「てへぺろっ♡!」
プロフィール
学年 | 4年1組(2期以降) |
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血液型 | A型 |
誕生日 | 9月6日(妹の日) |
好きな食べ物 | パスタ、カツ丼 |
使用ブランド | RosetteJewel(トライアングル時)→TwinkleRibbon Sweet |
タイプ | ラブリー |
CV | 田中美海 |
概要
『プリパラ』の主人公・真中らぁらの妹。慌てん坊の姉とは対照的なしっかり者。
年齢は作中で明記されていなかったが、関連書籍や第98話のワンカットにてらぁらよりも二学年下(=2ndシーズン時点で小4)だと明かされた。
自分用のプリチケはまだ届いていなかったが姉のらぁらがプリパラデビューしたことは知っており、大神田校長がプリパラを禁止していた頃は彼女から逃れようとする姉のために協力していた。
プリパラ内のアイドル、ピンクアクトレスのファンであった。
ミーハーな性格なのか26話でのファルルのライブを切っ掛けに鞍替えをして、彼女をファルル様と呼ぶようになるほど…と思いきや45話ではアロマゲドンのファンに鞍替えしていた事が判明する。さらに53話では緑風ふわりのファンに鞍替えしていたが、その期間もファルルのファンは継続していたようである(58話より)。
「別腹中の別腹」という発言から、ファルルは好きなアイドルの中でも特別視しているようだ。
さらに後述するが、変わらず応援をしているアイドルはただ一人だけである。
27話では姉のらぁらが風邪をひいたこともあり、看病を中心に活躍。
またその際、破壊力抜群のてへぺろを披露。
お見舞いに来た人達がらぁらを尻目に騒ぐのに対して苦言を申したりもした。
翌日に姉のらぁらは快復したがそれは妹ののんに風邪がうつった為であり、らぁらから風邪が治るようにとファルルのサインを貰った。
その後らぁらはのんを心配しニューイヤーライブに行こうとはしなかったが、姉に対して「頑張ってランクを上げないと、ファルル様には勝つことなんて出来ないよ」と発破をかける。
ファンではないのかという疑問に「それとこれは別腹。カツ丼食べてもケーキは入るの!」と言い、「わたしは、お姉ちゃんがプリパラの頂点で輝く姿を見たいんだ」と本心を語った。
ファルルを応援していたのは一アイドルファンとしてであり、姉は家族として応援しているようである。
67話では怪盗ジーニアスの予告を受け弱腰になっていたらぁらを、渾身のダイブからの叱咤激励で励ました。楽しみにしているクラスメイトのみんな、プリパラTVでアイドルへの応援など、ファンとしての立場から。
そしてここ最近の活躍から、少しだけ褒めていいかなと思っていたようで、弱気な姿勢を「怪盗に負けちゃうなんて最低」と断じ「弱虫なお姉ちゃんなんて大っ嫌い!!」
と言い残し部屋を飛び出した。それもこれも、らぁらへの期待から出てきた言葉である。
最後は、コーデは盗まれたもののドリームシアターライブを成功させたらぁらへ、
「コーデは盗まれちゃったけど、頑張ったね!」「褒めてあげる!」と笑顔で健闘を称えた。
71話でらぁらの朝ごはんの食べ方を注意し、また誕生日の回想で幼い姿を確認できる。なおと姉の誕生日が同じだということでずっと一緒に祝ってきたのだろう。
76話ではライブ中のシーンに登場、両親と共にケーキを囲みプレゼントを抱えていた。被っている帽子はシカのようだ。
82話ではライブ中のシーンに登場、父にバレンタインのチョコを渡す姿が描かれた。
86話ではついに「ファルルと同じくらいらぁらを応援する!」と伝えて激励した。
夢
上記に書いたように姉思いの妹である、が……
実は誰にも教えていない夢があり、
「お姉ちゃんがいつか、プリパラの頂点に立って、そして……」
「わたしがプリパラデビューしたら……」
「そのお姉ちゃんに勝って、わたしが頂点に立つの!」
