概要
シェルノサージュおよびアルノサージュに登場するキャラクター。
人物
シェルノサージュ
ラシェーラの旧都万寿沙羅に暮らす、地文派の有力者グレイコフの一人娘。
ター坊を中心とした、天文に憧れるちびっこトリオ「超輝工冒険団」のメンバーでもある。
お嬢様として育てられたためか、ワガママな所があるが根は素直でヤキモチ焼きな普通の女の子。
出身はコロン「フォーシーズン」であり、訳あって万寿沙羅に引っ越してきた。サーリはかつての同級生であり、頭が切れどこか皮肉混じりな彼女とは衝突しがちであった。
純粋に天文に憧れているとター坊、プラムと違い、二人(特にター坊)と一緒にいられることを楽しんでいる節がある。特にター坊に対しては好意を寄せているような素振りが多く見られる。
ター坊がイオンを連れて来たときは、憧れの天文皇女に懐く二人の姿を見て、自身の居場所が奪われる不安と嫉妬から、一人イオンに冷たい態度を取っていた。後にイオンのひたむきさと優しさに触れ和解。ター坊と同じく彼女を慕うようになる。
お金持ちの娘であることを除けば正真正銘の一般人であり、行動力のあるター坊(デルタ)、頭脳明晰なサーリと違い、秀でた才能を持っていないことにコンプレックスを抱いている。
アルノサージュ
メインヒロインとして登場。
外見は15歳前後とあまり成長してないように見えるが、これは投薬により「ヒトガタ」と呼ばれるジェノムになって老化が遅れているため。実年齢はデルタとそう変わりはない。
フェリオンを守る組織PLASMAの精鋭部隊「ジェノメス」にデルタと共に所属する。相方と共に同組織のエースとされていた。しかしある事件でデルタが記憶喪失となり、さらにPLASMAを除名されたことで一人取り残される。
同組織は二人一組の部隊で、パートナーを失った彼女は別の誰かと組むことを余儀なくされたが、デルタのことを思ってかそうはせず、結果単独の隊員という特殊な立場になってしまった。
こうした事情から出撃機会は多くはなく、休日や暇なときはデルタの店で看板娘をしている。
デルタに好意を抱いており、かつては恋人同士といっても差し支えの無い関係であった。しかしデルタが記憶を失って以降、おかしくなった彼を見て、別の誰かに乗っ取られてしまったのではないかと強い不安を抱くようになる。
以前は受け入れていたダイブ(詩魔法を紡ぐための儀式のようなもの)も拒むようになり、強固だった信頼関係は不安定なものに。それでもデルタを見捨てることはできず、度々様子を見に行っては、彼の世話をしている。
シェルノサージュ時代のコンプレックスを拗らせた結果、自身を無価値な存在だと考えるなど、心に深い闇を抱えるようになってしまっている。明確な描写はないがヒトガタになったのも、少しでも周囲との差を埋めようという気持ちの表れだと思われる。
余談
- 漫画版アルノサージュは本編の前日譚となっており、デルタと共に主役を務めている。
- イオンから与えられた称号「愛宮(あいのみや)」が、某建物を髣髴とさせる名前であったこと、アルノサージュでデルタと実際に行為に及んだ(描写があった)ことから、一部ユーザーの間でネタにされることがある。
- アルノサージュPlusのパッケージイラストに抜擢されたが、ボトムスの股の部分を精密に描き過ぎた結果、ソニーの怒りを買い修正を余儀なくされたという逸話がある。キャラデザ担当のntny氏曰く縫い目らしいが果たして…。
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シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~ アルノサージュ〜生まれいずる星へ祈る詩〜