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ネィアフラスク

ねぃあふらすく

ネィアフラスクとは、ゲーム「シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~」に登場するキャラクターのことである。
目次 [非表示]

概要

シェルノサージュおよびアルノサージュに登場するキャラクター。


CV:内田真礼

Vo:霜月はるか


人物

シェルノサージュ

センシティブな作品


元気と活発を絵に描いたような少女。通称はネイ


コロン(人工的に作られた浮遊都市)「プラネタリー・メゾン」で活動している踊り子。

プリティ・ベリーの名で知られる売れっ子のスターであり、大勢のファンがいる。

熱狂的なファンからは人類の宝とまで言われる。白鷹は彼女の大ファンである。


皇女イオンに憧れており、出先の「夢の珠(官営第4号居住揚陸)」で偶然彼女と出会ったことをきっかけに、以降、イオンと行動を共にするようになる。


持ち前の明るさと行動力で、人見知りで自信のないイオンをサポートする。しかし行動が行き過ぎて彼女をブンブン振り回してしまうこともあり、イオンはネイのおかげで波乱万丈な日々を過ごすことに。

普段は能天気でいい加減そうに振る舞っているが、ここぞという時には芯の通った強気な姿を見せる。また意外にも親切でイオンの身体を心配する等、気配りができる一面もあり、当のイオンからは大いに信頼されている。


一方で踊り子としてのプロ意識が強いのか、イオンにダンスを教示することになった時は、中々上達しない彼女に腹を立てて辛らつな言葉をかけてしまうこともあった。

またサービス精神旺盛なアイドルとして振舞うのはステージの上だけで、平時はファンに対しても素っ気なさそうな態度を取る。白鷹はそれで大きなショックを受けていた(しかしすぐに持ち直した)。


アルノサージュ

センシティブな作品


「疾風のおネイさん」と名乗り、フェリオンの頼れる用心棒としてやりたい放題している。

実は天統姫としてフェリオンを統治しているが、その事実を知るのは限られた人物のみ。


書類仕事を含めた実務に関しては宰相に任せきりで、未審査書類が山となっている。任務に赴くデルタの店を勝手に改名して念願の自分の店「ネィアフランセ」にしてしまうなど、行動力は相変わらずである。


シェルノサージュでは詩魔法で戦っていたが、本作ではチャクラムを用いた肉弾戦を主体としている。


肝心の料理の腕は... モザイクが掛かるものがある時点でお察しください

動き回るシャム粉(小麦粉みたいなもの)を目撃してありえないといっているが、そんなネイも動く活きの良いプリンを作っている。


機械作りに関しては基板に連結するアイスを乗せたり、クリームコロッケで包んだり、クリームソーダを入れたりと直感で構造や理論は謎のまま役に立つものも作り出しているが、その一方でパチモノやジョークアイテムなども作り出している。


料理の腕に関してはネロによると原因のひとつは機械音痴の模様。


天統姫については発売前までは噂こそあれ確証はない状態だったが発売後は割とすぐにその正体が明らかになる。ちなみに、服装は(インナーではあるが)正式な皇帝装束である。


余談

開発初期の段階では攻略対象の一人で、イオナサル、カノイールとは姉妹の設定だった。

イオナサル、カノイール、ネィアフラスクの三人から選んでコミュニケーションするシステムになる予定だった模様。諸事情により攻略対象はイオナサル一人に絞られ、姉妹設定も廃止された。


関連タグ

シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~ アルノサージュ 天統姫

フラクテル ジリリウム・リモナイト

イオナサル・ククルル・プリシェール


正体




















以下、シェルノサージュ本編に関わる重大なネタバレが含まれています























その正体は、本物の皇女イオナサル・ククルル・プリシェールである。


プレイヤーが出会うイオンは実は別人であり、本当の名は結城寧という。

ネィアフラスクと言う名前は『Naya f lask:本当のネイ』と言う意味。

結城寧への怨みを忘れないためのもの。


本来は彼女が天文皇女として送り出されるはずだったが、そのままでは地文との戦いに勝てないと踏んだ天文上層部により、別次元の魂を降臨させるための器にされてしまう。

別次元の魂は超常的な力を持つことが明らかになっていた。その魂を天文皇女の肉体に宿らせ、強大な力を民衆の前で振るわせることでその支持を得て、地文を失墜させようという目論見であった。