と胸の内を独白した。
さらに、自分がデビューするまでに頂点を取り、かつ守っていてほしいとも考えているようだ。
今まで協力していたのも、姉の夢のみならず自らの夢も守る為であった。
いつか二人のデュエットが見られる日が来るかもしれない。
生き物との関わり
意外なことに彼女はストーリー上で生き物、とりわけ植物と関わる機会が多い。
学校では生物係であり温室で花を育てている。その中のアネモネをファルルにプレゼントしたことから"ファルルののん"が誕生し、ファルルがトモダチを理解するきっかけになった。後に彼女のアネモネは、ファルルのメイキングドラマとして取り入れられている。
家の自室に観葉植物が置いてあることから植物全般が好きなようだ。
58話ではプリパリから帰って来たファルルに、お土産としてプリパリの花の種を貰っていた。
「プリパラ&プリティーリズム パーフェクトワールド」の真中家の見取り図には温室と書かれている部屋があり、テラス席の後ろに見える引き戸から入れる構造のようだ。このことも、彼女が植物好きだという事を裏付けている。
66話では産気づいたヤギの助産をふわりが行う最中、オスのロイヤルインペリアルなヤギがメスヤギの所に行こうとするのを必死に止めていたり、子が生まれパパになったヤギに声をかけていたりした。植物だけではなく動物も好きなようである。
70話ではプリパリから帰国したファルルに、自らが育てた「フランスギクのマーガレット」をプレゼントした。彼女自身の発言から、58話でファルルから貰った花の種のようだ。
また部屋には絵が飾ってあるようで、53話では制服姿の両親・クッキーやドーナツなどのお菓子・不思議な形の馬車などのイラストを壁に貼り付けてあるのが確認できる。
彼女の多才な一面が垣間見えるであろう。
3rdシーズンにて
「真中のん 小学4年生!プリパラデビューしちゃいます!」
謎の多いアイドルユニットトライアングルのファンになったと言って一見いつも通りの生活を送っていたが、実はメンバー全員(じゅのん、ぴのん、かのん)の正体が全てのんだったことが明らかになる。
一人三役を演じ、出会ったウサギの妹・ウサチャ共々妹パワーで見せつける目論みだった。
3rdシーズンの最初(90話)でのんにプリチケが届いていることを示唆する描写があったので、割と伏線としてはバレバレだったが……「知ってた」「わかってた」は禁句なので言わないように(だがトライアングル=のんだった事をその時点で初めて知った者も多い)。小学4年と判明したため、地味にメインキャラクターの中では最年少アイドルである。
ある日、ついにプリチケが届いたのんは早速プリパラデビューすることに。
前もって各ブランドタイプに対応したキャラ設定(=後のトライアングル3人)を考案していたが、あまりにどれも完璧なのでどれで行動するか迷っていた。とりあえずかのんの姿で行動していると新人マネージャーのウサチャに出会い、「打倒兄/姉」という共通の行動原理から意気投合。ひっそりとアイドルの特訓を行われた。
プリパラがアップデートされた時点でラブリーのジュエルを手に入れたのんだったが、後日ジュルルのお世話の最中らぁらが少し席を外しているとき、ジュルルからポップとクールのジュエルを貰う(この時は何故ジュルルがジュエルを出したのかは理解できなかったが、後にジュルルが女神ジュリィだったと分かり、女神から直に貰ったと理解した)。つまりのんはブランドタイプを操作できる力を手にし、これでじゅのんとぴのんになる事も可能となったのだった(まさかこれが例のアレの伏線だったとは誰も思わなかったであろう)。
のんは1人3役のアイドルになろうと考え、事前収録した映像をホログラムにて登場させ3人の『~のん』を同時共演させることに(プリパラ映画では3人が先行登場しているが、これは内2人が立体映像だったからという理屈になる。トライアングルはゲーム内にてメンバー同士の共演が可能な仕組みであり、それともリンクさせた設定と言えるだろう)。その後1人3役の努力がジュルルに認められたのか、神アイドルライブに呼ばれジュリィから神コーデのプリチケを貰っている。
