南みれぃ
みなみみれぃ
「ポップステップげっちゅー♪」
パプリカ学園中学部。頭脳明晰で1年生にして学園の風紀委員長を務める。2ndシーズンからは進級し、生徒会長も兼任するようになった。
真中らぁらのことは校則違反の常習犯として100回以上も取り締まっている。
当初は風紀委員長らしく、真面目で近寄り難い雰囲気を醸し出していた。
しかしプリパラでは本来の性格とは真逆のポップではじけたアイドルに変身し、声色も変わり普段は「私」である一人称にも「みれぃ」が加わり、語尾に「ぷり」を付けるいわゆるぶりっ子キャラと化す。キャッチフレーズは「ポップステップげっちゅー」。
これは、デビューするときに現実世界での正体をわかり辛くし、判明した際のギャップをウリにするためという計算で作り上げたキャラ。クマに勝手にデュオのステージにエントリーされてしまった際はプリチケファイルバッグを現実世界にわざと落とし、それを持ってきてくれるほど優しい子なら一緒にライブに出てとお願いすれば断れないとまで計算するなど、その計算高さは計り知れない。
基本的には現実世界とプリパラできっちりオンとオフを使い分けているが、たまにアイドルモードのまま素の口調になったり、逆に現実世界でテンションが上がった時にうっかりポップなキャラが飛び出してしまったりもしている。一度はファルルに勝つべくアイドルのキャラを捨てようとしたが、雨宮春希に「どちらのみれぃも表裏一体」と諭されアイドルキャラの継続を決めている。
現実世界では風紀委員らしく校則に厳しく、作中でもらぁらをはじめ多くのキャラに校則違反チケットを貼りまくっている。だが中にはみれぃが勝手に作ったのではと疑わしいものも多くある。校則の中には「上級生は下級生に優しく」とあるが、それは強ち自分自身にも言える事で東堂シオンかららぁらを脅迫している様に思われている(本人自身違反チケットを貰うシーンはまったくなく、最初の一枚目も雨宮から貰ったもので意外と自分には甘い)。
違反チケットを切られる理由はらぁらの知識不足が原因なのが多いが、ドロシー・ウェストが彼女の知識不足を馬鹿にした際には逆に彼女ではなくドロシーに違反チケットを切った。その反面、ファンシーモード時の北条そふぃのどうみても校則違反にしか思えない行動に対して違反チケットを切った様子が見られず第61話にてアイドルモードで周囲を惑わせたとして初めて彼女に違反チケットを切ろうとしたものの掻い潜られた(ただし数字を見る限り、既に過去何枚か切られてる様子)。
パプリカ学園の全生徒の顔と名前を記憶してるという凄まじい記憶力を持ち、学園でもほぼ全ての人物が彼女から違反チケットを貰っている。ゲーム版ではプリパラに来たプレイヤーに猫を被って良い印象を見せようとするしたたかな一面も見せた。
スカウトマスコットのクマとはアイドルデビュー当初からの付き合いであり、口喧嘩が絶えないがなんだかんだで仲は良い。
また、自室にはクマに似たクッションを置いているが、これは過去のクマのアドバイスがきっかけで購入したものである。
父は検事で、母は弁護士。そのためよく家庭内で逆転裁判が発生し、その際みれぃはサイバンチョになる。
作中でらぁらを自宅に招いた際にみれぃの両親はらぁらを歓迎しつつも「みれぃが友達を家に呼ぶなんて珍しい」「もしかして初めてでは?」とも発言していたため、実はリアルでは親しい友達がいない(もしくは少ない)という可能性がある。実際のところは雨宮関連を除いてリアルの人間関係の描写自体が少ないので判断しようがなく、真相は不明。
とはいえそんな彼女もらぁらを始めとしたプリパラの繋がりでは多くの仲間や友人に恵まれているのは確かである。この辺りはやはりプリパラは「みーんなトモダチ、みーんなアイドル」な場所であるという所以なのかもしれない。
プリパラには本編開始の1年前=小学6年生の時にデビューしており、風紀委員に入ることによって大神田グロリア校長に真面目な生徒であることをアピールしつつ、持ち物検査の日程などを事前に調べるなどしてプリチケ没収をかいくぐっていた。
第1話では間違えて二人限定ライブに申し込んだクマを叱りつつ相方を確保すべく一計を案じ、その結果やってきたらぁらと出会う。そのまま一緒にライブに出場し、彼女のデビューに立ち会った。プリパラ内のらぁらとはお互い初対面だと思い込んでおり、2話のラストで一緒にプリパラから出た際になってお互いの正体が判明。前述の通り当初はあくまで打算でらぁらとコンビを組んでいたが、正体を知ってからはグロリア校長に小学部のプリパラ禁止を撤回するよう説得したり、その説得の中でらぁらを本当の友達として見ているような発言をするなど、単なる計算だけの付き合いではなくなってきているような言動もみられるようになった(本人はそれもそう思わせるための計算だと言い張っている)。