昏睡している間に身体から魂を抜き取られ(正確には入れ替えられた)、真空管の中に閉じ込められる。肉体は結城寧と呼ばれる別次元の人物を宿すための器にされ、自身の魂は廃棄されかけるが、親友のフラクテルに助け出され、代替の器としてヒトガタ(※1)のシャール(※2)の身体を与えられる。

※1 人間の声帯を持ち詩魔法を紡ぐ事が出来る存在

※2 人型の人工ジェノム


ヒトガタになったことで同調せずともジェノムと会話でき、単独で詩魔法を紡ぎ、謳う事ができるように。またここで天文のフラクテルと同調し、天文の機密情報を彼女の知る範囲で教わる。


フラクテルの助けで天文からの脱出には成功するものの、道中で自身を逃がすために彼女が犠牲になってしまう。人工ジェノムとは言え他者と同調しなければ生きることができないのは変わらず、同調者を失ったことで命の危機に晒されるが、地文学者のジルに拾われ、SHSヘテロマイシン(シャール・スーパーインテンド・ヘテロマイシン)を投与されたことで一命を取り留める。

薬の効果により、他のシャールからエネルギーを得ることで同調なしでも生存可能となり、また限定的ながらもシャールの統率能力を得た。


その後、ジルから助けた見返りに研究の手伝いと結城寧をつれて来ることを要求される。選択肢のない状況ではあったが、全てを奪われた恨みと、TX(テリトリー・エクスチェンジ)により再び自身の肉体を取り戻す目的もあって、これに同意。

自分の身体と居場所、そして親友を奪った結城寧に復讐を誓い、ネィアフラスクと名乗り、彼女が皇女として発つその日を待つことに。


なおジルから金銭等の支援は一切なく、備えもなかったため、街で靴磨きなどをして何とか日々を凌いでいた模様。ある時、客を喜ばすために即興の踊りを披露したところ、大受けし踊り子にスカウトされた。同僚のいじめなど、踊り子生活も簡単ではなかったようだが、懸命な努力が実り、プリティ・ベリーとしてトップの座に着く。

また長く過酷な生活を続けてきたことで、無意識の内に身に降りかかる危機をスリルとして愉しんでしまうマゾヒスト的な一面が、心の奥に根付いてしまった。


コロン夢の珠での出会いも偶然を装ってのもので、イオン(結城寧)がそこを訪れることは予め知っていた。イオンを心配する言動も、自身が身体を取り戻したときのことを考えてのものであった。

一方でジルを信用しきれておらず、このままイオンを引き渡してよいか思い悩むことも。また不本意ながらイオンとの旅に心地よさを感じてしまっている部分もあり、上辺だけの関係のはずが本心からイオンの活躍を喜んでしまうこともあった。

復讐心と友情の間で葛藤するが、旅先で出会ったノエルからTXを可能とする技術者を紹介されたこと、ジルがネイを使い捨てるような言動を見せたことから、ジルからの離反を決意。イオンの側に付くことを決める。


その後、紆余曲折ありある出来事がきっかけでイオンに正体がばれてしまう。抱えていた怒りや憎しみを知られ関係が崩れかけるが、今までに感じたイオンへの好意や友情もまた本心であることを告げ、和解。改めてイオンと友情を結び、共に元の居場所へ戻れる道を模索することに。


シェルノサージュ漬けあのせかいとこのせかいの


普段の可愛らしい容姿と悲惨な過去のギャップ、それらを感じさせない陽気な振る舞いと、命の危機に快感を感じる変態的な一面、アルノサージュ以降の頼れるお姉さんポジション等の要素から話題に事欠かない人物で、作中ではイオンに次いで人気が高い。ファンからの愛称はネイさん

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