神アイドルライブを事前に収録しているとはある意味恐ろしい事である。彼女の計算高さが垣間見えるだろう。
なお1人3役そのものは、許可を出しためが姉ぇ曰く「誰も思いついたことがない」という理由からルール違反にはなっていない。
基本はかのんとして行動しており、同時登場の際のホログラムはじゅのんとぴのんに使用している。台詞も事前収録しているため、ホログラム時のじゅのんとぴのんの声にはノイズのようなものがかかっている。
なお姉と両親を含め、トライアングルの正体が自身である事・1人3役である事は世間に公表していなかった。しかし第101話の第1回神アイドルグランプリにて優勝を逃した際、優勝前提の台詞しか収録していなかった関係でじゅのんとぴのんの食い違ったコメントが周囲に流れてしまう。
結果ホログラムがバレてしまい、やむを得ず1人3役である事、正体がのんである事を公表した(姉はおろか両親ですら、娘がプリパラに行っている事自体を知らなかった)。
※決して↑こんなバレ方をしていません
この際「のん」としてのプリパラチェンジ姿である、背丈が伸び髪をサイドテールにした姿を一同に披露。普段ストレートヘアに見える髪が伸びる事で、髪の癖が明確になるのが特徴。また髪先のデザインはプリパラチェンジ後のらぁらと同じ。らぁらより若干背が高くなるのもミソである。
公表後1人3役は苦労することを語り、「のん」としてアイドルを始めつつトライアングルの新メンバー探しを行うことを決意する(ちなみにファンブックによると、3人を演じる事自体は余裕だったらしい)。
らぁらはのんと一緒にプリパラに行けると喜んでいたが、のんはあくまで姉達はライバルと宣言している。やはり「アイドルでも姉に勝つ」という目標は変わっていないのだ。
第108話にて、一番の大ファンであるファルルがチーム結成をしに帰国した際初めて直で話す。かなり喜んでおり、ファルルもプリパラアイドルになったのんに会えるのを楽しみにしていたらしい。
余談だが、のんが作中でトライアングルとして登場した回のEDクレジットはファルルとちゃん子、あじみとジュルル等の他声優の兼役例とは異なりいずれか一人の表記ではなく、本当の意味で同一人物という事を反映してか〈真中のん:田中美海 かのん:田中美海〉というように、ご丁寧に全員分クレジットがなされている。
改めて声優は大変だと思う。
上記の通り「のん」としてアイドル活動を宣言しているが、後の第103話にて「トライアングルの活動は抑える」との旨を発言したため「~のん」に変身しての活動自体は行っている。ただし1人3役の限界を悟った故トライアングルとして神アイドルグランプリには出場せず、変身しての活動自体も控えている。
神アイドルグランプリが進んでいる中、なかなかメンバーが見つからなかったが、月川ちり・太陽ペッパーの2人と出会い、「ノンシュガー」として再デビューを果たす。
年下のセンターが年上のチームメイトを引っ張るという図式はらぁらと共通しているが、らぁらが明確なリーダーというよりは精神的な支柱といった存在であるのに対してのんは実質的なリーダー兼参謀、とチーム内での役割は大きく異なっている。この辺りは姉妹の性格の違いがよく現れていると言えるだろう。
ブランドや姿が変わったからかトライアングルとしてのアイドルランクはリセットされており、また1からやり直している。神チャレンジライブもやり直すかと思われていたが、123話の神チャレンジライブではノンシュガーの中で1人だけ不参加状態であった。この状態でもノンシュガーはグランプリに出場できると明言されており、実際のんはトライアングルのスーパーサイリウムで参加した(デザインはノンシュガーとしてのものに自動的に変更されている)。
