「私はジュリィ。神アイドルを導く者…!」
概要
3rdシーズンにて初登場。
プリパラのアイドル達を神アイドルへ導く女神。神アイドル誕生の鍵を握る存在で、ゲームではランダムで発動する神アイドルチャレンジにて姿を現す。
本来ならばパラ宿へ訪れるはずだったのだが、何らかのアクシデントで行方不明となってしまった。その後94話にてらぁらが偶然拾った赤ん坊・ジュルルに姿を変えていた事が判明(この辺りの詳細はジュルルの項も参照のこと)。以降は神チャレンジライブ発動時のみジュリィとして姿を現すようになる。
ジュリィとしてのEDクレジットはされていないが、公式サイトにて彼女のCVはジュルル同様上田麗奈が担当している事が明かされている。
神チャレンジライブ
ジュリィに認められたアイドルは天空のエレベーターで神チャレンジライブへと導かれ、専用のステージでサイリウムタクトを受け取り「Ready Smile!!」を踊った後スーパーサイリウムコーデを貰う事ができる。
このスーパーサイリウムコーデは神アイドルグランプリに出場するための必須プリチケであり、グランプリ出場するには3人チームのメンバー全員が正式結成した上でコーデを持っている必要がある。
個人やコンビ、4人以上は出場不可だが1人3役は(これに関するルール自体が存在しないため)OK。
ジュリィに認められ、スーパーサイリウムコーデを手に入れたアイドルは以下の通り。
93話 | 真中らぁら |
---|---|
95話 | 南みれぃ |
97話 | 北条そふぃ |
98話 | 真中のん(トライアングルとして) |
99話 | 東堂シオン、レオナ・ウェスト |
100話 | ドロシー・ウェスト |
104話 | 黒須あろま、白玉みかん |
105話 | ガァルル |
108話 | 緑風ふわり |
111話 | ファルル |
114話 | 紫京院ひびき |
123話 | 月川ちり、太陽ペッパー |
125話 | 北条コスモ、黄木あじみ、白井ななみ、ちゃん子、定子、大神田グロリア、リナちゃん、らぁらのママ、他多数のアイドル達 |
第125話で全メインキャラクターがスーパーサイリウムコーデをゲットしている(この回で出たコーデは筺体で出る正規コーデと異なっている)。のんはトライアングルのプリチケをノンシュガー用に変えて使っていたため、同一人物であればブランド違いのスーパーサイリウムも使える模様。
ジュルルと関わった直後にスーパーサイリウムコーデを手に入れたメインキャラクターが殆どだが、ガァルマゲドンやちり・ペッパーのようにジュルルの育児抜きで参戦したケースも存在する。125話ではジュルル関係無しで多数の神チャレンジが行われた。
どうやら下心があるとジュリィには認められないようで、99話のドロシーや、108・111話のひびきはものの見事にハブられていた。
具体的な規準はハッキリしないが、どうやら「ジュルルとの関わり」「持っている熱い友情」「下心の無い純粋な気持ち」が主な判断規準らしい。
アーケードでは神4弾前半に期間限定で登場し、その後神6弾から正規のプレイキャラとなった。
「アイドルタイム」開始に伴い一時プレイキャラから外されたが、タイム4弾後半から再登場している。
女神のアイドルデビュー(117話ネタバレ注意)
「ジュリィでーす! 女神だけど、アイドル始めちゃいましたー!」
117話、ジュルルは突如ジュリィになり、プリパラにてアイドルを始めてしまった。
これまで触れられていなかった彼女の人物像だが、その性格は明るく気さく、おっとりしていて自由奔放。これまでの神々しいイメージを、上記の軽いノリと台詞でテレビ内外問わず良い意味で裏切ってくれた。
実はジュリィは彼女の双子の妹・ジャニス共々はるか昔から存在していた(プリパラも、人類が文化を始めてから間もない頃に誕生したらしい)。
ジュリィはアイドルに憧れるあまり、度々姿を変えてお忍びでアイドルのライブを観ていたためジャニスに手を焼かされていた。ジュリィは自分もアイドルになりたかったが、運営側の存在である女神はアイドルになることを許されない立場である。
そこでジュリィは女神の自分をリセットして赤ちゃんからやり直せば良いんじゃないかと考え、妹も巻き込む形で共に赤子の姿をとりパラ宿のプリパラへ舞い降りた。プリパラ内の存在でありながら現実世界で実体化できていたのは、ジュリィが持つサイリウムタクトの力によるものだったらしい。
つまりジュリィが赤ん坊になった理由は、システムの不具合やアクシデントの類ではなくジュリィ自身の独断。神話の世界同様、神様は時にして自由なのである……(真実を知った世界中のめが兄ぃ達も呆れていた)。
彼女がそこまでしてアイドルに憧れる理由ははぐらかされているが、流石に女神だけあってアイドルの資質はかなりの高スペックであり、らぁら達のレッスンに参加させて貰った際はその力で周囲を圧倒した。
身勝手にも思えるが女神としてのポリシーはあり、「プリパラアイドル達を見守る」というスタンスの下、神アイドルを「プリパラアイドル達が自らの輝きで作り出すもの」と捉えている。だがその思想は、アイドルを管理しようとするジャニスからは快く思われていない。
以後もしばらくはジュルルの姿で居ざるを得ないようで、その後もジュリィになったりならなかったりという状況が続いている。