その後はらぁらとのペアて活動を継続しつつ、チームの3人目を探すことに。北条そふぃを3人目にすべきと主張するらぁらに対してランクの違いなど諸々の事情を考えてそれは難しいと考えていたが、それでも意見を曲げず頑張り続けるらぁらを見て心を動かされる。最終的にはそふぃはらぁら・みれぃと共にチームになることを選び、3人で「そらみスマイル」を結成することとなった。
その後はドレッシングパフェというライバルチームの出現や学校のプリパラ禁止令を巡る顛末、謎の天才アイドルファルルの出現などの多くの出来事を経験しつつ、時には自分のアイドルとしての路線に悩みながらもそらみスマイルの一員として着々と実力を付けていくのだった。
2ndシーズンでは他のアイドルたち同様にドリームパレードに挑戦するも、シーズンを通して暗躍した黒幕である紫京院ひびきに真っ向から敵視される立ち位置となる。しかしらぁらが「自分の好まないプリパラ」を体現するため敵視されていたのに対し、みれぃは彼女の苦手な語尾を使う事に加え「努力型アイドル」という面が敵視されていた。
この時期は彼女の決断が物語の動向の鍵を握っていたことから、2ndシーズン後半のみれぃは準主人公的なポジションとなっている。またこの事を踏まえてか、この時期のOPであった『ブライトファンタジー』の映像では他のアイドルを差し置いて彼女の出るシーンが異様に多い。しかもプリパラチェンジのシーンや普段姿のシーンも、彼女のみ。
みれぃの提案にひびきが乗る形でみれぃたち努力チームとひびき側の天才チームとの直接対決が行われるも、惨敗。努力チーム側はセレパラと化したプリパラから事実上締め出されてしまう事態となる。そして続く地下パラ編では、みれぃは「革命がされてしまったのは自分のせいだ。自分が勝負を持ちかけなければこんなことにはならなかった」と自責の念に駆られ、一時は引退を決意するほど落ち込んでしまう。みれぃは普段からことあるごとに物を重く考えてしまうタイプでもあり、生真面目さとメンタルの脆さから一連の事態は大きなダメージとなっていたと思われる。そして、ついにファイルバッグやプリパラ関連の道具一式をゴミ箱に捨ててしまう。
そんなみれぃを再び奮い立たせたのは、80話にて行われたガァルルのデビューライブだった。失敗しながらも最後までやり通す姿勢を見たことで復帰を果たすことに。
そして元のプリパラを取り戻すため、そして明かされたひびきの真の野望であるボーカルドールになりたいという願いを阻止するためにも再び動き出す。
スプリングドリームアイドルグランプリの「チームの誰かがトップクラスになったら努力チームも出場可能」という取り決めを達成すべく、グロササイズやレッスンや地下パラでのライブといったより一層の努力に励む。その結果、84話のソロライブにてゴールドエアリーを出現させ、さらにトップアイドルにランクアップ。ひびきは才能なきものを嫌う一方で実力主義者でもあるため、この点については素直にみれぃのことを認める。そして努力チームのスプドリへの出場も可能となり、ドリームパレードを巡る最後の戦いへの道を切り開くこととなった。
3rdシーズン終盤で神アイドルになった後は、らぁら・そふぃ同様各地のプリパラを盛り上げる任務に就く。
『アイドルタイム』の当初はオオサカ・プの海ピュー館にいたが、速やかに目標人数を達成し、らぁらとゆいのいるパパラ宿を訪れる(パプリカ学園の制服を着用していたため、何らかの方法で転校まではしていない模様)。地獄ミミ子の攻撃を跳ね退けアボカド学園の生徒を相手にプレゼンを行い、悪条件が重なっており苦戦していたパパラ宿のプリパラの発展に貢献した。なおこの際、アボカド学園の校則まで完全把握し「全国模範的風紀委員コンテスト」なるものにて3年連続優勝した末殿堂入りを果たしたという謎の経歴が判明している。
らぁらとライブをした後は新たなスーパーサイリウムコーデを入手し、ゆいにらぁらを任せ次の派遣地であるイパラキへと旅立っていった。その後も度々らぁらとゆいに会いに来ている。
終盤でらぁらが暴走したパックに立ち向かった結果相打ちになり封印された際には、多くのアイドルたち同様にパパラ宿に駆けつけ、彼女を救うべくライブを行う。らぁらが復活を果たした際には、他のパラ宿組のアイドル達が歓喜する中、みれぃ(と、妹ののん)は安堵したゆえか泣いている様子を見せていた。
