「絶対的生命体で、イゴ、宜しく!!」
概要
13話にて初登場。元々は世界囲碁選手権の学生チャンピオンだった。
しかし5年連続優勝したことで「囲碁の世界には以後10年は私に敵う者は現れない」と悟り囲碁の世界から一旦身を引き、偶然町でプリパラTVを見たことでプリパラで頂点を極めようとする(ちなみにプリチケは数年前に届いていたが、碁石の中に埋もれていた)。
一見冷静沈着だが根は熱い性格で、相手の考えや場の流れの先を読むことに長けている。予想外の展開に対しては「これは読めなかった」と漏らすことも。いわゆる武人肌であり、勝負事となればあらゆる手段を講じるが勝負に水を差すような行為は断固として認めない。
中性的な口調で話し、会話に囲碁用語や四文字熟語が過剰に混じる。厳密な四字熟語でなくても漢字四字であれば積極的に使用しており、カレーうどんも漢字四字になる(咖喱饂飩)という理由で好んで注文する様子が見られた。
前記ジャンルには含まれないが「イゴ」も口癖のように使用しており、軽い挨拶や鳴き声のように使ったり、「レッツ・イゴー」、「イゴーイング・マイウェイ」のような少々無理のある用法でも頻繁に使用する。というか「ゴ」が入っていれば大抵「イゴ」にされている。
以前に違反チケットを切られたことを理由に南みれぃを逆恨みしており、みれぃがメンバーの1人であるソラミスマイルに対しては特に闘争心をむき出しにしていた。そのため、らぁらがトモチケの交換を申し出た際も「パキらぬ!」と拒絶。
その後、スカウトマスコットのウサギが間を取り持って同じようにソラミスマイル憎しで行動していたドロシー・ウェストと意気投合しドロシー、レオナとの3人でドレッシングパフェを結成する。
当初は歌もダンスも素人以下だったが、囲碁に当てはめることで急速にコツを掴み、プリパラ経験者であるドロシー・レオナと肩を並べるほどの才能を見せる。
前述の通りみれぃのことを敵視していたため、現実世界でも不毛な小競り合いを続けていた。しかし、ソラミスマイルとドレッシングパフェの初の対決ライブを通じてソラミスマイルの実力を認め、みれぃと強制的にトモチケ交換を行った。
また、先入観のみで一方的にプリパラを敵視する徳田ねねに半強制的にソラミスマイルのライブを見せることでプリパラの魅力を伝え、結果的にらぁらがプリパラに行っていることを大神田校長に知られることを防いだ。この件の後も、ソラミスマイル3人と強制的にトモチケ交換を行っている。
囲碁の世界から身を引いたとはいえ、常に囲碁の道具は持ち歩いており、学校の廊下で詰碁を始めたり、手裏剣の様に使っている。116話にて紫京院ひびきから世界最強クラスのAIを搭載された特注の囲碁ゲームを贈られてからは、そちらも愛用するようになった(初期は完敗していたが勝利できるようになっている)。
他にも剣道や弓道、柔術にまで精通した武闘派であり、一見すると出るアニメを間違えたようなキャラに見える。
好きな色は白と黒。いかにもガーリー系な可愛いものは苦手らしい。しかし3期になってからは、こんなことになったり121話でレオナがデザインしたカラフルな衣装を着させられたりと、可愛い服を着させられるケースが増えている。
住居は和風の邸宅。1シーズン登場キャラで唯一詳細な家族描写がなく(88話で登場した鎧兜の男性が父親と判明したぐらい)、ラブレターを知らない(シオンは果たし状だと思い込んでいた)等ひびきからは不思議な人生を歩んできたと思われ、複雑な家庭事情を抱えているのかもしれないが詳細は不明。なお117話での本人の発言によると、兄弟姉妹はおらず一人っ子であるらしい。
