、「野菜嫌いの呪い」をかけられてしまい、野菜嫌いの克服のため再度どれみ達に預けられる。
『ドッカ~ン!』ではどれみたちと同じ学校に行きたいがために自分に魔法をかけ大きくなった。その際魔法を使い過ぎて水晶玉を割ってしまったため、新しく手に入れるために魔女見習いになる。
人間界では「巻機山花」を名乗り、「巻機山リカ」ことマジョリカの「孫娘」ということになっている。
『ドッカ~ン!』終盤で女王様から正式に王位継承者に指名され、マジョリカを後見人として教育を受けていたが、『16/17』で自身の双子の妹「ユメちゃん」の存在を知り、彼女に合うためマジョリカを後見人から解任。更に後任に就いたマジョルカを酔い潰して白状させ、魔女界を出奔。パリに渡り、ヨーロッパの何処かにいるというユメちゃんを探していた。
ユメちゃんの件が落着した後も人間界にとどまり、美空高校2年に編入学。治癒魔法が禁呪とされているため傷病に対処できない魔女界の現状を憂いて医者を志している。
成績は「優秀」という言葉が陳腐に思えるほどで、美空高では「開校以来初めての、東京大学理科3類(医学部進学コース)合格者候補」との声が上がっている。実際本当に合格し、その大学でもトップクラスだとか(どれみ曰く『可愛いは正義』の理論で女性の主席ながら嫉妬などはされていない)。
人物
産まれた時から魔女だが、その中でも魔力が高く、周りからの期待は大きかった。
その魔力の高さ故、赤子であることに加えてどれみたちに苦労をかけることも多かった。
身体が大きくなっても精神は変わらないため、色々とトラブルメーカーになることもある。高校2年生時には、どれみたちから和久のぞみの思い出を聞かされ感動の余りある行動に出て、美空高のみならず市内を騒然とさせた。
だがどれみたちからはしっかりと愛情を受け取っており、基本的には他人を思い遣れるいい娘である。
プリン好き。
親
正式に女王様から母親として任命されたのはどれみだけだが、他の皆のことも変わらず母親と思っている。『も~っと!』後半からはももこも皆と同じように慕うように。
ぽっぷも母親の1人だが、どちらかというと姉ポジション。
勿論、一番苦労させられたマジョリカとララのことを忘れてはいけない。
妹の存在
「妹なのに。ハナのたったひとりの妹なのに!」
実は『16』において「1本のウイッチークイーンローズからは双子の赤ん坊が生まれ、どちらか(大概は先に発見された方)が女王候補および次代の女王となる。残る一方は何らかの事情で姉(もしくは妹)である女王が退位または崩御した際、新たな候補が生まれない場合を除いて、自分の真の出自を知らされること無く、一生を一魔女として過ごす」という事実が明かされた。余談になるが、更に新たな双子が生まれ育った場合、候補は新しく生まれた次代に移る。
先々代の女王様の妹は先代の女王様で、魔女界の女王様にも妹が存在しており、尚且つマジョリカもマジョルカと姉妹であると明かされ、更にハナちゃんにも「ユメちゃん」という双子の妹が存在する。
ユメちゃんの存在を知ったハナちゃんは、上述の騒ぎを起こして魔女界を出奔。ヨーロッパで妹を探すが、その行動が魔女界と人間界の関係を混乱させることを憂慮したどれみたちが介入した。
皆の助力を得てユメちゃんの養い親であるマジョアヴェニールと会うことはできたが、彼女はユメちゃんがまだ幼く判断力に乏しいことや「まずは人間界に生きている普通の子として育ってほしい」という思いから魔女界のことを教えていないことを語り、姉妹の名乗りについて時間を置く提案をする。結果としてハナは多少ゴネながらも、どれみたちの説得もあり、それを受け入れざるを得なくなる。
尚、実際ユメちゃんが12歳になった時にきちんと話し合いが行われ、双方納得の上でハナちゃんが大学卒業後、魔女界の女王を継ぐことが決定した。
ちなみに医学部卒業・国試合格で医師免許を取得した後には2年間の初期臨床研修があるのだが、女王業と並行してやるのか、研修を受けずに女王業に専念するのかは判明していない。
関連イラスト
赤ちゃん状態(『♯』、『も~っと!』、『ドッカ~ン!』魔力切れ状態)
小6・魔女見習い状態(『ドッカ~ン!』通常時)
なかよし漫画版では
講談社『なかよし』で連載されていた漫画版では、ハナちゃんの登場は『ドッカ~ン!』からと、かなり遅くなっている。これは同作の『無印』後期から『♯』初期に当たる部分においてはコミック版の独自展開が方針として取られ(中盤からアニメのシナリオを活かしたストーリーラインに戻るが、それまでやってきた独自展開からの脱却ができず、その影響を残す形での、半端なパラレルワールドと化した)代替キャラであるボオちゃんが設定されたため。
なぜそうなったのかは、同キャラの項目を参照。
そのため、当時に両方を視聴・購読していた層には、双方を混在させて記憶している人々も少なからず存在する。しかし、あくまでハナちゃんとボオちゃんは全く異なるキャラクターなので留意すること(例えば漫画版を読んでいたファンから「ハナちゃんの正体は天使だよね?」や「ハナちゃんって最初、花を食べて(火を噴いて)なかった?」といった話が出る場合これが原因。これらは全部ボオちゃんの設定である)。
また、以上の事情から漫画版のハナちゃんには、どれみたちとの親子関係が存在していない。
『ドッカ~ン!』にてハナちゃんが魔法を使ってまでどれみたちの元へやってきたのは、母娘の情によるものなどではなく、ハナちゃんがどれみたちのファンであったためだとされている。漫画版のどれみたちは、あくまでもハナちゃんの「姉貴分」として描写されている。
また、ぽっぷに対してはどれみたちと異なり、姉貴分というよりも「検定におけるライバル」「同位置の友人」としての描写が強くなっている。
また、なかよし漫画版のハナちゃんは理屈も手続きもへったくれもなく(女王様からの指名を受けるまでもなく)、初めから魔女界そのものによって女王位継承者として定められている存在でもある。
関連タグ
おジャ魔女どれみのキャラクター一覧
巻機山花 巻機山ハナ コマンダーハナ
おジャ魔女どれみ おジャ魔女 マジョモンロー(中の人繋がり)
春風どれみ 藤原はづき 妹尾あいこ 瀬川おんぷ 飛鳥ももこ
マジョリカ ララ ババ ユメちゃん パオちゃん
赤ちゃん 急成長
ツインテール 金髪ロング
白 ホワイトヒロイン
ボオちゃん:パラレル的存在
似てる人
ミルク/美々野くるみ キャンディ はーちゃん/花海ことは、はぐたん、コメコメ、エル、ジュルル/ジュリィ 東雲なの はかせ
百合カップリング
ハナどれ ハナはづ ハナあい ハナおん ハナもも ハナぽぷ マジョハナ ハナパオ ハナさち ハナたま