さて待望の姉妹デュエットだが、121話にて、誕生日を迎えた姉の頼みで「今日だけだからね」と遂にデュエットを果たす。最初はライバルだからと頑なに拒んでいたが、らぁらの辿った道筋を知って承諾した。ライブ後はノンシュガーとして神アイドルを目指す決意を更に強くしたようだ。
強烈なキャラクターが多い本作では数少ない常識人ポジションであるため、3rdシーズンでメインキャラに昇格してからは益々苦労人として周囲に振り回されている。
ノンシュガーを結成してからもちり・ペッパーの関係には頭を悩まされていたが、2人が123話にて打ち解けたことに心底喜んでいた。
しっかり者ゆえプリパラデビューしても計算ずくかつ理論的に活動していたが、その産物であるトライアングルを止めノンシュガーとしてちり・ペッパーと関わるようになるにつれ、「チームで通じ合う」「ぶっつけ本番」といった、理論だけでない現場力が身につき成長していっている。
3クール目では殆どノンシュガーが話の主軸に据えられていたため、翌年度の新シリーズの情報解禁までは、視聴者達の間でらぁらからのんへの主役交代の噂もちらほら出ていた程。
続編ではあまり大きな活躍はないが、39話でクイズ大会の司会を担当している。また、3DS版では彼女のファンになったと語っている。
続々編のノンシュガー主役回では先述の現場力を生かして、いつの間にか着用したアメフトスーツで喧嘩したちりとペッパーを力押しで止め、マリオのことで逃避するあまりを立ち直らせるきっかけになった。
アーケード版でノンシュガーの「のん」は、神4弾後期の楽曲イラストで顔見せ先行登場を経た後、正式なプレイヤーキャラとして神5弾から登場した。TwinkleRibbon Sweetも新ブランドとして同時に登場している。トライアングルとも共演可能なため、ドリームシアターかトモチケランウェイであれば1人4役ライブも可能(3DS版では、のん本人が実行していた)。
余談
当初のんはアニメにしか登場しないオリジナルキャラとして考えられており、プリパラチェンジ前のキャラクターデザインは原将治によるオリジナルであった。プリパラチェンジ後はシンソフィアの金谷有希子の原案を基にしている。
デザイン当初は小学3年生の平均身長を意識して、今のデザインよりも背を高くしていたが、森脇監督の要望によりらぁらとの差が大きくなるように身長が小さくなった。この結果、3rd seasonでのんがメインキャラクターに昇格した際に、プリパラチェンジ前のノンシュガーの身長バランスが悪くなることに。この関係で、プリパラチェンジ前のデザインが未定であったペッパーの身長を少し縮めてデザインすることになった。
のんの身長についての考察があり、それによると彼女の身長は『110cmから120cmの間』ぐらいだという。これは小学1年生女子の身長とほぼ同じ。つまり、少なくとも小学校に入学してから、身長がほぼ伸びていないということになる。
2023年5月29日に深夜のとあるバラエティ番組で、彼女の痛車が紹介され、ネット上で話題になった。
関連イラスト
プリパラ外
プリパラ内
トライアングルとしての関連イラストはこちらを参照。
トライアングルとのん自身を共演させたイラストも多い。
関連リンク
関連タグ
- 真中らぁら 彼女の姉および主人公
- 真中姉妹 らぁらとのタグ
- 白井ななみ ファンであるピンクアクトレスの一人
- ラビリィ 次作キラッとプリ☆チャンで中の人が同じキャラ。ご主人様の一人がらぁらと同じ中の人。スターシステムでのらぁらも登場している。
- 桃山ひかり、青空ひいろ 後のシリーズに登場したよくできた妹たち。
- 月坂紗由(学年が違うが)学生アイドル繋がり・カップ焼きそば現象・同じ血液型と9月生まれ(1日違い)
- 片山実波 同じ声優かつ別アニメでアイドルをしている
- 星川リリィ 同上
- 折笠アユム 同上。決めポーズも少し似ている。