神アイドルグランプリを終えた後は、神アイドルを目指すべく武者修行に出る道を選び一人旅立って行った。この際ドロシーとレオナの下へ、必ず戻る事を置き手紙で約束した。
そして続編『アイドルタイムプリパラ』にて、虚無僧のような出で立ちでパパラ宿へと訪れる(ちなみに天蓋は旅の途中で傘代わりとして通りすがりの少女に渡し、後に偶然ウェスト姉弟の手に渡っている)。
商店街のイベントとして開催されたかるた大会で虹色にのを圧倒し、シオンがアイドルと知った彼女がプリパラデビューする切っ掛けとなった。その後彼女の初ライブを画面越しに眺めている。この話からにのには「シオン先輩」と呼ばれており、彼女から強く慕われている。11話ではソフトボールの助っ人として一役買った。
その時のシオンの言葉「疾風勁草」は、にのの中でかなり大切なものになっているようであり、18話でもにのが緊張をほぐすきっかけとなった。
19話でドロシー・レオナとの一時期な再会を果たした後は「自分より先を行く、とある謎の人物を越えたい」との目的でまた旅に出た。そして28話にて遂に本人と対面。勝つ目的で相対したが、もはや彼女が勝敗の次元を越えている事を悟る。
ウェスト姉弟に出迎えられる形で彼女の旅は終わりを迎え、ドレッシングパフェの再結成と相成ったのだった。
43話では古代プリパラのメガネに与えられた試練としてにのとの勝負に受けて立ち、自身が頭に着けた王冠を奪わせない強さを見せる。最終的にはペアライブのメイキングドラマ中に王冠を奪われて敗北を喫し、にのの成長を祝した。
最終回(51話)ではドロシー、レオナ共々旅立つ前に「草とは呼べない、立派な若木だ」としてにのの成長を認め、『一五四六四九流』の免許皆伝の称号と看板を与えている。
更なる続編『アイドルランドプリパラ』ではパラ宿に遅れてきたそらみスマイルを『旧態依然』と評しているのだが、当のシオンも相変わらず頭の上に囲碁盤を乗せている。
10話ではマリオがプリパラに侵攻を開始し、ドロシーと共に反撃するも、イガイガ虫によって自分をコピーされてしまう。だが、シオンは自力で自分の偽物に一刀両断した。(他にコピーされたドロシーやふわりはどうなったか不明。)
容姿
ヘアカラーは巨峰のような濃い紫色で、アイカラーは黄色ともゴールドとも受け取れる色。
容姿は現実プリパラ共にサイドテールの髪型で服装以外は変わっておらず、向かって左耳にピアスが装着される程度。同じく作中でプリパラデビューを果たしたらぁらや栃乙女愛と違いかなり簡素なプリパラチェンジとなった。アイキャッチもそふぃですら別の姿(ファンシーモード)からのプリパラチェンジなのが、彼女は服装が変わるだけのものである(チームメンバーも同様)。
囲碁での人気も相まって、そふぃと同様現実でも同じ姿のお陰でプリパラの外でも人気がある(みれぃはこれとは逆に姿が大きく変わっている事が災いして正体を知られておらず、らぁらに至っては小学部がプリパラ禁止の為無闇にプリパラのらぁらと同一である事を話すことが出来なかったが現在は解消)。
楽曲
曲名 | 作詞 | 作曲・編曲 |
---|---|---|
絶対生命 final show女 | 三重野瞳 | 山原一浩 |
Free Dreamin'※ |
※…『プリティーリズム』時代の筐体曲。
関連イラスト
関連タグ
プリパラ 中学生 囲碁 漢女 パプリカ学園 世界囲碁選手権 香川いろは
涼野いと…前作における中性的な口調で話すキャラ
プニコン…アイドルタイムプリパラにおける中の人繋がり。キャストの優先順位はシオン>プニコン。
ネィアフラスク…紫髪、サイドテール、金の瞳。外の人つながり
カップリング…シオみれ シオらぁ シオドロ ひびシオ レオシオ