またジュルルとしての記憶はジュリィ状態の彼女にも共有されているため、ジュルルの時の呼び方(らぁらを「ママ」やみれぃを「みぃみ」等)はジュリィに戻ってもそのまま引き継がれている。
↑予言とされたイラスト
本当のネタバレ
「私は、代替わりと同時に消滅します」
130話。
ジュリィは神アイドルグランプリ終了後、消滅の運命にあることが判明した。
ジャニスは女神の座を執拗に狙っていたのだが(彼女の項も参照のこと)、プリパラのシステムにより、ジャニスは神アイドルグランプリ終了後女神を継ぐことが既に決まっていた。
しかしジュリィは、ルールや秩序ばかりを重んじるジャニスがプリパラを統べる事を案じ、アイドルと身近に接せられる環境を造るべく、彼女を赤ん坊の姿に変えて地上へ降ろさせた。これは女神システムの定めで、ジャニスが次期女神だと伝えることはできない故の策である。
それは「女神が地上に降りてはいけない」という女神システムを破る結果を招くも、ジュリィは自分の消滅によって、それらの不具合を一手に引き受けることを決断。
互いに真の姿になるスケジュールは予め決められており、ジュリィがサイリウムタクトを渡さなかったのは、女神としての記憶やジュリィの運命が全て刻まれているからであった。
ジュリィが自分をリセットしてまでアイドルになりたかったのは、消滅の前に自らの夢を叶えたかったからだったのだ。
いくらジュリィが決めた事とはいえ、ママとして接したらぁらを始め一同は納得できず、神アイドルの奇跡を起こせる可能性に懸けることになる。らぁら達はジュリィを救うため、神アイドルになるため、グランプリ本戦へと臨んでいった。
ジュリィ自身は消滅を受け入れた姿勢を見せているが、ジャニスからは後に「運命を受け入れる気持ちと、プリパラにいたい本心の間で揺れ動いているのではないか」と指摘されている。
そして137話、ジュリィはジャニスと共に、グランプリ優勝を果たしたソラミスマイルの前へ最後の試練として立ちはだかる。
138話、共に楽曲を歌い上げ神アイドルになったソラミスマイルを祝うのも束の間、ジャニスに女神の座を受け渡した直後、遂に消滅の時が訪れる。
助けようとしたジャニス共々飲み込まれてしまったため、これにより世界中のプリパラは機能停止に陥りかけた。
ジュリィとジャニスを助けるため、神アイドルになったソラミスマイルは歌い始めるが、彼女たちだけではプリパラの危機を救うことができなかった。
プリパラを救うには、神アイドルの力だけでは不十分であり、神アイドルの仲間、そしてプリパラを愛する全ての人々の力が必要だったのである。
プリパラに関わる人々がらぁらの号令で一斉にトモチケをパキった時、ジュリィはジュルルの姿となってジャニスと共にプリパラの世界に戻ってきた。
罪を許されたジュリィは女神となったジャニスを補佐する立場となり、これにて全て一件落着かと思いきや、ジュリィの身体が透けてきてしまう。ジュリィは概念となり、プリパラの全てのアイドル達の役に立つ道を選ぶ事に決めた。
そして140話(最終回)、ジュリィはファルルとガァルルに粋な計らいを仕組んだ後プリチケの配達人となって世界中を回っていた。そのプリチケは、次作『アイドルタイムプリパラ』の主人公夢川ゆいにも渡されていて…。
ゆいにプリチケを渡してからは長らく姿を見せなかったが、終盤にあたる48話で、らぁらの危機に応じ一時的に再び実体化してジャニス共々天空のステージから駆けつける。
パパラ宿における神アイドル同等のランク・「ゴッドアイドル」の称号を授けるための降臨であり、女神が地上に降りてはいけないルールを破った影響で、中身を含め一時的にジュルルの姿にもなっていた。
とあるチームのゴッドアイドルチャレンジを認め、3人にゴッドアイドルの称号を授けた後マイ☆ドリームに後を託し天空へと戻っていった。
『アイドルランドプリパラ』ではプリチケは廃止され、さらにプリパラは現実世界から切り離されたため、元プリパラアイドルがプリパラのことを思い出した際、そのアイドルのスマホに勝手にプリパラのアプリをインストールさせるアプリ配達人となっており、その主人公香田澄あまりにアプリを勝手にインストールさせている。
なお本人は登場していないが、アプリインストール後らぁらが「ジュルル、ありがとう。」と言っているので、アプリをインストールさせたのはほぼ彼女で間違いない。
本篇とは無関係ではあるが、アプリゲーム内のムービーシアターの放送局で、新年を迎えるための「ニューイヤーカウント放送局」として特別にDJを5日間限定で担当。この放送局内で実はジュリィ自身がプリパラが切り離された際、消滅しかけていたことが判明。しかし、ゆいの夢パワーによってプリパラを守ってくれたおかげで、消滅は免れ現在に至っている。同時にらぁらにも会いたがっていたが、今は陰でらぁらを見守ることにしている。
楽曲
曲名 | 作詞 | 作曲・編曲 |
---|---|---|
Girl's Fantasy | 宮嶋淳子 | 松坂康司 |
関連イラスト
重複を避けるため記事としてのタグは「ジュリィ(プリパラ)」だが、pixiv内では「ジュリィ」のみでタグ付けされる事も多い。検索時も考慮し、「ジュリィ(プリパラ)」としてのタグ付けを推奨する。
関連タグ
キュアフェリーチェ←ライバル作品に登場する、同じく赤ちゃんの姿から覚醒したキャラクター。その結末も似ている。