『アイドルランド』では新たにアイドル条例なる取り締まりも行っているだけでなく、瞬時に外とアイドルモードのみれぃに切り替わる早業を披露している。多くの仲間たちと共に、シリーズ最大の危機に瀕したプリパラを救うべく活動を続けている。
イラスト
上記の表とイラストを見て貰うとわかる通り、原型を留めているのはせいぜい前髪の形のみ。現実世界と外見の差が登場人物の中でもとりわけ大きく、第9話ではこれが元でそふぃに本来の姿と同一と思われてなく「誰?」と呼ばれてしまった(らぁらはすぐに同一人物と認識された)。
余談ではあるが、このように現実とプリパラで姿を大きく変える事が可能だということが、とある人物の悲劇を生むこととなった。
本来の姿で「ぷり」と言うのは恥ずかしいらしい。この二つの姿が同一である事を知っているのは序盤では近しい人間以外での描写は無かったが(後に全校集会で正体をカミングアウトした)、第10話の時点では栄子も認識していた。18話でドロシー・ウェストとお互い現実で顔合わせた際にドロシーは現実とプリパラでの余りの変化に相当驚いており、グロリア校長がらぁらがプリパラに通っている事実を掴むついでに彼女もプリパラに行っていた証拠を掴んだ際、元の姿とはかけ離れて余りに変わり果てた姿と哀れに思われた。
基本プリパラ内にて委員長姿になる事は無いが、32話、73話では訳あって委員長姿で登場している。(また87話でも、とある事情により中身だけが委員長となっていた。)
第102話にてある理由で自分のマイクにクールのジュエルをはめてしまった際は強制的に委員長姿へ変えられ、「クールになったみたいだけどこの姿何ぷり」「ぷりが似つかわしくないけどやめられないぷり」と現実世界の口調で語っていた。
将来についてみれぃ本人はアイドルを希望し、プリパラで実践しているが検事の父親はアイドル検事、弁護士の母親はアイドル弁護士をそれぞれ希望している。
アイドル検事|アイドル弁護士
アイドル検事コーデは劇中でも実際に何度か着用されており、またどちらのコーデもゲームに逆輸入される形で実装された。
劇場版『きらりん☆スターライブ』では、検事・弁護士・委員長姿のみれぃが一同に会しライブを行っている。
同じチームメイトのらぁらとそふぃからは頭脳明晰なところを評価され、シオンとは互いに認め合うライバル関係を築き、雨宮からは惚れられている一方で2ndシーズンではやや不遇な扱いや評価を受けている。アロマゲドンが考案したドリームチームからは見事にハブられ、黒須あろまからは「ぷり言うだけの浅いキャラ」と評価され(後に和解する)、緑風ふわりとはそふぃと共に直前に仲良くならなかったから(彼女がみれぃを嫌っている訳では無いが)5人チームに加われず、語尾と彼女のアイドル姿勢自体を嫌っている紫京院ひびきからはかなり毛嫌いされる有様である。
前作プリティーリズムシリーズで実写パート等に出演していたプリズム☆メイツ(Prizmmy☆の妹分ユニット)に、Prizmmy☆かりんの妹である「みれい」がいる。
何か関係があって付けられたかは不明。
初期設定では「さえ」という名前だった。この時点で基本設定は確立され、容姿も(現実世界・プリパラ世界共に)現在に近いものだったが、「プリパラ世界では小さい子に大人気」と言う設定は没にされた。
本来の姿については、放送開始前の児童誌や、1話の時点で風紀委員長時の字幕クレジットから既にネタばらしされているのだが、そうとは知らずに2話まで視聴した視聴者の中にはらぁらとは違いプリパラでの姿と本来の姿が大きくかけ離れて原型をとどめていない事に驚いた者も少なくない。
ちなみに両親がそれぞれ弁護士と検事ということについては、弁護士は活動範囲を自由にできる一方で検事は2~3年で各地を転々とする職業であるため通常は同じ屋根の下で暮らすのは困難。そのため、父親の勤務先が自宅に近いといった偶然が重なったレアケースと考えるのが自然だろう。
ゲームでは2015年9月以降、「みなみみれぃ」名義の本来の姿でプレイする事が可能となった(2015年9月は期間限定、同年10月以降より正式に)。
地獄ミミ子 - 『アイドルタイムプリパラ』にて、アボカド学園の風紀委員を務めている。みれぃとの風紀委員同士の対決では、ミミ子は一方的に言い負かされ、以降みれぃを(特にプリパラチェンジ時のみれぃを)敵視している。
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